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アリス・ウォータース来日ドキュメンタリー映画に寄せられた感想

昨年秋、『スローフード宣言』の著者であるアリス・ウォータース氏を日本に迎え製作したドキュメンタリー映画『WE ARE WHAT WE EAT-未来につなぐ おいしい解決策』。2月より全国各地で上映会が開催されています。

上映会に参加し、映画を観てくださった方々からたくさんの感想をいただきました! その中からいくつかご紹介いたします。

「1週間前に私はレストランの大切な生産者である80歳の母を看取りました。 果たして私に彼女の畑を引き継げるだろうかと思い悩む日々、、、映画を観て、アリスの優しく丁寧な語りに母が重なりました。母の口癖は『やれば出来る』。自分を信じ、素晴らしい畑を残してくれた母に感謝し、この畑とレストランを守っていこうと思いました。 アリスはもとより、映画に登場された全ての方からたくさんたくさん勇気をもらいました 」


「アリス・ウォータース、名前しか知らなかったけど、すごくすてきな人で、愛がある人だと観て感じました。話していることはとってもシンプルで、わかりやすいけど、やっていることはスケールが大きくて…。今日この映画を観ることができて、嬉しく思います。ありがとうございました」


「素晴らしかったです。自分の生き方、結構満足してたんですが、なんかやり残したことを教えてもらった、気付かせてもらった気がします。まずは自分の友人達を上映会にお誘いして一緒に見るところから、一人でも多くの友人にみてもらえるようにお伝えしたいなと思います」

「本をしばらく前に読んで以降、スローな文化とファストな文化を行ったり来たりして暮らしていましたが、最近はファストな価値観が自分の中で大きな比重を占めるようになっていました。そんな中で今日この映画を観て、『改めて、一つ一つの食の選択を大切にしよう』と思うことができました」


「『食が人をつなぐ』映画を通して、最も印象に残った言葉でした。同じ生産者かつ大地を守る職業(林業)として、“Farmers First”にはシビれました。林も畑みたいなものなので」

「公立中学の教員です。メンタルの不調で休職中です。復帰に向けて治療中です。コンクリートの箱の中に子ども達を40人入れて、座らせて、動きを止めさせて、、、限界を感じています。タブレットを持たせて、ネットの中で考えて、知識を得る、、、本当にそれで自分のこととして学ぶ気持ちになれるのか、、、旬の熟した学びとは言えないですよね。今日伝わってきたもの中で大切な考え方がたくさんつまっていたように感じています。あと、小野寺さんのお話の中で、農家さんの対面に教員を招いて…とありました。泣きそうになりました。今現場でふんばっている教員仲間にも聞かせたい。今日は本当にありがとうございました」

「『食べることは生きること』飲食店をしているわけでも、農家でもないですが、何を選ぶか、自分で考えようと思いました」


「映画の中で何度か言われていた、農家の方(生産者)第一という言葉が心に残りました。食材に感謝の気持ちはあったけど、それを作ってくださっている生産者の方に感謝をするというのは、とても大切なことだということを、気づかされました。たくさん心に残る、突き動かされる言葉が出てきて、何度も観返したいと思う映画でした」


「アリスさんの言葉や出演されていた皆様の一つ一つの言葉が心にひびき、涙が出てきました。子育てをしていますが、この日本で子どもを育てる幸せと、もっと伝えていかなければならないことがあると改めて感じました」


今後も全国各地で上映会は続きます。
ぜひお誘いあわせの上、興味のある会場に足を運んでみてください。

▼上映会情報はこちら▼

Photo by 西村亮哉,大野歩,上山葉
写真は2月上旬に東京と鎌倉で開催されたアリス来日プロジェクトチーム主催の試写会の様子です。感想は試写会及び各地の自主上映会のアンケートから掲載しています。


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