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教えます。最新英語トレンド&単語。ネイティブにまかせて! その2

アメリカ西海岸からこんにちは。

今日は大きな課題を取り上げます。アメリカでは大きな課題です。その他、英語圏の国でも話題になっているのは確かです。

最新英語トレンド、と言う題名である以上「最新情報」に重点を置いているのですが実はこの話は10年以上前に初めて経験した事です。

当時、子供は中学生。学校でのイベントがあり、「家の大人」*も参加しなくてはいけないと言われ、参加する大人の名前を登録しようとしました。

*ちなみに、本当に「家の大人」と言う形で学校から手紙が来たのです。
親、ではなく、ご両親、でもなく。生徒の家には大人がいるのが法律で定められているけれど(中学生は一人生活はできないので)家の大人が誰なのか、何人いるのかは家庭の事情によって違う。これを意図的に意識しようと学校側が「家の大人」宛に招待状を出したのです。これが10年前の話。その時から家庭の事情を意識して子供達の気持ちを重視した言葉が必要と言う運動が始まったのです。

イベントの登録はネットで行う、と言う指示が来たので早速私と夫の名前を記入しようとしたのですがその前にタイトルを選ぶ欄があったのです。これは結構普通な話。そして、今まではMr. & Mrs. が普通だったのですがこの欄にずらり並んでいるタイトル。

これです。

Mr. & Mrs.
Mr. & Ms.
Mr. & Mr.
Mrs. & Mrs.
Ms. & Ms.
Ms. & Mr.
Mrs. & Mr.
Dr. & Dr.
Dr. & Mrs.
Dr. & Ms.
Mr. & Dr.
Rev. & Rev.
Rev. & Mrs.
Rev. & Ms.
Prof. & Prof.
Mr. & Prof.
Prof. & Mrs.
Prof. & Ms.

これ以上あったような気がするのですが前の話なので全部は覚えていないかもしれません。ここで何が言いたいかと言うとこれは「多様性」の一例である事。世の中には核家族もあって良いのですが、必ずしももう核家族のみではない。父親二人の家族、ママが医者でパパが主夫など女性と男性の立場、親の立場は様々であって良し。

そしてここで最新情報。
今は、新しく男性系でもなく女性系でもないMx.と言うタイトルが出来ました。ジェンダーニュートラルの人の為にある物です。発音はミックス。
私の子供のようにノンバイナリー(日本ではXジェンダー)の人も使える、意図的にジェンダーを曇らせるような表現です。

言葉はどんどん変わっていきます。ネットがあって以前に比べて目まぐるしいスピードで情報が世界を浸透する時代である以上、皆さん、知ってて得です!

今日の最新英語のレッスンでした。
また来週!

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