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こどもが気軽にアートを楽しめる空間で

先月、子供と一緒に高松市美術館に出かけました。特別展は「北斎展  師とその弟子たち、北斎からアンリリヴィエールまで」。

高松市美術館には子供が工作やお絵かきを通して、美術に触れられるワークショップルーム「こどもぷらす」があります。

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子どもやその保護者をはじめ、来館した方が、気軽にアートを楽しむことのできる空間です。
無料で体験できる様々なアートプログラムを提供しています。
また、子ども向けの美術図書や絵本をご用意しており、自由に閲覧していただけます。

娘たちは富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」のデザインの版画をさせてもらいました。いい体験!

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ぬり絵も大満喫。さまざまな素材を自由に使って良くて、工作のようにして質感を表現していました。

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こんな風に幼い子供が名作に楽しんで触れられるのはとても素敵なことだと思います。

特別展の北斎展も素晴らしい内容でした。

特別展『世界が絶賛した浮世絵師 北斎展 師とその弟子たち=北斎からアンリ・リヴィエールまで』
 江戸時代に活躍した浮世絵師・葛飾北斎(宝暦10年[1760]~嘉永2 年[1849])は、現在でも日本のみならず世界的に高い人気を誇っています。30数回の改号、93回もの引っ越し、常に借金に追われる生活など波瀾万丈な90年の生涯で、膨大な数の作品を世に遺しました。

本展では、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」から、初期の役者絵、妖怪絵のほか、西洋の技術である銅版画に感銘を受けたことにより生まれた洋風風景画、貴重な肉筆画など多様な作品を展示します。くわえて北斎の教えを受けた弟子たちの作品や、「冨嶽三十六景」に着想を得たと云われるフランス人版画家のアンリ・リヴィエールの『エッフェル塔三十六景』を併せて紹介します。
 北斎芸術の全貌を明らかにする約170点を通じて、世界が絶賛する北斎の魅力に迫る展覧会です。

圧倒的な作品数を一堂に集め、丁寧に北斎の経歴とその表現、江戸の時代背景と西洋との影響を丁寧に紐解いてくれる展示でとても感動しました。

「北斎芸術の全貌を明らかにする約170点を通じて、世界が絶賛する北斎の魅力に迫る展覧会です。」…まさにそれ。

またあたらめてnoteに「北斎展」で感じたことを記したいなと思います。

お読みいただきありがとうございました。








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