見出し画像

閉塞感を切り拓く

新しい生活様式とやらになってから1年近くになる。テレワークメインになって、はじめのうちは通勤しない分有意義に時間を使えるぞと、ほくそ笑んでいたものの、結果的に残業時間が増えている。これは私に限ったことではなくて、アンケートによれば51%程度の人が残業が増えたと答えている。
会社にいるのと違ってそろそろ帰らないとな、の雰囲気がないことや、テレビ会議が何となく長くなりがち、なんていうところが原因だろうか。

今回の年末年始は帰省することも出来ず、加えて作らねばならない資料等があったから正月気分とはまるで無縁だった。やっぱり何かしらの区切りがないとちょっとしたココロの疲れを感じる。
あぁ疲れてるなあと感じる。こういう時は思わず過食してしまうから気をつけないと。

こういう時には運動をすると自律神経に良いと言われている。また、少しの疲労感が深い睡眠につながる。
一時期に比べて運動の強度を落としていたから、HIITトレーニングがやけにキツく感じる。
「つ、つらい」やめちゃいたいところだけれど、ここでズクを出すことに意味がある(長野の方言。根気を出す、横着しないといった意味)。

音楽に身を任せながら、ひたすら縄跳びをする。マスクから漏れる息が冬の空に白く蒸散して、ココロの奥が弛緩するのを感じる。日によって30分の縄跳びが軽く感じたり、永遠かのように感じたり、運動は単に体力だけで行うものではないなと改めて思う。
そこからほとんどいなくなった駅の階段を登って、降りて、線路をまたぐ橋から続く坂道を箱根ランナーにでもなったみたいに駆け下りて公園でストレッチをする。

1日の終わりが一番気持ちが軽くなる。閉塞感を切り拓いてまた明日を迎えよう。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

最近の学び

よろしければサポートをお願いします。自費出版(紙の本)の費用に充てたいと思います