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【歌詞・作詞】ハードクイーン

SMが特別好きなわけではないが、
赤と黒に塗りつぶされた、あの独特の世界観が好きだ。

茶目っ気たっぷりで無慈悲な女王様と、
汚らわしくて醜いブタ野郎。

二人が一緒になって遊ぶあの共同作業は、
エロティックな中にも、愛と哀しみと浪漫が溢れている。

日常では味わえない愉悦。

目隠し、手錠、緊縛、鞭、蝋燭、言葉責め、
その手練手管の攻撃は、
相手を思いやる気持ちと共感力があってこそ成立する、
極めて優れた技術であり、愛があるからこそ成せる行為である。

そんな性技を極めた女王様が、
マゾヒストのブタ野郎に愛の鞭をふるう姿を作詞してみた。

ひとつの愛の形として完成された大人のLOVE&ROCK!
それではお聴きください。
「ハードクイーン」


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跪きなさいブタ野郎
醜い顔を伏せたままで

腐れ切ったその心
叩き潰してあげるから

調教なんて生易しい
お仕置きじゃきっと済まないわ

こっちの世界を甘くみた
あなたが馬鹿だと知りなさい

手枷足枷目隠しで
まだ足りないでしょう
このゲス野郎

痛いくらいでイイ顔して
何様のつもり
恥を知りなさい I’m so hard!

パウダー塗した曲線に
身を包んだ黒いボンテージ

悪戯に光るその瞳に
無慈悲に浮かぶ不敵な笑み

執拗に攻め立てるしなる鞭
磔にされた僕を叩き打ち

熱く燃えたぎる蝋を垂らし
罵詈雑言を浴びせ続ける

お仕置きという名のご褒美を
愛という名の調教を

穢れまくった罪深い僕に
もっとくださいハードクイーン

冷酷無比な女王様
全てをこの場で曝け出すから

醜い僕をもっと苛めて
お願いもっともっと愛を込めて
                                      

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顔を上げなさいブタ野郎
だらしない口を閉じたままで

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