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読みたいときに訪れる、自分用の本棚。
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2018年11月の記事一覧

今年も残すところあと1ヶ月。

言い訳のように使ってきた「年内までに」の「年内」が、もうすぐそこまで来ているらしい。 気がつけば、あっという間にね。明日から12月だなんて、ちょっとまだ信じられなくて。 今日は朝から1日中、自転車に乗って亀岡をぐるぐるしてました。この季節の自転車って、案外好きかもしれない。(寒いけど) 朝日が昇る 明日の色に 暗闇を抜けて輝く「今」 THE CHARM PARK / Sincerely, 今月もなんだかんだで駆け抜けた感じはするけれど、あれもこれも11月だったのかと思

今日のメモ。

自分の手が届くところからはじめよう! と思うようになったのは、大学で「開発経済学」を学んでいたからだと思う。 ODAやNGO、国際ボランティアによる支援、BOPビジネスやマイクロファイナンス、クラウドファンディングなど、幅広く法律、経済、経営、政治、あたりを扱う学部の授業のなかで一番興味のある分野だったと思う。 (まあ、もともとそのあたりを勉強したくて選んだ学部だったしね。) 机上の空論になることを避けたいのに、金銭的にも時間的にも日本にいるとなかなか現場を知ることがで

積み重ね。

毎年あったはずの光景に、今年はじめて出会うことができた。 退屈な毎日も 当然のように過ぎてゆく 気づかないような隙間に咲いた花 来年も会いましょう くるり / 奇跡 何気なく歩いていると見過ごしてしまうような、そんな光景を意識して集めるようになってから、自分のまちを知ることがたのしくなってきた。 だからこそ、変わってゆくものも、変わらないものも、いまはとにかく全部大事にしてみたい。 変わりゆく時代のなかで、変わらなかったものを「記録」していくような、標本箱のなかに

自分の内側にある「ことば」を探しに。

「本」が好き、というよりも「本屋」が好き。 うまくことばにできないもやもやした感情が生まれたとき、わたしはジョギングをするか、本屋に足を運ぶ。 ジョギングはエネルギーの発散と思考整理をするために、本屋は自分のこころに引っかかる「ことば」を見つけるために。 本屋に足を踏み入れると、四方八方どこを見ても活字だらけ。なにかこころに迷いがあるときは特に、たくさんの文字群からわたしが “求めている情報” を見つける作業をする。 そんな風に活字の海を旅してみると、そこにはいつも様

解消できない雑念と。

あたまの中がぐちゃぐちゃしている。 目の前にあること、自分が大切にしたいこと、これからやってみたいこと、そのために必要なこと。諸先輩方が「自分」というものを確立されていくなかで通って来た道のりだと信じたいけれど、わたし自身がいま、その過程にいるのかどうかが時々わからなくなる。 正解がないことなんて、とっくにわかっているはずなのにね。 Life 僕を生きる もがきながらでも 自分という心で 絢香 / はじまりのとき 社会に出て3年そこらのわたしが、「はたらく」ベースをつ

かめおか霧の芸術祭、はじまりました。

本日は、「かめおか霧の芸術祭」キックオフイベントでした。 霧は大地の呼吸である 丹波霧」と呼ばれる亀岡盆地を覆う濃霧。「かめおか霧の芸術祭」は、この霧を象徴に亀岡市一帯でアートを耕し、人と地域の魅力を育てる芸術祭です。芸術祭の幕開けとなるキックオフイベントでは、亀岡にゆかりあるアーティストが集い、展覧会、ライブ、ワークショップ、トークと盛りだくさんの内容でお届けします。 本日はキックオフイベントということで、1日を通して様々なプログラムが開催されました。 〈wor

眠る前のメモ書き。

わたしだったら「仕事」になるのだろうか。いや、案外そうでもないかな。 断ち切れないものについて、ぼくらはもっと理解をしておくほうがいいんだろうね。依存みたいなものは、簡単に断ち切れないけどさ、それに「依存してるかも」と意識できていることが、すっごく大事なんだと思うんだよね。 11月24日の「今日のダーリン」より なににも依存しないようにと、いろんなものとの距離を置きながら生きることが良くも悪くも癖になっていて。自分のいちばん面倒くさいところは自分と家族しか知らない。

どんな物語を描こうか。

地元のゆるゆるキャラクター「かめじん」を、ゆくゆくは絵本にしたいなと思ってるんですよね。地元だけで読まれるような絵本に。 どんなストーリーにしようか全然思いつかないのだけど、押し付けがましい感じにはしたくないかな。でも、実際にあるものや起こった出来事をベースにしていきたくて。 そんな風に思うと、いま現在の「亀岡暮らし」は全部取材になっているので、なんだかたのしいよね。そのほかにも、いますぐ何かの記事を書くわけではないけれど、たくさん亀岡のことを取材するようなお仕事もしてい

ちいさな秋を見つけた。

見つけた頃にはすでに、冬が始まろうとしているのだけどね。 2018年があと1ヶ月と少しで終わってしまうなんて、なんだか想像がつかない。あっという間に時間だけは過ぎていくのに、自分自身の変化が見えず焦燥感に駆られることが度々ある。 「まぁ、最後はなるようになるかな」というタイプなので将来に対しての不安はあんまり感じない方なのですが、年上の方々とお話をしながらなんだか焦っている自分がいて。 重ねた年の分だけ経験値はもちろん異なるわけだし、そこで同じ土俵で話そうとすること自体

わたしの仕事。

はじめまして。わたしは京都の「亀岡」というまちで生まれ育ち、現在は「京都」を中心に地域と関わるお仕事をしています。1993年1月生まれです。 because of my sloping shoulders|商店街のあれこれと京都移住のお手伝いとライティングのお仕事をしています。すこし亀岡率が高めのかめじんです。|アイスランドとバスケとさば寿司が好きです。 親から受け継がれた、生粋のなで肩です。なで肩のせいでいろいろ肩にのせることができず、肩書きもいまはちょっとわかりま

むくむくと。

自分のなかに湧きあがってくるものを、大事にしたい。うまく言葉にできていないのだけど、そういったことを整理する時間をつくれたら。 整理してない記憶の引き出しを、開けてみたい気分もある。 11月20日の「今日のダーリン」より。 思っていたよりもハイスピードで11月がすぎている。 余裕ぶって手をつけずにいたことが、あと10日のうちに終わるのだろうか。いや、終わらせないといけないので頑張るけどね。 毎月あっという間にすぎていくように感じるのだけど、11月は特に一瞬だった。そう

つづく、つづける。

気がついたら続いてきたものを大事にしながら、何も考えずに続けていけたらいいな。それはもしかしたら「呼吸」に近いことかもしれない。 わたしの場合は「写真」と「文章」、そして、その背景にあるもの。 それで生計を立てていくイメージはあんまりないのだけれど、それはきっとこれからもベースにあるもの。考えてみたらどちらも、上手にものを伝えられないわたしなりの表現方法だったんだと思う。 小さい頃に、人の目を気にして本音を言えないもどかしさを書き連ねた「日記」や、21歳ではじめてのイギ

なまえのない道。

家の近所にある、800メートルの農道がすきで。 両サイドに田んぼがあって、真ん中あたりにはベンチがある。遠くにあるまちの風景を眺めながら、のんびり過ごすのにちょうどいい場所。 桜の季節、田植えの季節、稲穂が垂れる頃、稲刈りをしたあと、そして、霧の季節。いろんな季節が訪れるたびに、車を停めて写真を撮る。 今日も朝からすごい霧で、ちょっと立ち寄ることに。 1年を通してすきな場所ではあるのだけれど、道の向こうにパン屋さんができてから、この道のことがもっともっと好きになった。

タイムマシーンに乗って。

扉の向こうには いつかの僕が見える 何度もつまずき 痛む傷もあったけど タイムマシーンに乗ってやり直せたら 望んだ未来になるの? 大橋トリオ / Timemachine あの頃に戻ったとしたら、いまと同じ道を進むのだろうか。 ふと、そんなことを考える夜がある。 答えはきっと「Yes」なのだけど、もしあっちを選んでいたらどうなっていたんだろう? と思うことはいくつかある。 休学をせずにそのまま就活をする未来、静かで美しい山の麓でゲストハウスのスタッフとして働く未来、あの