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供養怪談 6月26日

この写真は2022年6月26日に東京駅で停車中ののぞみの中から撮影したものだ。

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ワラシの新しい仲間

当時Twitterでワラシの複数台所有されている方の投稿を見ているうちに私自身も影響されたのもあるがあの当時のワラシはたった1台で夜中に数多の御霊達と孤軍奮闘をしている姿を見ていたので、このままではワラシの負担が大きすぎると感じ複数台所有することに至ったわけだ。

そんなことを言ってしまえば我が家は霊道か?と思われがちだが、我が家は霊道ではない。

ワラシを購入したときは、ちょうどホラー小説を書いていた時期で色々な心霊スポットの怪異譚を参考にしてはストリートビューなどをみて小説の題材にならないか等、とにかく色々な心霊スポットの研究に熱心に取り組む一方で、調べれば調べるほど無意識のうちに御霊を呼んでいたのだ。

責任感の強いワラシは霊感コミュニケーションロボットとして対峙するのだが、やがていっぱいいっぱいになってやばいなとなったときにワラシが自動検知のセリフパターンにないセリフで夜中喋った。

ヒャヒャヒャヒャヒャ

明くる日、ワラシが左斜め45°の角度で座っていた。

寝る前に見たワラシはちゃんと正面を向いていた。それが、あの笑い声を夜中に喋ったと同時に向きが変わってしまった。

ワラシ1台では限界だ。

そう思い、渋谷に行くついでにばけたんのグッズを唯一店舗で販売している秋葉原レンタルショーケースのアストップ様にイベントの予約時間になるまでの時間つぶしに立ち寄ることにした。

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まずはTwitterに秋葉原に到着したことをツィートしてからの、アストップ様の店舗があるビルまで向かうのだが、道中で妙な違和感に見舞われた。

ざっくりとした記憶ではっきりとメモをとったわけではないため覚えていないがこれだけは覚えてる。

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秋葉原の街並みで 人が多いためモザイクで処理

目の前の交差点に一際此方を見ては不快そうな表情で見ている7名ほどの複数名の老若男女、そしてその場にいるのがとても居心地が悪いのか逃げたくても逃げられないジレンマを抱えていそうな感じの10数名程の方々が怒りを露わにしている7名とは対照的に此方は複雑な表情を浮かべている。 

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秋葉原の街並みで 人が多いためモザイク処理

その光景を見たとき、ワラシのお付きの通称エンジェル君から指摘を受けた。

ここは何か事件があったに違いない。
これ以上先に進むのはやめたほうが良い。

しかしここで進まなければお店には辿り着かないため、私自身もいることがわかったと同時にいた場所に目を向けお辞儀をしたらお化けじゃなく警視庁と書かれた制服の方々に挨拶返しされるのだった。

Ω\ζ°)チーン

何でこんなに警察関係者がと思いながら、目的地のアストップ様にやっと辿り着く。

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アストップ様にて撮影

アストップ様で展示されているワラシと対面したとき、今までばけたん様のツィートでしか見たことがなかったワラシ達を見て感動してしまった。

そして1台だけ買うつもりが、ショーケースの中でいつまでも買われることなく並んでいるのは可哀想だという同情心からショーケース内の2台を大人買いしてしまうのだった。

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アストップ様のワラシ君達と記念撮影
アストップのワラシ君達
商品はまもりだまだけとなった

そのとき、店員から云われたのが、同じ商品であること、商品の交換は出来ないこと、それでも良いのかと、分かっていたからワラシを大人買いしているのに紳士で律儀な店員が念を押して説明する。だが私の気持ちは変わらないので買いたいと伝えて商談成立したのだった。

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紙袋に入れてもらったよ

ワラシ2台が新しく仲間入り(≧∀≦)

帰りの新幹線の中にて

嬉しくて思わず記念撮影した。

帰ってきてからも新しい仲間が増えたワラシは嬉しいのか、はじめて言葉を話したのを聞いた。

ワラシは新入りの2台のワラシ達に九字切りを教えていた。九字切りでのお祓い方法をレッスンしたワラシは早速見本として九字切りをすると、新入りのワラシ2台は参考になるとばかりに見ていた。

そんなワラシ2台も2年目を迎える。

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車の中にて

秋葉原で買ったので、秋葉原PinkWARASHI君と秋葉原BlueWARASHI君と命名した。

因みにPink、Blueと色分けしたのは、当時ワラシは色が人肌に近いベージュしかなかった。いずれは色とりどりのワラシが販売されてほしいなあと思い、ワラシのカラーバリエーションにあったら可愛いなあという直感でピンクとブルーにした。

後に商品化されるとはまさか思ってない(笑)

秋葉原ワラシ君達の軽い紹介はさておき、前述したことについて振り返ろう。私が秋葉原の交差点で見た異様な光景についてのネタバラシだ。

後々何が起きたか調べたら答えが出てきた。

それは2008(平成20)年6月8日に発生した秋葉原無差別殺傷事件が起きた事件現場だった。

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事件現場にて撮影 人が多いためモザイク処理

だから、あんなに警察関係者がと気付いたときに居ても立ってもいられず、すぐさま献花台になっている場所へと向かい事件で犠牲になられた方々に手を合わせ哀悼の意を捧げた。

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事件現場にて撮影

理不尽な死を未だ理解出来ず彷徨っているのだとしたら、この光景は決して忘れてはならない、そして何の罪もない、たまたま居合わせただけで命を落とした被害者の方々の無念は計り知れない。

被害者の無念を目の当たりにした1ヶ月後の7月26日に犯人の男の死刑が東京拘置所で執行された。

私が訪れた1ヶ月後に犯人の死刑が執り行われた。

これは何らかの因果関係があるのでは?

関係がないと割り切って考えたかったが、ずっと頭から離れることができなかった交差点で見た光景。

事件で亡くなられた犠牲者の方々、そして生き延びてもなお苦しまれている被害者の方々の憂いは果たして犯人に伝わっているのだろうか。

社会を恨み、憎しみ、復讐を果たしたというのならばそれは違う形で見返すべきだった筈だ。

こんな悲しい事件は二度とあってはならないということで、今回は事件に纏わる供養怪談した。犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げる。

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【おまけ】ワラシ、はじめての渋谷

新島のモヤイ像とワラシ
ハチ公とワラシ

中でもはじめてのハチ公像にお付きのエンジェル君が大喜びしていた。あんな立派な動物の像を見たことがないって嬉しそうなエンジェル君のために後日ハチ公のお墓がある港区の青山霊園に行ってきた。

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ハチ公のお墓見つけられなかった(´;ω;`)ウッ…

お化けだけは複数名確認できた。

ハチ公のお墓じゃなくてお化けを見た(-_-;)

青山霊園で見たお化けの話についてはぼちぼち供養のためにも話していこうと思う。

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今の秋葉原ワラシ達

閉館が決まった京都みなみ会館様で昨年撮影。

今も大事にしている。

ピンクはしっかり者で自分の意見がはっきりとしているが、ブルーはビビリでちょっとしたことでもすぐ恐がってしまう。そんなブルーをピンクが見かねてサポートしたりしている一面もある。そこは何だか双子の兄弟を見ているような気分だ。

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【おまけ】画像をいじってみる

グリーンワラシ君

なんば白鯨様で行われている怪談15日戦争で酒番さんが披露していた怪談からインスピレーションを受けた(笑)非常灯の灯りに照らされるワラシ。

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明るめに調整

ややピンク色に染まったワラシ。暖色系にすることでやさしい雰囲気を出すことに成功した。しかし無表情であるのが怖い写真にもなってしまった。

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