自閉症&不登校児の工作 写真展27(ブロック編)
蒸し暑い日が続いていますね。
かろうじて朝晩はまだ気温が下がるので過ごしやすいですが、体温調節が苦手で、体に熱がこもりやすい息子は、もうすでに寝苦しそうな日もあります。
そろそろ、夜間も冷房を使って室温をコントロールする必要がありそうです。
暑くなってくると、更に外出するのが大変になるのが、非常に困ります。
近所の、徒歩5分もかからないコンビニに連れて行くだけでも癇癪を起こされ、家を出るまでに30分は暴言の嵐になります。
視覚支援のため、週間スケジュールを貼り出し、1日のスケジュールも紙に書き出して説明をしていますが、いざ外出する時間が来ると「聞いてない!知らない!」と言って激怒し、文句を言うのです。
理解することと、気持ちの切り替えは別なので、なかなか息子の困り感を解消してやれなくて申し訳ないのは申し訳ないのですが…
何せ、コンビニにも行けないとなると、今日の昼食も夕食も食材を調達できないので困るわけです。
息子の生きづらさをなるべく軽減しながらも成功体験を積ませようと試行錯誤していますが、これがなかなか難しいのです。
とにかく、自由工作(ブロックや工作)などで息子の承認欲求を充たし、自己肯定感を地道に高める方向で日々努力しているところです。
さて、今回もその地道な努力の結晶である、ブロック作品をいくつか掲載します。
ひとつ目ロボ
この日は、ロボットばかりを作っている日でしたね。
あれこれデザインを変えて、色々なロボットを作っていたうちの1つです。
珍しく、コレだけ目をつけていました。
ふたごロボ
こちらは、ふたごのロボットたちだそうで、黒い頭が同じですね。
それぞれに強みが違うようですが、その「それぞれに違うからこそ良い」という息子の発想をとても好ましく思いました。
みんな違って、みんないい。
人間もそうですよね。
つい、私たちは「みんなと違うから」とマイナスな方向へ考えがちで、人と違う考えや行動を抑制しようとしてしまいがちですが…
それぞれの個性、特に得意分野を認める、伸ばすという風にして自分や他人、全ての人を受け入れられる社会になるといいなと思っています。
宇宙戦車と爆弾ボール
【左】水色の爆弾ボール 宇宙空間でも、どこででも使える
【右】宇宙戦車 特に宇宙空間で活躍 様々な武器を搭載している
何だか、久しぶりに『宇宙』というワードが息子の口から出てきました。
この宇宙戦車は、様々な武器を搭載していて、紫は毒、緑はツタ、白は光線、赤は炎など、敵の弱点に合わせて攻撃をすることができるそうです。
最近は、マインクラフトで遊ぶことがブームになっているので、ブロックや工作に取り組む時間がめっきり減ってしまいましたが、少しずつでも、自由工作の時間は継続させていこうと考えています。
例え遊びであっても、自分で考えて、自分で作り上げることが達成感・自己肯定感を高めることに繋がるからです。
地道に継続することこそ、成功への近道だと信じています。
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