見出し画像

783 ミニマリズムが命を救うと信じている

こんにちは!
全日本ミニマリスト協会です。

【ミニマリズムが命を救うと信じている】

----------

僕がミニマリズムを広めたい理由、
それは【命を救うかもしれない】からです。

一見、ミニマリズムと防災なんて関係がないように思えますが、そんなことはありません。

物が少ないことは、命を救うのです。

----------

消防士で無数の現場に行った僕は、物が多いことで起こりうる弊害を痛感しています。
必ずしも物が多いことがトリガーで起こったことではないかもしれないけれど、物が関連して人が亡くなっている現場を経験してきました。

目の前で尽きる命を見てきました。
手の中で消える灯を経験してきました。

すべてが物のせいではもちろありません。
でも、物が少ないことで救えた命があったかもしれないのです。

----------

日常において、物が多いか少ないかは問題ではありません。
むしろ、物が多いミニマリストもいるし、物が少ないミニマリストもいる。
ミニマリストの形は人それぞれですので、「これが絶対」という正解はありません。

AJMには世界中にメンバーがいますが、日本に住まれている方が多いのは事実。
災害大国日本で、物が多いことのリスクをどれだけの人が把握できているでしょうか。

恐怖心を煽るつもりは毛頭ありません。
実体験に基づいた、経験をお伝えしているのです。

これからも大きな地震が襲ってくるでしょう。
一回ではないかもしれないし、地震だけではないかもしれない。

地震に伴う停電、火災、洪水、倒壊、土砂崩れなどもあるでしょう。
自宅が直接の被害には遭わないかもしれません。
でも、隣の家が燃えていたら果たして冷静でいられるでしょうか。

普段大きな火を見ることはありません。
熱も光も音も感じません。
煙の勢いも、想像できないでしょう。

それはそれはとてつもないのです。
一般の方が『普通の状態』でいられることなんて不可能なのです。

ではそんな時、何をすればよいのか?
という論点が今回のテーマではなくて、物が少ないだけで助かる命があるかもしれないということをお伝えしたいのです。

物が多ければ多いほどに、外に出るための退路は断たれます。
ケガの恐れも高まり、パニックになる可能性も高まる。
なぜなら普段は置いてあるだけの物が、倒れ、道を塞ぎ、聞いたことのないような大きな音を立ててそこに立ちはだかるのです。

----------

書籍もネットも調べたら、たくさんの『災害時にやるべきこと』が出てきます。
誰もが頭ではわかっています。
みんなやるべきことなんて理解できているし、リストアップもできているでしょう。

けど、災害時には出来ないのです。
ほぼ何も出来ません。
動くことができません。
判断ができません。
パニックになって頭が働きません。

でも、それで恐がる必要はありません。

『動けない』ことをあらかじめ理解しておけば、動ける可能性は高くなるのです。
『動かないと』と思えば思うほどに、動けません。
なぜなら、恐いから。
恐すぎるから。

目の前で火災が起きたら恐いでしょう。
誰もがそうなのです。

だからこそ、普段から『判断すべきこと』を少なくする必要があるのです。
つまりは優先順位を普段から明確にしておくのです。

あれもこれもとやろうと思うから、動けない。
やるべきことを少なくして、その中で自分が考える優先順位が高いことから決めていく。

最終目的地は、【命が助かること】が一番になるので、普段から物に依存しない生活がカギになってくるのです。

僕はこれから先もずっと、【命を救うミニマリズム】を伝え続けます。
必ず、いつかミニマリズムを実践していて良かったと思う日が来ます。

ミニマリズムを伝え続けることで、絶対に救える命が増えることを信じています。

----------

累計で25万ページ以上読まれているミニマリストの書籍をKindleで出版しています。

https://amzn.asia/d/0oDG0j0

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?