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読みたいときに訪れる、自分用の本棚。
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#京都

Kameoka Cycling Tour! vol.4

朝から霧が立ち込めるなか、『Kameoka Cycling Tour! vol.4』を実施しました。 ホームの奥に見えているスタジアムも、完成に近づいています。 霧が出る日は晴れると信じて・・(笑) 今日は、おくどさんで新米を炊こう!という企画で、道の駅「ガレリア」でごはんのお供を購入し、保津町にある農家民宿「Farmhouse NaNa」さんへ。 ウェルカムボードがうれしいです。 到着する頃には気持ちのいいお天気に。 早速おくどさんに火をくべていきます。といって

亀岡のものづくりを巡る1日。

きょうは、朝からDESIGN WEEK KYOTOの「プレプレツアー in 亀岡」のお手伝いへ。 亀岡駅から車で北へ5分のところにある、「ほづあい研究所」さんと「長岡銘竹株式会社」さんの亀岡工房を訪ねました。 ほづあい研究所 所長・吉川さんのお話。京水藍の復活をさせようと、藍づくりからはじめていらっしゃいます。 ジャパンブルーで感じる夏。 布ものだけでなく、板も染めることができます。 続いて、お隣の長岡銘竹さんへ。竹の種類や竹垣のお話を伺いました。 使用している竹

芦生を流れる、いい時間。

ここは、京都市内から車でおおよそ1時間半ほどの場所にある、人口50人あまりの小さな集落「芦生(あしう)」。 この川のすぐそばで、夏のあいだオープンしている「芦生 川の家」。昨日から営業がはじまり、早速おじゃましてきました! ツナグムの方でも企画の一部をお手伝いさせていただいています。 会場は、地域の真ん中あたりにある公民館。 営業開始に向け、着々と準備が進んでいきます。 「トイレの案内は、どんな矢印を描いたらわかりやすいだろう?」 地域の農家さんから、次々に商品

Re: 出発の日のことを。

いまの仕事を始める前、【世の中にはこういう仕事があるんだ / わたしが考えていたことがすでに実現している!(大変恐縮ですが)】 と衝撃を受けたことが2つあった。 ひとつは、山崎亮さんの『コミュニティデザイン』に関するプロジェクト。 そして、もうひとつは、東京・谷中にある『hanare HAGISO』というまちやどの取り組み。 前者は、異なる背景をもった人々の コミュニケーションや相互理解の促進に関する調べものをしていた時に、大学の本棚で出会った。 もともとは、日本にい

だれかと一緒なら、地元はもっとたのしい。

あいにくの曇り空でしたが、涼しくてサイクリング日和。 今日は、先月からゆるゆるはじめたあそびの企画【Kameoka Cycling Tour!】の2回目を開催していました。ルートは第1回目とほとんど一緒ですが、ワークショップの内容を変えて開催していました。 田んぼの水鏡がとにかく美しい。地元にも関わらず、なんども「いいですね〜」を繰り返していました(笑)。 今回は、亀岡在住の陶芸作家・篠原恵さんをお招きして、アクセサリーや小物づくり。以前体験させていただいた時間がとても

映画「かめじん」から、はじまったこと。

このまちに「かめじん」という映画ができて、2年。 青谷明日香さんのように なんども繰り返しては言えないけれど、このまちをもっと好きになりたいと思う理由が この度ひとつ増えました。 このまちが好き このまちが好き じいちゃんとばあちゃんが出会った このまちが好き このまちが好き 父さんと母さんが 恋をしたこのまちが 何年かかっても 何年かかっても 叫び続けてやるさ このまちが好き 何年過ぎても 何年過ぎても ひとつしかないこのまちが好き 青谷明日香 / そこからは

寝る前のメモ。

そこに『場』ができたことで、行動が変わっていることを実感する。 わたしの地元には、『保津川下り』が楽しめるシンボリックな川がまちの北側にあり、西から東へ向かって水が流れている。この地に生まれておおよそ25年のあいだ、両手で数えるほどしかこの川を越えることはなかったと思うけれど、この1年でその数をはるかに上回るほど、何度も橋を渡っている。盆地の南から北へ向かい、北から南へ帰る。 それは、この場所にアートの発信・まちの人たちの交流拠点『KIRI CAFE』ができたから、という

当事者としての『まち』のリサーチ。

先日、MTRL KYOTOで開催されていた『リサーチを考えるシンポジウム Vol.2 _どうやって新しいまちを「知る」か?』というイベントに参加してきました。 ◆企画概要 不動産紹介&企画の観点から、どうやって新しいまちを「知る」か?じっくりと考える企画(中略) 細かすぎて伝わらない気づきや新しい視点の共有をサロン形式で発表し、リサーチについて登壇者・参加者双方ともに理解を深めることが目的です。 (イベントページより) (詳しいレポートは、おそらくそのうち公開される

徒然雑記。

祖母の家が新しくなってからはじめてのことだろうか、わが家につばめがやってきた。子どもを産んでも大丈夫な環境かどうか、つがいでしっかり見張っている(ような気がする)。 なんとなく、ちいさな「兆し」のようなお話が舞い込んできている。それを糧にできるかどうかは、どこまでいってもじぶん次第なので、ただ黙々とやっていくことになるのだろうな。 –––––––––––––––– いまのところ、会社に所属しながら決まった仕事をして毎月お給料がもらえているので、こうやって合間にちょっとし

いろんなレンズを向けてみる。

ずっと前から気になっていた、単焦点レンズを買ってみた。 ほかのレンズも見ていたのだけど、価格とレビューで最終的にこちらを選択。プロを目指したいわけではないので、あんまり高いのを買って失敗すると ちょっと悲しくなるもんで(笑)。 それにしても、レンズを変えるだけで写真ってこんなに変わるやなぁ。1枚目はちょっとピントが甘い。 「藤原邸 RESTAURANT 淳」さんの水木限定プレートランチ、とっても美味しかった〜! 明確な目的があるわけではないけれど、iPhoneと #写

Kameoka Cycling Tour vol.1

5月4日(土)に、亀岡でサイクリングツアーを開催しました。 10時にJR亀岡駅へ集合し、『かめまる観光レンタサイクル』でそれぞれ自転車を借りました。亀岡市内に7つほどポートがあり、その後の予定に合わせて好きなポートで返却が可能です。(※ただし、返却時間は16時です) とにかく気持ちのいいお天気! 駅の北側に建設中のスタジアムが、どんどんかたちになってきました。 反対側を見ると、ちょうど『保津川下り』が嵐山へ向けて出発していました。一度は乗ってみたいな〜(実はまだ乗った

「時間」を受け継ぐということ。

きょうも、古民家の解体作業を手伝いに知り合いのところへ。 築年数はおよそ100年。壁を覆っていたベニヤ板のようなものを剥がして、天井を抜いていく。立派な梁を見るたびに、その構造を知るたびに感動し、【家】が人の手でつくられているということを改めて感じる。 最初がどうだったかはわからないけれど、家の中になにひとつ【モノがない】という状態では、以前はどんな人が住んでいたのか、どんな暮らしをしていたのか、なかなか想像するのは難しい。でも、ここにも確かに人が住んでいた。 知人から

山あいの暮らしを訪ねて。

山あいの地域は、自然との距離がぐっと近い。 鮮やかな緑色の山々も、木津川の流れでは微動だにしないごつごつとした岩肌も。そこかしこから、寒くて暗い冬を乗り越えた、春ならではのエネルギーを感じる。 1週間のあいだに、お仕事で京都府南部の【山城】と呼ばれるエリアへ二度ほど足を運んできたので、写真と一緒に地域の様子をお届けしていこうと思う。 加茂駅から先の乗り換えは、ICカードは使えなくなるのでお気をつけて。 ————— JR大河原駅を降りてすぐの風景(南山城村) 村に唯

Exploring my / your hometown.

「おいでよ」と言えるようになったのは、わたしがこの町のことを知ろうとするようになったからだと思う。 そこにあったはずの景色を、20年以上通過していたのは紛れもなくわたし自身だった。仕方がないといえばそうなのだけれど、家と駅を往復する生活で立ち寄る場所はスーパー、コンビニ、本屋、時々近所の和菓子屋ぐらいだったし、地元で過ごした記憶なんて中学校までのこと。 一番大きなお祭りも、町内が違えば関係のないことで、この仕事に就いた23歳の年にはじめて訪れたんだっけ。そんな感じで、わた