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異業種から転職してすぐに新サービス立ち上げ、社長プレゼンまでしたPMの入社1ヶ月を振り返る

大手新聞社デジタル版サービスのユーザー獲得やプロダクト改善の経歴を持つ菅さんに、入社1ヶ月たった今、どのような仕事をしているのか、チームの人や、会社の雰囲気について聞きました。

菅 洋祐 経歴
新卒で大手新聞社にビジネス職として入社。デジタル事業を展開する部門でオンラインニュースサービスの改善企画・設計、会員獲得プロモーションに従事したほか、ウェブマガジンサイトの改善、記事コンテンツ企画、広告コンテンツ企画を担当。2021年9月にマネーフォワードへ参画。ホームカンパニー事業開発部に配属。

kurobe:はじめまして。ホームカンパニー盛り上げ隊長のkurobeです。早速ですが菅さん、入社してまだ1ヶ月なんですね。

:はじめまして、菅です。はい、入社して今1ヶ月がたちました。

kurobe:すでにホームカンパニーのメンバー内で、「菅さんすごい」という声がささやかれ始めていますね。今日はマネーフォワードに入社した経歴や、ホームカンパニーを志望した理由、入社1ヶ月で感じたことなどを聞いていきたいと思っています。

:ありがとうございます。まだまだサービスを作るという点ではこれからなので、恐縮ですが、嬉しいです。

プロダクト改善、サービス立ち上げ、プロモーション企画...9年間で得た幅広いスキル

kurobe:ではさっそくですが、まずは菅さんの社会人遍歴を教えていただけますか?

:大学卒業後、新卒で大手新聞社にビジネス職で入社し、デジタルサービスの部門に配属されました。そこで9年間勤め、今回初めて転職をし、マネーフォワードに入社したというかたちです。

kurobe:新聞社のビジネス部門を志望されたのは何か理由があったのですか?

:はい。もともと、新聞を入り口として自分の世界が広がることがいいなとおもっていて、新聞という媒体が好きでした。直接ニュースに関わらないとしても、会社というビジネスを支えることに魅力を感じて志望しました。

kurobe:新卒入社から9年間勤めたとなると、いろいろなことを経験されたんじゃないですか?

:そうですね。最初は、デジタル版サービスの有料会員獲得プロモーションの企画や、分析・改善などを行っていました。
その後、ライフスタイルマガジンの編集部に入り、新サイトの立ち上げや、ファン獲得のためのプロモーション企画、サービス改善を考えるような、PM的な役割になっていきました。

kurobe:新聞社と聞くと記者や編集者のイメージが強いですが、がっつりとITっぽい仕事もあるのですね。

:そうですね。大手通信事業者に1年間出向してたときには、UXリサーチをするチームに参加し、ユーザーインタビューや、決済サービスについての立ち上げまえのユーザビリティテストなども経験しましたよ。

戻ってからはデジタル版サービスの改善チームで、ユーザーがより深く長くつかってもらうためにどういう改善をしたらいいか、またそれをどのように実現するかという企画設計をしていました。ABテストを繰り返して、KPIをあげていくということをしてましたね。

kurobe:なるほど、ディレクターであり、マーケターであり、PMであり、といった感じで幅広いスキルを積まれてきたんですね。

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転職のきっかけは、デザイナーのセルジオさんとドムさんに惚れてマネーフォワードの話を聞いてみたいと思ったこと

kurobe:充実した仕事ライフを送られていたのではと思うのですが、転職するきっかけは何かあったんですか?

:そうですね、前職ではたくさん成長も実感していて、やりがいも感じていて、仕事は楽しんでいました。なので、転職の準備をしていたわけではないのですが、いつかは環境を変えるのもありだなとは漠然と考えていました。

そんなときに、Xデザイン学校というオンラインスクールで、マネーフォワードのデザイナーのセルジオさんとドムさんと一緒になる機会がありまして。グループワークなどでご一緒したときに、シャープな意見なんだけど人当たりの良い雰囲気とか、物事を前向きに進める感じに、なんか素敵だなと感じて。優れているうえに、一緒に何かをすすめるうえでやりやすいというか。

あと、デザイン、広い意味で何かをつくって提供するということに、プライドを持っているなと感じて、いいなぁと思った。2人もこういう人がいるってことは、組織にも共通するものがあるのかなと、興味を持ちました。

kurobe:なんと、2人に惚れてくれたのがきっかけだったんですね。セルジオさんもドムさんも、名前は一見いかつい(?)ですが、実際は物腰やわらかく話しやすいんですよね。

:はい、ドムさんは顔もいかついんですけどね。実際は優しいですよね。その後、懇親会でドムさんが「マネーフォワードが積極的に採用しているからカジュアルにお話しませんか」ということをおっしゃっていたので、後日連絡してみたんです。

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kurobe:マネーフォワードの中でも、toC向け事業部とtoB向け事業部がありますが、もともとtoC向け事業部のホームカンパニーを志望されていたのですか?

:いえ、そういうわけでもなくて。社会にとって意義のあることをしたいと考えているなかで、SaaS領域にも興味はありました。なので、どちらについても最初はお話を聞きましたね。

kurobe:最終的にはなぜホームカンパニーを選ばれたのですか?

:ホームカンパニーの領域の話を聞いていて、チームが捉えている課題や、取り組んでいることが、それまで自分がやってきていることに連続性もあるうえで、自分が挑戦できていないところをやっていけるんじゃないかと感じたんです。

チャレンジでもありつつ、これまでやってきた経験も活かせて、ちょうどいいジャンプかなと思いました。その後、こちらからお願いして、ホームカンパニーのデザイナーやエンジニアのリーダーの方にもお話を聞かせてもらったのですが、サービスへの姿勢や、改善を積み重ねてきている体験談などを聞いて、共感できるところも多く、いいなと思いました。

入社1ヶ月で、新サービスのプロトタイプ作り、経営会議でのプレゼン。


kurobe:入社してからの1ヶ月ではどのようなことをされてたんですか?

:私の入社と同時に、toC向けの新サービスのキックオフがあり、すぐにコンセプトづくりからサービスの企画を開始しました。とりあえずFigma(デザイン制作ツール)でプロトタイプを作成し、データを扱う部署や法務部など社内の各所に確認しながら、詰めている最中です。ユーザーのフィードバックも欲しいので、社内インタビューを準備しているところですね。

kurobe:すごいですね!もうプロトタイプ作成まで進めているんですか?

:はい、まだ粗い状態でもいいから、目に見えるものを作ろうというのは意識していたんです。キックオフの段階で、上長とざっくりした進行スケジュールは決めていたのですが、そのスケジュールで進めるためにはまずプロトタイプを形にして、企画を詰めていくのが良いだろうと考えていました。

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実際に形にしたことで、経営会議でプレゼンする機会をいただき、早い段階で社長の辻さんにもフィードバックをいただけました。それによって、自分が考慮できていなかった部分が浮き彫りになり、何を考えるべきか、何をクリアにしないといけないのか明確にしながら、少しづつ進んでいる感じです。

kurobe:入社1ヶ月ですでに社長のフィードバックも受けているとは、なんたるスピード感。立ち上がりがかなり早いと感じるのですが、進めかたや知識の習得には困らなかったのですか?

:そうですね、進め方のフローや、社内知識について分からないことも多いですけど、自分から情報を取りにいくものだと思っているところがありますね。上長に教えてもらったり、誰に聞けばいいかナビしてもらったり。社内の情報共有ツールにもけっこう情報があるので自分で探したりしています。

組織としてスピード感や自由度を意識しつつも、守りもしっかりしているというバランスがちょうど良い。

kurobe:1ヶ月間を振り返ってみての感想は、どうですか?

:今は、わりと自由度高く、企画や進め方について任せてもらえてるなという印象です。このお題に取り組んでほしいというのは明確に伝えていただいたうえで、それにどう取り組むかというのは自分で決めていますね。その上で、フィードバックはもらえるので、変な方向に進むことはないようになっています。

kurobe:分からないことも多いなか、自由度が高いのは大変ではないですか?

:プレッシャーも半分ありますが、自分自身を試せるという意味では、ありがたい環境だと思っています。組織によってはそういう立場になかなか就けないこともあるので。

kurobe:プレッシャーとやりがいが良いバランスを保てているんですね。入社前の予想とのギャップはありましたか?

:ギャップはそこまでないですね。強いていうなら、思ったより「ちゃんとしてた」というか(笑)やはり一部上場企業ですし、コンプライアンスやセキュリティ関連への研修や体制がしっかりしていて。実際に仕事を進める上ではスピードや自由度の高さもあるのですが、守るべきものは守るという仕組みができていて、そのバランスが良いなと思っています。

あと、中途入社の人のやり方に寛容というか、「こういうやり方でどうですかね?」と提案して止められたことはなくて、良いところがあれば取り入れていこうという柔軟な雰囲気を感じますね。

kurobe:ずばり、立ち上がりが速かった菅さんからみて、ホームカンパニーの仕事はどんな方が活躍できそうだと思いますか?

:物事を、前向きに進めていける方じゃないでしょうか。自由に任せてもらえることに対して、それを楽しめる方が合っていると思います。
組織が大きくなっていくなかで、チームの状況や方向性も変化していくと思いますが、それを楽しめると良いと思いますし、自分自身もそうありたいと思っています。

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(画面左:ドムさん 中央:菅さん 右:セルジオさん)

最後に

ホームカンパニーでは今回ご紹介した菅さんのようなPM職から、全職種でメンバーを募集しています。エントリーお待ちしています!



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