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場面緘黙症

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2023年3月の記事一覧

通信制高校 中退(仮)

30代の精神障害者。

聴覚過敏のせいで、体育の授業に参加出来ない。これでは何年在籍しても卒業は不可能であろう。

一応担任の先生に相談してみろと、母が言う。
「失礼の無いように低姿勢な言葉でね!でもスッポンのごとく食い付いてお願いするのよ!」

電話は苦手なので、メールを送ろう。

えーと…失礼の無い言葉遣い???
文章を延々と考えていたら、母が「アンタは何をノンビリしとるんや!さっさと送れ!」

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「イジメられる方が悪い」

最近、昔の事ばかり思い出す。
場面緘黙症がひどかった小学生時代の事を。

話し相手なぞ居ないので、ここに書いてみる。

大人になり、場面緘黙に関する体験談をネットや書籍類で拝見したが、私ほど症状の重い人は滅多に居ないように思えた。(調べ方が足りないだけかもしれないが)

私は学校で話せないどころか、身体も動かせなかった。体育なんて、ほとんど参加出来ない。歌も無理。給食も駄目。

歩くのも困難。こち

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通信制高校

中学生の時に不登校になって、そのまま引きこもりになった。

今現在の教育現場については知らないけど、私の子供時代では、不登校児童というのは「ナマケモノの甘ったれ・楽をしてる狡い奴」といった認識であったように思う。
(学校からは、ぶん殴ってでも学校に連れてきて下さい!という指導があったほどだ)

なので私も「怠け癖から学校に行かなくなった駄目人間」と評されていた。

本当は悔しかった。
ちゃんと勉強

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都会人って短気なのかな?

我が地元は過疎化している。
シャッター閉まっているお店が多い商店街…みすぼらしい駅ビル…

こうなると、企業側も出店してくれなくなる。こんな過疎地で開店したって、どーせ客なんか集まらないだろ、って。

なので、欲しいアイテムが地元に売ってない。ではどうするか?賑わっている隣の県に行くのだ。お隣は、人もお店も商品も沢山ある。

最近は遠出する元気が無いので行かなくなったが、以前はよく隣の県に遊びに行

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闘病日記 -3月-

私の主治医の先生は、かなり評判の良い名医だった。けれど、残念ながら高齢を理由に今年退職されてしまった。

その先生曰く、

君は自分の事を冷静に分析出来ているから、病人の中でもまだまだ元気なんだよ。

本当に病んでる人はね、自覚が無いんだよ。何故か気が滅入ってる…
何故か何も手につかない…
何故自分はこんなに駄目な人間なのだろう…
……そうして、やるべき事も楽しかった趣味も何も出来なくなって、寝た

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氷のような冷たいひと

氷のような冷たいひと

他人と関わる事から得られるメリットは多い。

他人の感性に触れたり、自分と異なる意見が聞けたり。ご年配の方の体験談も興味深くて、なかなか面白い。

かんもく症をいまだに引き摺ってる私だけど、やはり人と交流するのは楽しいし、構ってもらえるのは嬉しくもある。

しかし、
メリットを得ているのは私だけで、相手の方々にとって私は、有害な存在なのではないか?

末期の人見知りの私は、相手に打ち解けるまで数年

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場面緘黙児だった子供時代

場面緘黙児だった子供時代

「場面緘黙症だった」と過去形にしてますが、ネットで改めて場面緘黙について検索してみたら、
大人になった今現在の私も場面緘黙症に該当するようです。

●大人の場面緘黙の特徴●
・不安感・緊張感が強くて職場でなかなか発言出来ない
・仕事の指示が聞き取れなかったのに、「もう一度お願いします」と言えない。

等々。。。
私の場面緘黙は治っていないのか?

それは一旦置いておいて。。。

子供時代の事から書

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