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きみが里|詩

「きみが里」

空に去りゆく影法師
海へと飛びたつ鼻の唄

ほ、ほっ……

ほたるの里すぎ見知らぬ土地ぞや
そちらの水は甘いであろうか

寂しくなったら還っておいでと
いつぞの優しい夢をみる

ほ、ほっ……

ほら視てごらんよ
あの日の景色
そちらの暮らしは如何なるものか
風は、想いを運んでおるか

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