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宮台真司先生との出会いから、講演会を企画するまで(自己紹介的に代えて)

私が宮台先生の存在を知ったのは、約4年前のことです。

編入して2年で卒業できるハズだった音大を、休学を繰り返しながら5年半かかって、なんとか卒業した頃でした。
卒業できたことが自信になったのか、それまで15年ほどハマり込んでいた うつから解放されたのも、この時期です。

その頃出会い、今では親友になっている子から、
「きっと好きになると思う」
と紹介してもらったのが、きっかけでした。

はじめの頃は、宮台先生がレギュラー出演されていたTBSラジオ「daycatch」でのお話も、
インターネットニュース番組「videonews.com」の無料放送回のお話も、
ネット上にたくさんある宮台先生の記事も、
知らないカタカナの人名や、哲学や社会学の言葉がたくさん出てきて、
むむむ難しい……と思っていました。

高校生の頃から社会科が一番苦手だったし、
自分のことでいっぱいいっぱいだったため社会のことにもまるで関心がなく、30を過ぎても選挙に行ったのは数えるほど。
宮台先生のお話を吸収できる土台も知識も、まったくありませんでした。

宮台先生の「アート論」に衝撃を受ける

それでも、宮台先生の発言を追うのをやめなかったのは、
何か本質的なものがあると感じていたからなのか、宮台先生を紹介してくれた子のことが好きだったからなのか、今となっては分かりませんが。

「daycatch」で宮台先生が語られた「アート論」をYouTubeで聞いたときに、雷に撃たれたような、コレだ!という衝撃があり、
「この人の言っていることをもっと深く知りたい!」と思うようになりました。

これはもう少し最近の放送ですが、同じような内容が語られています。

エンターテイメント(レクリエーション):日常の疲れを癒し、また元の日常に戻れるもの
アート:それに触れたものに深い傷をつけ、元の日常に戻れなくするもの

長年 音楽に関わってきて、自分の心が動く音楽とそうではない音楽があると感じていたし、
音大生活の中で、音大生的な「いい音楽」(=ミスをしない、機械的な演奏)をずっと疑問に感じていたので、
この定義は衝撃とともに、すっと腹に落ちたのでした。
私は「エンターテイメント」ではなく「アート」がしたいのだな、という指針を与えられた瞬間でした。

宮台先生の情報を追うためだけにTwitterをはじめる

それから、宮台先生の入門書的なご著書『14歳からの社会学』をはじめ、続けて何冊か読みました。
そうして少しずつ、宮台先生のお話が私の内側に染み渡っていきました。

宮台先生は、地上波のテレビにはほとんど出られないので、ラジオやネット番組の情報を見逃さないために、Twitterをはじめました。
目的がそれだけだったので、つぶやく内容も宮台先生のことばかり。
自然と、フォロー&フォロワーが宮台ファンばかりになり、かなり早い段階で、宮台先生にもフォローしていただきました。

東京の講演やイベントに参加

初めて宮台先生とお話しさせていただいたのは、忘れもしない2018年2月。
渋谷Loft9での、映画の公開記念イベントでした。

当時Twitter上で仲良くしていた、宮台先生のイベントの常連の方と一緒に参加して、
その方に紹介していただいて、言葉を交わすことができました。
私のTwitterアカウントのことも覚えてくださっていて、音楽の話や恋愛の話をさせていただき、
その日の帰り道は、月がとてもキレイで、世界が輝いて見えて、今なら飛べるんじゃないかな、っていう気分だったのを覚えています。

それから、そんなに頻繁ではないですが、宮台先生の講演やイベントに参加するたびに、ご挨拶をさせていただいてきました。

そして昨年11月。
私の中で「メメント モリ」がテーマになる出来事があり、
人はいつか死ぬのだし、それが明日かもしれないのだから、
会いたい人に会いに行く、好きな人に好きと伝える、やりたいことはすぐにやる、
という気持ちが高まり、宮台先生にお会いするために、何度か続けて東京に通いました。

「名古屋に呼んだら来てくれますか」って聞いてみた

私にとって宮台先生は、初めてお会いしたときから、優しく紳士で、愛のあふれる親しみやすい方です。
他のファン仲間に聞くと、緊張してしゃべれない、とか、想像するだけでおそれ多い、とか、言われるのだけど、
不思議と私には、そういう気持ちが少ないのです。
もちろん最上級のリスペクトをしていますし、心から大好きですけれど💕

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年末に「videonews.com」の公開収録に参加したあと、お話しさせていただく時間があり、
その中で「名古屋に呼んだら来てくれますか!?」と聞いてみたところ、快く了承してくださったので、
それから日程調整や会場の手配を急ピッチで進め、現在に至っています。
(お呼びしたいと思った理由は、次の記事で書く予定です。)

自分の大胆さに驚きつつ、動き出してしまったからにはやるしかない

ここまでお読みいただいて、お分かりいただけたように、
私はただの「いちファン」に過ぎません。
ゼミ生でもなければ、長年のお付き合いがあるような関係でもなく。
宮台先生の並外れた記憶力により、顔を覚えていただくことができた、ラッキーなファンのうちの一人でしかありません。

その私が、半分勢いで、動き出してしまったわけです。
まだ2ヶ月以上あるとは言え、コネクションもコミュニティもない私は、
これから手探りで広報をしていくしかありません。

超多忙な宮台先生に、お時間を割いていただき、名古屋までお越しいただくのですから、
せっかくなら良いものにしたい、という一心で、動いています。
焦りや不安もあり、なかなか楽しいばかりとはいきませんが、
宮台ファン仲間や、協力してくれる友人たちと共に、楽しんで作り上げていきたいと思っています。

まだ動き出したばかりの、手作りの企画です。
温かく見守り、そしてご一緒に作り上げてくださるとうれしいです。
(ご協力いただける方は、是非TwitterのDMにご連絡ください☆)

4月11日宮台真司講演会in名古屋は満席です。
ただ今キャンセル待ち受付中です。

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宮台真司講演会 in 名古屋
 ~社会という荒野を仲間と生きる~

日時:2020年4月11日(土) 13:00~16:00
   第1部 宮台真司氏講演
   第2部 質疑応答

場所:日本陶磁器センター3階 大会議室
http://www.toujiki.org/adress.html

チケット:前売り 2,500円
     当日  3,000円
     学生  2,000円

少子高齢化社会、原発、非正規雇用、オリンピック問題……不寛容で先行きの見えない、この国の行く末は?私たちの未来は?
稀代の社会学者•宮台真司氏に訊く「社会という荒野を生きる」ための処方箋!

キャンセル待ちお申込み:https://ws.formzu.net/sfgen/S85835184/

マガジン:https://note.com/altemusik_yuka/m/mb5c4587632cc

続編はこちら



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