あまね

世界の片隅に生きる人間の学生です。 ときどき日記を書きます。

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毒親育ちの私の思想。

私は毒親育ちだ。これを書いている今も、現在進行形で毒親の元で育っている。 子を持つ親からしたら「毒親」なんてワードはとてつもない嫌悪を抱いていると思う。 親は親なりに愛情を注いでいたのかもしれない。だけど、その愛情は時に歪で、正しくないことだってある。 普通の親は子供の部屋を、ゴミ箱まで漁るか? 普通の親は子供の検索履歴まで見るか? 普通の親は子供のTwitterアカウントを特定しフォローするか? 私は見ての通り、「普通」に憧

    • 歪み

      今回は少しだけ趣向を変えてみる。 家庭環境が悪い人は性癖が歪む、という話を聞いたことがある。 私はそれは事実だと思っている。 実際に私がそうだから。 私は、自分の性癖が歪んできる自覚があるから。 いくつか性癖があるが、今回は軽めのもの。 歪んだ愛情が好きだ。ヤンデレとか、そういう激重系。暴力=愛情と捉えている人物が好きだ。 例えば料理が得意な人がいるとする。この人をAとする。相手はB。 BがA以外の食事を摂る。それを知ったAはBを無理矢理吐かせる。 「自分以外が作った

      • 鬱を知った人生。

        私は現在大学生である。大学生でありながら、私は鬱病であり、闘病の生活を送っている。 正直な話、もう治る気はしない。心の中では治したいとも思っていないかもしれない。 最初に病みというものを知ったのは中学生の時だった。 私は学校で1番厳しい部活の部長を務めていた。朝は学校帰り始まる前に集合、HRが始まる前5分前まで部活、土日も毎週8時間。休みは第3日曜日の月に1回のみ。その日に練習試合が入れば休みはなし。酷い時は7ヶ月間休みは無しで、ぶっ通しで学校と家の

        • 睡眠薬を飲んだ。

           睡眠薬を飲んだ。  昨日は睡眠薬を服用してから寝た。  私は不眠気味で、寝るまでに時間がかかる。かといって早く寝ようとすると、逆に寝よう寝ようとして眠れない。でも何もしなければ、酷い時さ眠るまでに2時間、3時間と時間がかかる。 睡眠薬は、飲めば眠れる。だけど、寝る時間や寝るタイミングも考えなければいけない。 私は未成人の女性であり、男性の服用量を飲めば多すぎて寝すぎてしまう。朝起きられなくなったり、日中酷いほど眠くなってしまう。しかも、私が飲む睡眠薬は「疲

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        • エッセイ
          3本

        記事

          雨に打たれながらの自転車で帰るのも青春。

          今日は生憎の雨。 私の地方では、雨が降り始めたのは夕方だった。ちょうどバスを降りた時、雨が動くとでも言えば良いのだろいか。雨が集団で斜めに線を描いているご豪雨だった。 私は天気予報も見ずに、愚かにも自転車でバス停まで来てしまった。 私の自転車は雨に濡れていて、ハンカチで拭こうかとも思ったが、雨は振り続けているので辞めた。 ハンドルを握って、雨の中自転車を漕ぎ出した。 運転は最悪だった。雨で地面は滑り、何度も危ない場面があったし、雨は目に入ってくるし、制服は雨

          雨に打たれながらの自転車で帰るのも青春。

          「今日」  日記(6/8)

           今日は、あまり気分が良くない。    天候は曇り。曇りを空に敷き詰めたような、究極の、完璧な曇りだ。  重めの片頭痛持ちとのこともあって、朝起きた瞬間「あ、今日これやばいやつだ」と感じた。  片頭痛用にストックしてある微糖のコーヒーを1缶飲み、チョコーレートを1粒だけ食べ、果汁100%のオレンジジュースを飲んで学校に登校した。  痛みはまだ無い。  隣の席の子は、昨夜恋人と別れ話を持ち掛けれられたらしく、朝から机に伏して「泣きそう」と嘆いていた。  昨年から少しずつ脆く

          「今日」  日記(6/8)

          コンプレックス

           私の右手の中指の第一関節にはペンだこがある。しかも大きめの。小学生の頃から、このペンだこがコンプレックスで、嫌で嫌で仕方がなかった。  姉からふと言われた言葉。  「ペンだこが無ければ綺麗な手なのに」。  それに嫌味は無いのだと思う。ただ見た感想だ。  雪を見て「雪だなぁ」と、風を感じて「風吹いてるなぁ」と思うのと同等だ。  だからこそ、その言葉は当時中学生だった私の心を深く抉り、傷付けた。  それから、人前に出る時はそのペンだこを隠すようになった。他の人には無くて、私

          コンプレックス

          世界五分前仮説について

           世界五分前仮説を知っているだろうか。   その名前の通り、「世界は実は5分前に始まったのかもしれない」という仮説である。Wikipediaにはこう書いてある。哲学における懐疑授業的な思考実験のひとつで、バートランド・ラッセルによって提唱された。この仮説は確実に否定する事(つまり世界は5分前に出来たのではない、ひいては過去というものが存在すると示す事)が不可能なため、「知識とはいったい何なのか?」という根源的な問いへと繋がっていく、と。  これを聞くと、私の友人は「じ

          世界五分前仮説について

          雨の日

          ある雨の日。  疲れたと思った時に、じゃあどうすればいいのかと途方に暮れる。そんな時に、寄り掛かっても受け入れてくれる人が居るというのは、とても奇跡的で幸福な事だと私は思う。 雨の日は、無性に寂しくなる時がある。  雨は魔法だ。一気に気持ちを沈ませることができる。雨というだけで嫌になる日も多い。  だが、だからこそ、そんな時に気分を上げてくれるモノが存在しているというのは、とても貴重なのだろう。それが、人であったとしても、形のない存在だとしても。  雨

          私が生きる理由

           一度だけ、深夜に泣き叫んだ時があった。どうしようもなく涙が出てきて、自分では止めることは出来なかった。瞼を閉じても、涙が頬を伝っていくのを感じた。顎まで滴って、やがてそれはカーペットが吸い込んだ。私の声は吸い込んではくれないのに。声を出して、鼻水を垂らして、汚い嗚咽を出して子供のように泣いた。高校1年生の秋だった気がする。  声をあげて泣いていたにも関わらず、私の頭ははっきりとしていた。どうして私は泣いているのか、なぜ私はこんなにも辛い思いをしているのか。そんなことを考え

          私が生きる理由