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図書館で借りた喫茶店本:純喫茶とあまいもの

図書館で借りた喫茶店関連の本、2冊目は難波里奈著『純喫茶とあまいもの』です。以前読んだ喫茶店ビギナーにもおすすめな『純喫茶コレクション』、喫茶店のクリームソーダに注目した『クリームソーダ 純喫茶めぐり』と同じ著者の本になります。

今回読んだ本は、喫茶店で味わえる様々な甘味に注目した内容となっていました。東京を中心に首都圏のお店の紹介が多かったです。

レトロな店内で過ごす時間と、魅力的なスイーツとのコラボレーションが最高な1冊!私は喫茶店に行くとまずクリームソーダを頼みがちですが、たまにはパフェとかプリンを味わってみるのもいいなと思いました。

この本を読んでいて特に魅了されたのが、ふわふわした厚めのホットケーキ。近年よく見るトッピング多めのホットケーキ(パンケーキ)もこれはこれで好きですが、シンプルにバターとシロップで味わう昔ながらのホットケーキもこれまた美味しそうだなと思いました。レトロな喫茶店で食べるホットケーキは雰囲気がいいエッセンスとなって、より美味しく味わえそうです。

また「美味しい」を作る店員さんの思いをところどころから感じられるのもこの本の魅力。同じパフェでも店員さんによって盛り付けに個性がある、カラフルなクリームソーダの作り方、調理道具へのこだわりなど、いつもと違った角度から喫茶店を見てみるのも面白いです。例えば同じホットケーキを作るとしても、その人にしか出せない味というのも世の中にはたくさんありそうですね。

東京や神奈川に遊びに行った時に寄りたくなるお店が増えた1冊でした。首都圏だと有名なレトロ喫茶も多いので、あえて喫茶店メインの旅をしてみるのもいいなと思いました。ちなみに『純喫茶とあまいもの』シリーズは京都編もあるので、そちらも今度読んでみます。

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