自閉症＆不登校児の工作　写真展11（お絵描き編）

GWも過ぎ、急に暑くなりましたね。

暑いのが苦手（体温と外気温の差が苦手）な息子は、もう既に暑さにバテているので、真夏はどうやって乗り切ろうか…と心配です。毎年のことですがw

そろそろ、外出の時には、保冷剤を持ち歩かないとダメですね〜。

（何に使うかって？生鮮食品を冷やすんじゃないですよ。息子を冷やすのです！）

息子にとって苦手な暑さはやってきましたけど、心が落ち込みやすい（抑うつ状態になりやすい）春に比べると、だいぶ楽というか、若干安心して息子のことを見てられますので、ホッと一息ついているところです。

息子自身も落ち着いて工作やブロック遊びなどに取り組める時間が持てていますので、家の中で、毎日楽しそうに過ごしています。

今回は、その中でも特に珍しいお絵描きをご紹介したいと思います。

ぶどう畑

コレ、息子が夫にプレゼントした絵です。

夫はワインが大好きで、買うのも、買ってワインセラーで保管するのも、もちろん飲むのも大好きなんです。

そんな夫に喜んでもらおうと、自分で考えてぶどう畑の絵を描いたそうです。

ぶどうの粒々感がよく表現できていると思います。

忘れ物防止メモ

これは絵じゃないんですけど、普段は絶対に嫌がって字を書かない息子が頑張って字を自ら書いていたので、私の記念にw

児童発達支援センターへ個別療育を受けに、週１回通っているのですが、先日予定の変更があったため、初めて夫と息子の２人でセンターへ行くことになりまして…

その際に、タイミング悪く提出物があったので、息子と夫にお願いをしたのですが、２人とも恐ろしいほど忘れ物や失くし物が多くて…

不安感が強い息子が「持って行くの忘れちゃったらどうしよう！やっぱりママと一緒に行きたい！」と言い出したので、「もし持って行くの忘れたり、渡すの忘れちゃったら、後から郵便で送るから大丈夫！」と伝えました。

そこで、息子が忘れ物防止で考えたのがコチラ！

週間スケジュールを掲示しているところに、提出物も一緒に貼り出していたのですが、その横にメモを書いて貼っておくという案を自分で考えて書いてくれました。

字を書くのが苦手なので、五十音表を見ながら、10分くらいかけて一生懸命書いていました。

字の大きさのバランスなどはバラバラですけど、上手に書けました！

黒猫ちゃん

コチラは、息子が３歳の時にプレゼントした黒猫のぬいぐるみがモデルです。

今でも大切にしてくれていて、一人再現遊びの良き友として大いに活躍してたり、息子が抑うつ状態になって落ち込んで泣く時には、精神安定剤としての大きな役割を果たしてくれています。

↑米田民穂さんが描いた黒猫「スクラッチ」のぬいぐるみ

絵を描くのも苦手（本物と同じように描けないから）で、塗り絵も苦手（線からはみ出してしまうし、本物と同じように色を塗れないから）で、普段は嫌がって描いてくれませんが、この黒猫の絵は本当に上手に特徴を捉えて描けていますし、色もはみ出さずに上手に塗れていますね！

いつの間に、こんなに上手に描けるようになったんだろう！

私も夫も本当に驚かされた作品です。

それでも、やっぱり息子が絵を描く、字を書くのは滅多にない事なので…

また気が向いた時にでも描いてくれたらいいな〜っと密かに期待しています。