980 流す力
こんにちは！
（一社）全日本ミニマリスト協会です。
【流す力】
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日々何かと感情が揺さぶられることがたくさんあります。
考え事や悩み事で思考や軸がブレることもたくさんあるし、ふと誰かに心ないことを言われて傷ついたり、内的なものより外的な刺激に反応してしまうこともたくさんあります。
ミニマリズムは自分の心を守る盾のようなものでもあると僕は思っていて
それが《自分軸》であったり、《自分は自分》という考え方になります。
とは言え、今の時代はＳＮＳがこれだけ発達しているので、
顔が見えない距離感だからこそ、心ない言葉を受けることが昔より多くなている気がしています。
関わる人数が増えれば増えるほどに、その頻度は高くなり、そして管理をする場所が増えれば増えるほどにその対象になるのも仕方ない部分もあります。
約１５０００人のメンバーがいるコミュニティを管理している立場として、
僕もまぁ過去にはいろいろと厄介事に巻き込まれました。
その度に心が折れそうになるし、なんなら逆に顔が見えないからこそ『ブロックして永久に無視すればいいじゃん』と何回も思ったことがあります。
実際にブロックした人の数は数知れず、
その度に僕のアンテナとフィルターは強化されていったような気がします。
もちろん、僕の心も。
ほぼ鉄壁に近い形で、よほどのことがない限り、
だいたいのことは『自分の人生に、１ミリも影響がない』と思えるようになってからはほぼ最強戦士になっています。
自分を守るためには、冷たい部分を持っていた方が良いと思いますし、
自分にとってマイナスな人はできるだけ避けて、離れたほうが人生はより豊かになります。
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例えば、日常でもＳＮＳでもどちらでもあてはまりますが、
何かちょっとしたいざこざがあって、そのいざこざに反応したとします。
その段階で、もう心の無駄遣いが始まっています。
ＳＮＳならなおさら。
もしかしたら一生顔を合わせることが無いかもしれない人の一挙手一投足に反応したとしても、もはや人生レベルで考えたら何の関係もありません。
だとしたら、納得いかなかったことを投稿したり心を乱されるような反応をするよりも前に、《流してしまう》ことのほうが大切です。
むしろそのほうが心身ともに健康なのは間違いありません。
なんで反応してしまうのか？
その答えは『流す力がないから』と考えることもできるのです。
とは言え、向こうからつっかかってきたパターンももちろんあります。
納得いかないこともあるし、内容によっては誤解を解きたいというパターンもあるでしょう。
しかし、そうは言っても所詮他人。
反論したとてその人は変わらないし、誤解をしていたとしても人生レベルで考えたら誤解を説くためにエネルギーを使うよりかは、誤解されたままでいいからもう相手にしないようにしようと思ったほうが、結果的には楽で時間も奪われることが少ないかもしれません。
納得がいかず、ストレスを溜め込むのが嫌だからＳＮＳに書き込んで発散するという人もいるかもしれません。
これは、正直オススメしません。
なぜなら、書いている間にも『その人のことを思っている』という時間が発生するからです。
これはある意味ではジレンマで、腹立っているあの人のことを忘れるために投稿したのに、投稿するまでの間にその人のことを考えてさらにイライラしているという現実。
であるならば、そんなストレスから解放されるためには感情が揺さぶられることなく、どこかに投稿することなく、ただ流すだけ。
そんな人がこの世にはいるんだと流すだけ。
よく言われる２対２対６の法則で、
何をどうやっても自分のことが嫌いな人の２割が目の前に表れただけで、
その人に時間と労力を使っている場合ではありません。
残っている２割、自分のことを何があっても大切に想ってくれている人にこそ、時間と労力をかけるべきなのです。
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流す力は、自分を守る盾になります。
あまり感情的になりすぎず、他人に振り回されず、自分は自分という強い軸と芯を持ちさえすれば、多くのことはどうでもよくなります。
他人が怒っていても、別にどうだっていい。
人生レベルでの視点を持ってみると、多くのことは大したことがなくなるのです。
だから、流したほうが結果的には豊かになれるのです。
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