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【HRコラム#25】大切だけれど難しい”傾聴力”

​​&donutsプロジェクト HRチーム2名(青木、中島)がお届けするコラム。
こちらのコラムでは、「一歩進んだ私へ」をテーマに、一人ひとりの、よりウェルビーイングなワーク・ライフ・インテグレーション(WLI)を実現するためのキャリア自律のお手伝いになるようなtipsをお届けします!そして、時にはHRチームメンバーのリアルな横顔も。 自分の「ライフキャリアをもっと自由に描きたい」そんな方が一人でも増えることを願いながらお届けします!

こんにちは。HRチームの青木です。
一気に気温が下がり、本格的な冬の訪れを感じる季節となってきましたね。リフレッシュ時間でもあった気持ちのよい自転車通勤も、少しずつ寒さとの戦いへと変わってきました。そんな私のもっぱらの関心は、自転車の防寒対策です(笑)。

(この記事は2021年11月9日にFacebook・Instagramに投稿されたものを一部修正し移行しております)

「聴く」ということ

週末に、息子を連れて、久しぶりに実家へ帰省しました。元気そうな両親の姿を確認でき、私自身もゆっくりとパワーチャージすることができて有意義な休日となりました。そんな帰省の間に、いつも以上にご機嫌に楽しそうに過ごす息子と接しながら、実感したことがあります。それは「聴く」ということの大切さと難しさ。

久しぶりの祖父母との時間に、喜んでいることもあるのでしょうが、息子がよく喋る喋る(笑)。それは、私に対しても普段以上で、何が違うのかとよくよく考えてみると、私の聴く姿勢ということであると気が付きました。

最近の私と言えば、「早くしてー」「もう行くよー」「時間だよー」の繰り返し。ついつい時間に追われて、心と耳を傾け、相手の話や表情に注意を払うことをおろそかにしていました。ゆっくりと待ってもらえず、話も聞いてもらえずにむすっとした表情をしていた息子は、とても不満だったのだろうと思います(息子よ、ごめんね)。

傾聴とは…

カウンセリング的に言えば、私は「傾聴」が出来ていなかったのです。ということで今日は自戒の念も込めて、その復習を。

ロジャーズの3原則(傾聴に必要な3要素)
 1.共感的理解
 2.無条件の肯定的関心 
 3.自己一致 

詳しく知りたい方は、HRコラム NO.23でもご紹介した以下のポータルサイトでご確認下さい。

厚生労働省/こころの耳「傾聴とは」

聴く側自身に、聴くこと以上に、話したい・伝えたい・確認したい思いが強くがあったり、思い込みがあったりすると、フラットな心で相手の話に耳を傾けること自体が難しくなります。さらには、「傾聴するぞ!」と強く意識して対峙することなく、日常的にこの「傾聴」姿勢をとり続けるのはとてもとても難しいことなのです。言い訳のようですが、これまでのビジネスシーンで「傾聴」を何度もトレーニングし実践してきた私の経験としての実感です。

とはいえ、息子を通して「聴く」ことの大切さを改めて痛感した今、すぐには出来ずとも、日々の生活に置いても、その姿勢を取る努力は続けようと強く思いました。

家庭だけではなく、職場でも、円滑なコミュニケーションや相手を理解するためにも大切な傾聴の姿勢。あなたは「傾聴」できていますか?

次のコラム(11月8日予定)もどうぞお楽しみに☆