海士の風

島根県隠岐諸島の一つ、中ノ島海士町にある出版社。書籍の内容を実践で「やってみた!」とい…

海士の風

島根県隠岐諸島の一つ、中ノ島海士町にある出版社。書籍の内容を実践で「やってみた!」という活用レポート、イベント情報の記事を発信していきます。海士の風公式HPはこちら https://amanokaze.jp/

マガジン

  • 海士町みんなのnote

    • 1,453本

    海士町のみなさんが更新されているnoteや、海士町のことを書いてくださったnote、#海士町のnoteなどをまとめています。

  • アリス・ウォータース来日ツアー特設マガジン

    2023年秋に来日するアリス・ウォータース氏来日ツアーに関する情報をまとめています。

  • 『スローフード宣言ーー食べることは生きること』公式マガジン

    『スローフード宣言ーー食べることは生きること』(アリス・ウォータース著/小野寺愛訳)に関する記事

  • 『「わかりあえない」を越える』公式マガジン

    2021年12月発売。『「わかりあえない」を越える』に関するマガジンです。みなさんのブックレビューはこちらから読んでいただけます。https://note.com/amanokaze/m/m13d3e6ec20c8

  • 『進化思考』公式マガジン

    2023年12月23日発売予定の『進化思考[増補改訂版]』、2021年4月21日発売の『進化思考』に関する記事をまとめています。特設サイトはこちらです。https://amanokaze.jp/shinkashikou/

最近の記事

アリス・ウォータース来日ドキュメンタリー映画に寄せられた感想

昨年秋、『スローフード宣言』の著者であるアリス・ウォータース氏を日本に迎え製作したドキュメンタリー映画『WE ARE WHAT WE EAT-未来につなぐ おいしい解決策』。2月より全国各地で上映会が開催されています。 上映会に参加し、映画を観てくださった方々からたくさんの感想をいただきました! その中からいくつかご紹介いたします。 「1週間前に私はレストランの大切な生産者である80歳の母を看取りました。 果たして私に彼女の畑を引き継げるだろうかと思い悩む日々、、、映画を

    • 海士町の高校生が読む、『スローフード宣言』

      アリス・ウォータース著『スローフード宣言』が発売されて、約1年。 昨年は海士町でも図書館や飲食店に書籍が置かれ、アリス来日時には約40人もの島民の方々が彼女のトークイベントに参加してくれました。 そんな中、今回島前高校1年生の安澤ももさん、蜷川ゆうさんのふたりが『スローフード宣言』のレビューを書いてくれたのでご紹介します。 海士町で暮らす高校生の観点から、書籍を読み、感じ、考え、向き合った、素直な感情とこれからの在りたい姿が多分に描かれています。ぜひお読みください。 ア

      • アリス・ウォータース ドキュメンタリー映画『WE ARE WHAT WE EATー未来につなぐ おいしい解決策ー』

        背景 海士の風より出版した書籍『スローフード宣言ー食べることは生きること』の著者であるアリス・ウォータース氏を日本に迎え、スローフード文化を根付かせようという各地域の取組を応援させていただきました。 その熱量を各地域に閉じず、ムーブメントを日本全国に広げていくために、ドキュメンタリー映画の制作を決定しました。クラウドファウンディングで制作資金を募ったところ、11,207,500円をご支援いただきました。心から感謝申し上げます。 ご支援いただきました資金をもとに、アメリ

        • 12/23出版『進化思考[増補改訂版]』改訂の経緯と内容紹介

          私ども海士の風の1冊目となる書籍『進化思考』(2021年4月21日発行)が全面改訂・大幅増補され、2023年12月23日に『進化思考[増補改訂版]』として出版いたします。 改訂の経緯と増補改訂版についてご紹介させていただきます。 改訂の経緯について 本書第一版は、イノベーションを体系化した本として大きな反響をいただき、3刷3万部発行となりました。メディア取材は80を超え、40以上の企業等で導入されております。また、「第30回山本七平賞」「Penクリエイター・アワード20

        アリス・ウォータース来日ドキュメンタリー映画に寄せられた感想

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        • 『スローフード宣言ーー食べることは生きること』公式マガジン
          15本
        • 『「わかりあえない」を越える』公式マガジン
          7本
        • 『進化思考』公式マガジン
          36本
        • 海士の風について
          2本

        記事

          『進化思考[増補改訂版]』─増補改訂版の協力にあたって 監修者 公開

          増補改訂版の協力にあたって 監修者 河田雅圭(東北大学 総長特命教授) 『進化思考』は、自然選択による生物進化のプロセスからヒントを得て、太刀川さんが考案した「創造性」を生み出す思考法の体系である。あくまで思考法であり、生物進化の解説書ではない。著書の生物進化に関する一部をとりあげて批判するのではなく、生物進化を理解し、応用しようとしている著者の誤解を解いてもらい、正しい理解の普及に努めるのが専門家の役割だと思う。今回は、進化に関してできるだけ間違いのない記載にしたいとい

          『進化思考[増補改訂版]』─増補改訂版の協力にあたって 監修者 公開

          『進化思考[増補改訂版]』─はじめに 公開

          はじめに レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた人体図、あるいは伊藤若冲が描いたニワトリの絵をじっとみつめてみる。チック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」を耳を澄まして聴く。アントニオ・ガウディのサグラダ・ファミリアの空間に圧倒される。 理解できない。なぜ、これほどまでの作品を創ることができたのか。とうてい人間業とは思えない。そこで、私は思い知る。ああ、この人たちは天才なんだと。私など彼らの足下にも及ばない平凡な人間に過ぎないのだと。 あるいは、飛行機を完成させ

          『進化思考[増補改訂版]』─はじめに 公開

          <メディア掲載情報>アリス・ウォータース氏来日ツアー

          2023年10月9日~18日に開催されたアリス・ウォータース氏来日ツアーに関するメディア掲載の情報をまとめています。 /FRaU the Earthオンライン 3.20.2024 /Forbes JAPANオンライン 2.28.2024 /料理通信オンライン 11.27.2023 /専門料理 2.1.2024 /料理王国オンライン 1.4.2024 /AXIS 2月号 1.1.2024 /毎日新聞(全国版 朝刊) 12.26.2023 /Forbes JAPA

          <メディア掲載情報>アリス・ウォータース氏来日ツアー

          <アリス来日ツアーその6 オーガニックヴィレッジ宣言をした亀岡市訪問>

          京都の嵐山から電車で8分の場所、今年「オーガニックタウン宣言」をした亀岡市を訪れました。 亀岡では10年前から「環境先進都市」を目指していて、観光資源である保津川下りの船頭さんがゴミ拾いを始めた流れが大きくなり「2030年までに市内のプラごみをゼロにしよう」と決めました。国内でもいち早く「使い捨てビニール袋は提供禁止」の条例を作った町です。 そんな流れが進み、有機農業を市として進めようということになりました。亀岡は、昔から京都の都に食材を提供してきた土地柄。「オーガニック

          <アリス来日ツアーその6 オーガニックヴィレッジ宣言をした亀岡市訪問>

          <アリス来日ツアーその5 立命館大学>

          ツアー5日目は、立命館大学食マネジメント学部へ。 別名「スローフード大学」とも言われるこちらの学部は、経済学、経営学を基盤として「食」のあらゆる側面を総合的に学ぶことを目的に、2018年に開設されました。日本の大学で初めてガストロノミーを学問として学べる場所であり、数年後には海外からの学生も受け入れ、バイリンガル学部にすることを視野に入れているそうです。 この学部で教鞭をとる Masayoshi Ishida 先生は、長年イタリアに暮らし、スローフードインターナショナルの

          <アリス来日ツアーその5 立命館大学>

          <アリス来日ツアー その4 ビジネスリーダーへのメッセージ@京都GOOD NATURE HOTEL>

          さあ、京都市内に戻ります。 お昼は、大原で収穫した野菜を使って、生江さんと中東さんにお料理していただくのを目の前で見せていただきながら、アリスの話を聞くという、なんとも贅沢な時間です。 アリスは、大小様々な日本のビジネスに携わる人々に話をする機会ということで、何をメインメッセージにすべきか、考えているようでした。 話してくれた骨子は、こんな内容でした。 「日本のビジネスリーダーの皆さん、こんにちは! 私は皆さんに、ある大切な提案をお伝えしたくて、今日、ここに立っています。

          <アリス来日ツアー その4 ビジネスリーダーへのメッセージ@京都GOOD NATURE HOTEL>

          <アリス来日ツアー その3 京都大原>

          アリスの来日企画を考えるにあたり、「日本の美しさを見てほしい」「子どもと食をつなぐ実践者に会ってほしい」という気持ちの他に、もうひとつ、「日本のビジネスリーダーの背中を押してほしい」という願いがありました。 便利さやスピード、大量生産やコスパを重視しすぎたあまり、作り手も消費者も疲弊している… そんな現代社会のバランスを少しだけ、スローな方向にシフトすることはできないか。そう考えているビジネスリーダーたちが、五感で気づきを得るような場を作ろうと、スローイノベーション Tak

          <アリス来日ツアー その3 京都大原>

          <アリス来日ツアー その2 他郷阿部家>

          海士町の次に訪れたのは、同じ島根県にある石見銀山です。 この町は、2007年、「石見銀山遺跡とその文化的景観」として、鉱山遺跡としてはアジアでは初めて世界遺産に登録されたそう。江戸時代にタイムスリップしたかのような町並みを歩き、たどり着いたのは「暮らす宿他郷阿部家」でした。 1789年に建てられたという家屋は、オーナーの松場登美さんが購入した当時は見る影もなく朽ち果てていました。それを21年間かけて少しずつ、地元の職人たちの手で改修したお宿は「日本のスローフードを追求する

          <アリス来日ツアー その2 他郷阿部家>

          <アリス・ウォータース来日ツアー その1 海士町>

          『スローフード宣言』の1周年を記念してアリスが来日しています! めくるめくツアーの毎日でなかなか報告の隙間がありませんが、最初の訪問地は、島根県隠岐諸島の海士町でした。 スーパーもコンビニもない人口2300人の島で、お米は100%自給。農家さんの組合が元気で、耕作放棄された水田はほとんどありません。海も豊かで、人と人、人と自然の距離が近く、神楽やしめ縄作りなど、町の皆で集まる行事も盛ん。町で唯一の信号機は、「いつか子どもたちが島を出るときに戸惑わないように」小学校のそばに

          <アリス・ウォータース来日ツアー その1 海士町>

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          写真素材*今回の来日ツアーに関連する記事にご使用ください

          写真素材*今回の来日ツアーに関連する記事にご使用ください

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          スローフードによる文明の転換を足元から進めていくためのガイドブック

          立教大学特任教授 河口眞理子氏 アリス・ウォータースの『スローフード宣言』を読んでみて。 米国で最も予約の取れないレストランオーナーが書いたという発売前の白い本が送られてきた。レストランオーナーの本だからブログみたいな軽めの内容かと思って手に取り読み始めたところ、言葉は平易でありながらも、その一言一言が食文化についての論評であり、近代文明、工業化社会への深い洞察に基づく批判であり、自らが実践しているスローフードの提案によって文明の転換を足元から進めていくためのガイドブックで

          スローフードによる文明の転換を足元から進めていくためのガイドブック

          アリス・ウォータースと巡る旅の予定

          世界中の料理人と教育者に影響を与え、全米の「おいしい革命」で知られるアリス・ウォータース氏が、今年10月9日〜18日に来日します。 (アリス氏と著書『スローフード宣言ーー食べることは生きること』についてはこちら:https://amanokaze.jp/) 本記事では、来日ツアー中の訪問地についてお知らせします。 10月10日 島根県・海士町日本で最も美しい島のひとつである海士町にお迎えします。人口2,300人弱のコンビニやスーパーのない、本物のスローフードの島です。島の人

          アリス・ウォータースと巡る旅の予定