黄昏8

黄昏鰤 はじめに

 「黄昏町の怪物」という、診断メーカーを使ったゲームがある。診断メーカーで出た日替わりの結果を元に、ステータスを上下させたり、能力(異形)を得たりしながら、黄昏町という世界を主人公に歩かせるものだ。

 【公式説明サイトさま】を詳しくは参照されたい。


 2015年ごろ、私もこの診断を元に、ツイッターで文章を書いていた。ログもトゥギャッターにある。だが、もっと読み返しやすい形にしてどこかに保存しておきたいと思ったので、noteにも載せることにした。
 けっこう膨大な量なので、はたして本当にまとまるのか、それ本当に読みやすいのか、イマイチ疑念はつきないが、とりあえずやってみよう。
 ゆくゆくは続きが書けたらいいと思う。


- 目次 -



(これまでのあらすじ)

『気付くと君はひとりきり。 黄昏色の町は知らない場所のはずなのに、妙に記憶にひっかかる。 聞こえてくるのは怪物の息遣いと、怯える住人達の囁き声。 君は、この町を抜け出すことができるだろうか?』
———黄昏町の怪物[ハンドアウト診断] 説明文より



——20XX年、世界は黄昏色に包まれた!

 町には異形の怪物があふれ、住民たちは自分を守るために武器を持ち、誰も彼もが殺しあう世紀末!死んでも復活するから大丈夫さ!
 その町に、ある日、何の因果か紛れ込んだ人間がいた。そう、まだ、人間だった。では果たして今の彼は?たったひとり、町をさすらう彼の名を知る者はいない。
 さあ死のう、どんどん死のう、生き返ったらまた死のう!魂がぜんぶ擦り減って、町とひとつになる日まで!

『ザ・モンスター・イン・トワイライト・タウン』

今日もまた、黒いアイツを探しゆく。




 

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