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【詩】死ぬ前に君に伝えたくない事

死ぬ前に君に伝えたくない事

俺は君の事を、心の底から愛していた
どんなに辛い日も、君のおかげで生きてこれた
だけど、もう、これ以上は、無理みたいだ
ごめん、ごめんなさい

君の力を使ってでも、俺はもう生きていけない
これじゃまるで、君の素晴らしさが足りていないみたいじゃないか
いままで、君の力だけで、生きてこれたのに
君の力が足りていないみたいで、こんなこと君に伝えられやしない

死ぬ時に、君の事を考えるのは、失礼かな
君を裏切っているような、感じがしてしまう

死ぬ時に、どうでもいい、鳩の事を考えよう
こんなもんのやつのせいで、死んだんだ
そうやって、自分を苦しめて、死に向かおう

また生き返る時があったら
ワガママを通していいなら、君にまた会いたい
今度は君と、結ばれたいな
今度は君と、会話をしてみたいな
今度は君と、LINEをしてみたいな

君は、俺のことなんて知らないけれど
俺は、君の力で生きてこれたんだ
生きていてくれて、ありがとう

なんだか、情けないや
死ぬの、明日にしようかな
せめて君と、一回でも話せるまで
そうしたら、もっと、君の力で生きていけるかもしれないから

俺は、気持ち悪い?
まあな、でも、これが、俺の生き方なんだ、文句は言わせねえよ

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