見出し画像

過食症克服のための最近の食生活



 過食症だと感じ始めてから治すために色んな方法を試してきたが、どんな方法も効果が出ず本当に苦労して泣いて散々な気持ちだった。でもここ3ヶ月ほど実践している食生活は「過食欲を抑える」「体重を減らす」の両方に結構効果があると思うので書いていきたい。(合う合わないはあると思うし、あくまでも素人の知識レベルなので悪しからず。)
 ちなみに今までに試した悪いダイエット集はこちら↓

内臓疲労を改善する

 まずは内臓疲労を改善するために動き始めた。内臓疲労とは消化に負担のかかる食材(大量の肉、プロテインバーなどの加工食品、内臓を冷やす上白糖を多く含むものなど)や、空腹感が無いのに食べ続けてしまう、などの習慣によって消化器官に過度な負担がかかっている状態のこと。
 つまり内臓を休ませないといけないのだが、そのために実行したのがファスティング。つまり断食。私は準備食2日、本番3日、回復食2日の計7日のスケジュールでやった。一切なにも口にしない訳ではなく、断食中は1日の間に下記を摂る。

  • 酵素ドリンク

  • 水・カフェインを含まないお茶など

  • 梅干し

  • ミネラル塩

 過食症の人間が一切食べることを禁じられるのはなかなかキツイのだけど、なんとか乗り切ると消化力がかなり復活する。あとは副次効果として、体重が減少するのも嬉しい。7月以降で2回実施したが、1回目は2kg、2回目は1.5kgほど減り、そのままリバウンドする事もなく過ごしている。
 私が実践したファスティング方法や使ったドリンクはまた別の機会に書きます。

食材や栄養の偏りを修正する

 仕事のストレス、正しくないダイエット、完璧主義など過食症にはたくさんのトリガーがあるけど、その中でも「正しくないダイエット」による食材と栄養の偏りを修正することが大事だと思う。私の場合は過度に炭水化物を避けて、最終的には大量の肉や、ナッツ、プロテインバー的な加工食品、サプリメントをメインに食事をとっていた。明らかに食材と栄養は偏っているし、消化に時間がかかるものが多いので内臓疲労に繋がったり、不自然な甘味料で食欲が刺激されたり、どんどん体内の状態が悪く、代謝が低くなっていく。「結局瘦せるにはマクロではなくカロリー収支が全て」という説もあるが、それを信じて「消費カロリー>摂取カロリー」を実践しても、私の場合は筋肉量が増えても、心肺機能が上がっても、徐々に脂肪がつき、太っていった。

炭水化物を避ける事をやめて、動物性たんぱく質を減らす

 まずは長年避けていた炭水化物を食べるようにした。玄米を買って炊いて食べてみた。最初は体重が激増するのではと怖かったがファスティング後で代謝が良かったこともあり太ることや浮腫むことは無かった。
 あとは肉や卵など、動物性たんぱく質の量を減らした。これも減らすことによって筋肉量が下がるのではないかと怖かったが、長年の積み重ねや、植物性でも最低限は摂取で来ていることもあるのか、減ることはなかった。少なくとも家庭用の体組成計では現状のところ減っているようには見えない。動物性のたんぱく質は体内の炎症を起こす可能性が高いので、アレルギーとまでは言わなくても身体に負担がかかっていることがある。私は幼少期からそこまで丈夫ではないこと、大人になってから原因不明のかゆみなどが出ること、時々胃腸炎にかかること、などから思い切って外食の機会以外は肉・卵・魚を食べていない。

加工食品を避けることを意識する

 次のステップとして、食材は基本的に加工されていないものを自分で調理するようにした。例えばインスタントの味噌汁から、自分で具材と味噌で作るように変えた。インスタントや出来合いのお惣菜には思っているよりもたくさんの保存料、防腐剤、化学調味料などの不自然なものが含まれている。これらが内臓を疲労させ、痛めつけている可能性が高いのだ。また、うまみ調味料のおいしさが脳を刺激して食べ過ぎにもつながると思う。自分で作れば作り置きもできるし、安く済むので一石二鳥。

具体的に今食べているもの

 実際に今食べている食材はこんな感じ。もちろん日によって果物の種類が変わったり、大好きなアイス食べたりもしているので若干の揺らぎはある。

➀炭水化物
玄米・黒米・小豆を混ぜたもの
ジャガイモ
さつまいも

➁たんぱく質
高野豆腐
豆と野菜のサラダ
豆腐(味噌汁の具として)
納豆

③その他
果物(最近ならリンゴなど、季節の物)
海藻類(味噌汁の具として)
ショウガ
梅干し
キノコ類

ここら辺を上手く組み合わせて食べている。玄米だと大体1.5-2合食べている感じだと思うけど、太ったりはしていない。

まとめ

 中途半端に勉強したせいで自分の中で「~じゃないといけない」が強くなってなかなか変な食生活から抜けられなかったけど、思い切って食生活を変えてみて良かった。なかなか今までの週間を手放すのって勇気がいるけど、今過食症にお悩みの方は一度ガラっと方向転換してみるといいかも。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?