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黄昏鰤

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ツイッターで書いてた『黄昏町の怪物』派生小説
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#小説

黄昏鰤 第62話

109日目 「刺突!深々とお辞儀、ではなく」 歩いても歩いても町は続く。猪に言われたことは…

黄昏鰤 第61話

107日目 「紳士!二足歩行するシベリアンハスキー」「やあやあそこな君」  下を向いて歩い…

黄昏鰤 はじめに

 「黄昏町の怪物」という、診断メーカーを使ったゲームがある。診断メーカーで出た日替わりの…

黄昏鰤 第60話

106日目 「再入学!煉獄戦士ドラゴンスレイヤーCOSMOS」 調子の狂ったチャイム音が響き、お…

黄昏鰤 第59話

104日目 「不気味!水鏡の向こうの黄昏町」 遠くから複数人が走る音が聞こえる。それと方向…

黄昏鰤 第58話

103日目 「再会!橋を渡りたい化け物」 歩いて歩いて角に浴びた返り血が乾くころ、見覚えの…

黄昏鰤 第57話

101日目 「はい面接!テメエの顔も見飽きたぜ」「……頭痛い」  学校を去り、また住宅街をあてもなく歩く。猫を探して周りを見渡しながら進んでいるのだが、ふとした暗がりに理科室で見たあの目がいるような気がして、おれの気分は最悪だった。町を歩くのがどうにも苦痛だ。それでも、立ち止まるのはもっと駄目だと思った。  見晴らしの良い大通りをぼんやり歩いていると、前方に見覚えのある蝸牛がいた。2階建ての家ほどの大きさで、紅白縞模様の殻を背負った三ツ目の蝸牛。 「こんにちは」 「こん

黄昏鰤 第56話 (100日目特別記念編)

100日目 「黄昏鰤スペシャル放送 ~卒業~」「ッギャあああ!!」  狂乱したおれはなりふ…

黄昏鰤 第55話

98日目 「冷凍!かじかむ記憶」 今日も今日とて歩き回っていたら、槍のようなもので武装した…

黄昏鰤 第54話

96日目 「再々登校!旋律鬼兵ドラゴンスレイヤーf(フォルテ)」 ぎんごん、がんごん、やたら…

黄昏鰤 第53話

94日目 「火葬!放火少年団の暴虐」 ひとしきり黒い獅子の肉球を揉み倒したあと、アーケード…

黄昏鰤 第52話

93日目 「激闘!黒獅子は黒猫に非ず」 気配の死んだアーケード街を通り抜けていると、ふと影…

黄昏鰤 第51話

92日目 「返礼!猫目の少女はまた笑う」  「……あれ? お兄さん」  住宅街を歩いている…

黄昏鰤 第50話

91日目 「暗渠!誰かの安らぎの道」  おれは夕暮れの並木道を足早に歩いていた。左手を強く引かれる。ちょっと急ぎすぎたらしい。歩調を合わせてあげたいけれど、早く行かなくては。日が暮れる前に家に……待てよ? 日は暮れないんだったと気付く。立ち止まって、振り向いた。手を引いていたはずの者はいなかった。  ほんのりと体温の残った左手を見つめる。確かに誰かいて、手をつないで歩いていたと思うのだが。その時強く風が吹いて、並木の葉をいっせいに揺らしていった。 「あれ」葉擦れの音が遠く聞