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ようやく謎が解けた、フィレンツェのバス

「不便なイタリアのバス」で紹介したが、「遅れてくるのは普通」「刻印は絶対」はよくよーくわかった

そしてフィレンツェから市外、他の県へ行くときも「どのチケットなのか」も失敗しながらも自力で理解した(間違ったチケット使っていて買い直したり、行きは「間違っているかも?」と思いつつ間違ったチケットで乗って、帰りに有人の切符売り場で購入して間違えたことに気づいたりとか)

けども・・・・今回はますますわからなくなったフィレンツェのバス


☆バスは大きく分けて2つ


◆フィレンツェ市内を走るautobus(アウトブス)

フィレンツェの市内を走るバス・トラムのチケットは1.7€で90分乗り降り自由

そもそもフィレンツェ観光で行くような場所はミケランジェロ広場行く時くらいじゃなかろうか(あとはフィエーゾレ)

だから短期の旅行の時はバスを使うことは皆無で、留学していたときは定期券を利用していた

◆長距離を走るPullman(プルマン)

Pllumanは都市と都市、都市と郊外を結ぶ路線を走るバス
私の滞在先はフィレンツェ県ではあるがフィレンツェ市ではないのでこの長距離バスを利用することになる

☆いろんな種類のあるバスの切符


フィレンツェ市内を走るバスはトラムと共通で1種類
でも、フィレンツェ市と他の市、都市と都市などを結ぶ路線の切符はいろいろある これがわからんのだ。。。

2021年にトスカーナ州を走るすべてのバス会社が AUTOLINEE TOSCANE(略してat)1社に統合されたのでバスの切符は「at」のアプリをダウンロードすればアプリ上で購入することができるので私はatアプリを利用している

利用するには利用者登録をまずしておかないと、使いたい時にすぐ使えない
特に乗車時間が迫っている時に利用者登録するのは焦るのでアプリダウンロードとともに登録しておいた方が無難

切符購入の際はアプリ画面下の真ん中(赤丸)「Acquista(購入)」をタップ

フィレンツェ市内を走るバスなら赤枠の「Firenze  Urbano(フィレンツェ市バス)」、私のようにフィレンツェ市外は緑枠の「Extraurbano(市外間バス)」、シエナなどは青枠の「Extraurbano  Veloce(高速バス市外間)」を選択する

この時に「Origine(出発地)」と「Destinazione(行く先)」の選択肢に自分が行きたいところがあるかないかで毎度迷う・・・・
ちなみにフィレンツェ市バスはいく先を選ぶ必要はない

出発地と行く先を設定すると該当の切符が表示される

この時、1回分と回数券のチケットが表示される
回数券分の切符を使う予定があるのなら回数券の方が1回分くらいお得になる(日本の回数券と同じ)

購入の際は「Aggiungi(追加)」をタップして支払い画面へ移る
支払いはクレジットカードで毎回カード情報を入力している(もしかしたらしなくて良い方法があるのかもしれないがわからん)

利用するときは自分が購入したチケット一覧からチケットを選んで使用開始する

検札官が来たらこの画面を見せればOK(だからスマホが動作しなくなるととても困るのだ)

☆謎が解けた


私がずっと間違った切符を使っていた件

先日、フィレンツェの始発停留所にちょうど検札官がいたのでどの切符なのかを聞いたら「市外間バスでフィレンツェからグレーヴェ・イン・キアンティまで」を購入するように言われて購入した

1回5€は結構高額、、、これまで間違ってフィレンツェ市バスの1.7€で載っていたので500円ほど高くなる これでは自分でフィレンツェ往復すると1往復1300円ほどかかるので回数が多いと交通費が嵩む

でも検札官がいうのだから間違いないのだろう

これまで間違った切符で乗っていて、検札官にみせてもなにもいわれなかったのにな、と思いながらバスを降りたら反対側の停留所にMariがいた

近づいていき、これまで切符を間違っていたことをMariに話すと、「それはおかしい、去年、市バスの範囲が変わってここまでは市バス料金でいい」「私はバスを使ってるから間違いない」という

それで余計にわからなくなった

Novellaにその話をしたら私がいつも利用しているバス停の一つ手前までが市バスの範囲になったのでMariの言う通り「市バス料金でいい」という

ただ、それではいつも使っているバス停の一つ前で降りないといけないことになるが、検札官はフィレンツェ市内を走行中に来て市内にいる間に切符を確認するので「どこまで行くか」までは言及しない 見せた時点では間違っていないのでそのまま乗って市バス範囲の一つ先の停留所で降りてもわからないのだ

だからMariとNovellaの言うように市バスの切符でこれまでのように行き来しても大丈夫と言う理解に至った(本当はひとつ手前の停留所で乗り降りしないとダメだが)

ようやく謎が解けた

ちなみに紙の切符の刻印、Ravennaできちんとできておらず罰金を支払うという痛い思い出があるが、今回も危うくそうなるところだった 裏側のバーコードの上に刻印してしまい刻印が全く見えない

すぐに気づいて刻印しなおした

検札官は来なかったので見せる必要はなかったので良かったが、気づかないままに検札官に見せたら「罰金もの」だったかもしれない

とにかく、何度乗ってもバスは緊張する・・・・

だからと言って乗らないでいるとわからないままなので、まだこの先も他の市や街へ乗って行こうと思っている

フィレンツェでバスを利用するにあたってとても参考になったサイトがあるのでリンクを残しておく


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