1月に観た映画を振り返る
1月もいよいよ本日で終了してしまう…!
ということで、1月に映画館で鑑賞した映画を振り返りたいと思う(≧∀≦)
まずは1月13日に鑑賞した作品から紹介。
ショートストーリー三作品による映画構成。
怪談のジャンルで説明するとならば、怪奇に見せつつの実はヒトコワだったというのがメイン。
1作目"暗い隙間"
中学生の頃に帰り道の途中で壁の隙間に挟まるように息絶えていた男性の遺体を見つけた怖さから逃げてしまった。見つけて通報しなかったことが、主人公の彼女の心のトラウマとなる。
成人して歌手として成功を収めた後に新居への引っ越しを機にはじめての夜を一人で過ごす際に届いたDMをきっかけに交際相手(しかも不倫じゃん)だと思い込みやり取りをした結果、再び中学生の頃に体験した思い出したくないトラウマが蘇る。
発見してしまった男性が何故通報しなかったのかと幽霊になっても現れたのだと考えるようになると現実逃避をするよう叔父から薦められる。
"忙しすぎて疲れているんだ"とか"見えていない、これは錯覚だ"と自らに言い聞かせるように震える毎日を過ごすのだが、実は亡くなった男性の幽霊と見せかけての引っ越し業者がストーカーで実は忍び込んでいたというオチには驚いた。
引越業者には用心せよということだろうか。
2作目"デッドモール"
投資ライバーによる、投資をして億万長者になりましょうとライブ配信を行っていた場所が実は過去に火災が起きており、多数の死傷者が出ていたという曰くのあるデパート。
テナントの宣伝をするのだが、実は火災の原因がタバコの不始末によるもので、後々登場する火災の真相を探るためにライブ配信していたライバーにより犯人が投資ライバーだったことが判明。
火災で顔を大火傷を負った彼女の姉がガソリンを浴びた状態で投資ライバーの高級外車に乗り込み火を放つ。逃げ場がない投資ライバーは観念したのか罪を自白し燃え盛る車の炎の中で死ぬというラスト。捨て身の復讐を果たした姉は生き延びてガスマスクを被りながら颯爽に街を歩いていく。
3作目"アパート"
小説家が主人公。新作の原稿を書いているうちに気分転換がしたくなり外へ出る。階段を下り、一階まで辿り着いた際に玄関付近に不審なフード姿の"何か"が見えたことにより恐怖のあまり主人公は持参していた財布を落としてしまう。
自分一人では拾いに行けず、4階に住む近隣住人に依頼して財布を拾いにいってもらう。そして何事もないと主人公を安心させ、一緒に下へ下りようとした際に"何か"が一階を離れ二階へ上がってきたことに近隣住民も気付き始めるとやがて三階、二階に住む住民もフードを被った"何か"の存在に気付き、やがてアパートに住む住民が下の階に下りたくても下りれなくなってしまうという話。
実は主人公には夫がいるのだが、夫は不倫した末に愛人を妊娠させてしまう。逆上した主人公が不倫相手を殺害した、殺人事件の犯人では?という疑惑があり、上がってきた"何か"は殺された女性が幽霊として現れたと思い込ませ、主人公に罪を自白させるためのエクストラだったのだが、襲われると思ったエクストラを殺害、エクストラに仕掛けたカメラに主人公が気付くとカメラ越しに覗かせるニコッと微笑む姿にはゾッとした。
最初のアクアマンを見て、何て面白い作品なんだ!と感じたからこそ、次作が2024年の1月から上映されると知り早速アクアライドしてきた(●´ω`●)
まるでアトランティスの世界にいるかのような錯覚すら感じてしまう一コマ一コマの映像美もさながら、ストーリーにおいてもきちんと伏線を回収し、きっちりと〆るのはジェームズ・ワンらしい、徹底とした拘りを今作品でも感じた。
南極での探索からはじまりの、まさかの地球温暖化問題と話のネタが広がっていくに連れ、最終着地点はどうなることやら?とドキドキしながら見ていくに連れ、結果がアトランティスの王としてブラックマンタを退治しただけじゃなく、ニューヨークの海上にアトランティス王国が出てきたと同時に国連に加盟したいという展開は読めなかった。
笑いのセンスが光るジョークあり、ってか流石に熱帯化し巨大虫に進化を遂げたゴ◯ブリをオームが食べるシーンは流石にえっ??となった。害虫じゃなくなっているというのだろうか?気に入ったのかチーズバーガーにも挟み食べていたのはウケ狙いだったのだろうか…?
アトランティスを守る王としてだけでなくアクアマンとして活躍をする一方で夫として父として家族を守る強さがかっこよかった。今作では、前作と違い家族の強い絆を感じさせる内容だった。最高に楽しいアクアライドだった。改めて動画アプリじゃなく映画館で見る価値のある作品だと思った。
内容がどうしてR-18の指定がつくのか、やはり気になるのと、内容的に面白そうだと感じ鑑賞した。では、どうしてR-18に指定されたのには以下の理由があげられるためである。
●恥部が映されているが無修正である
●S◯Xのシーンが多い
まさかと思うがこれでベラは成長したとでも??
主人公のベラは妊婦であったが、橋から身を投げ自殺をするという選択をするのだが、たまたま浮き上がってきた遺体を天才外科医のバクスターによって発見、生まれるべきだった赤子の脳をベラに移植することにより、ベラは奇跡的に蘇生する。
が、身体は大人であれど中身は赤子のために見た目とは裏腹に、大人げないと思われる言動や行動が暫し見られるものの覚える内容は格段に増えていくに連れ、放蕩者の弁護士の誘いを受け、世界旅行の旅に出掛ける。
リスボンではじめてのエッグタルトに感動、アレクサンドラで貧困層の子供達の死を目の当たりにし、パリで娼婦として稼ぎ始める。バクスターの死を目前にしていることを知り、ベラはロンドンへ帰国し晴れて婚約者の外科医と結婚式を挙げるのだが、そこにかつての夫が現れてしまう…。
最初から最後まで、哀れなるものたちのタイトルの意味がわかるぐらい、哀れだなあと思うキャストの連続で、ベラを自殺に追いやった夫も哀れなるものたちの仲間入りを果たすのだが、ベラは記憶を取り戻したことにより改めて復讐を果たしたのだろう。
独創的な世界観も非常に面白く、最後まで見ていて飽きなかった。
あまり知られていないが、サウンド・オブ・サイレンスというイタリア発のホラー映画がある。
歌手を目指すエマはオーディションを受けるも次々と不合格が続き自信を失いそうになっていたときにイタリアの実家から父親が倒れ集中治療室に入った事を知り、恋人のセバと共にイタリアへ帰国する。
病院で久しぶりに再会した母から家には行くなと忠告を受けながらも、両親に何があったかを知りたい一心で実家へ帰ることにする。
そこで、目にしたのが古いタイプのラジオだった。ガラクタを修理するのが趣味だった父親が何処かで拾ったものだろうと思うのだが、このラジオがスイッチを触っていないのに勝手に作動する、音がなったと同時に女性が現ると音を出すなと指摘をした後に"シーッ"と静かにするよう話す女性の背後に恨めしそうに見る男性が潜んでいた。
何で音を出したらいけないのか、その説明については劇中に回想録として出てくるのだが、悪霊と化した男性の霊を男性の妻と娘、協力しながらまさかの叫びながら男性の霊を撃退をするという展開には驚いたが、エンドでは呪いは続いていた?を匂わせるような内容になっているので、正直な話あのシーンは不要だったと思った。
2024年に入り今話題の新作Jホラー作品が呪怨でお馴染みの清水崇氏によるプロデュース作品の"みなに幸あれ"だろう。
気になるので、鑑賞したらミニシアターだが席はすぐさまいっぱいになる盛況ぶりには驚いた。
流石、清水崇氏がプロデュースした作品ということもありめちゃくちゃ怖かった(;゚∀゚)=3ハァハァ
とでも云うと思った?
ぶっちゃけた話、内容がついていけない。
何で今の御時世に家を繁盛させるための人柱的な生贄が必要になる…?家業を成功させるためには、誰かしら犠牲になってもらわねばならないという考えならば、それは相手に対する妬みでしかなく普通に考えたら事件だが、主人公は次第に受け入れる。
家を出た叔母が話す、アフリカの貧困層の話もはっきり言ってあのシーンは必要なのか、甚だ疑問でしかないし、ストーリー全体を通しヒトコワをメインにしたい狙いが強かったのだろうが、要所要所になんで?とツッコミをいれたいシーンがチラホラ。
悪いけど、怖さより話のなぜなぜが多過ぎて、見終えた後はただただ頭が疲れてしまった。怖くはないのであまり期待しないほうが良いかもしれない。
最後は此方の話題作(*‘ω‘ *)
【追記】
TOHOシネマズ二条にて鑑賞
野田サトル先生のゴールデンカムイ!!
個人的には原作の単行本を全巻読破したので、実写化したら果たして?と思いながら観た。
今話題のセクシー田中さんが原作とドラマでは全く内容が異なっていたことに対し、また作者の芦原妃名子先生が急逝されたことも受け、今後更に問題視されるのが、漫画を映像化・実写化させることで作者のイメージとは異なる方向へ制作がされないかと云うところだろうが、ゴールデンカムイは比較的原作の世界観を忠実に守っていると思った。
そこは、野田サトル先生の描く漫画の世界観を壊さないようにと云う制作サイドの野田サトル先生に対するリスペクトも感じられたし、キャストにおいても適材適所と云うべきチョイスには驚いた。
中でも、当たり役は鶴見中尉を演じた玉木宏だろうか。ミステリアスで、決して素性を明かさない、一体何を考えているのやらというのが鶴見中尉の役どころであるが、漫画の鶴見中尉はきっとこんな感じだと思わせるぐらい、玉木宏はよく演じてくれた。
土方歳三役の舘ひろしも漫画のイメージ通り。愛刀に拘りを持ち、理想の国造りに向け金塊を狙う執念は漫画で見て思った決して老耄だ言われても自らの意志を曲げたりしない屈強なサムライそのもの。
白石はあの通り。
剽軽でお調子者なところは私が漫画を読んで抱いたイメージそのもの。アシㇼパも子役には難しいと判断したのだろう、原作では12歳だが映画では23歳の山田杏奈が演じている(笑)大人が演じたことにより、我々が抱く大人並みの知識を持ち行動力もあるアシㇼパのイメージそのものだった。
他、月島軍曹、尾形、谷垣も私が漫画を読んで思い描いていたイメージ通りで良かった。続編があるので、勿論追加キャストが気になる。
悪い点を云うならば杉元佐一役の山崎賢人がどうしてもキングダムの信役のイメージがヤンジャン好きな私からしたら抜けきれない。原作の杉元は猛々しさを見せつつも、実はお茶目な一面があったりとイメージとは裏腹な一面があるのが特徴だが、山崎賢人の場合は綺麗過ぎて寧ろ女々しさが強調されてしまい、理想とする猛々しさが感じられない。
"俺は不死身の杉元だ"
話すセリフがまあ弱々しく原作が描く漢としての力強さや逞しさが感じられない、思わず見たことを忘れ去りたく"眠たい"って言ってしまった。悪いけど、杉元だけはミスキャストだと思う。映画をみてより一層痛感させられた。
キングダムの原作・原泰久先生と野田サトル先生の描く世界観は同じと考えたのか(´ε`;)ウーン…
【おまけ WARASHI達との思い出】
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