913 小さなことを丁寧にすること
こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。
【小さなことを丁寧にすること】
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ミニマリズムはあらゆる雑念や邪念を取り払い、心にゆとりをもたらすと同時に生活を立て直す力を持っています。
日々忙しく過ごしている僕たちは、自分の生活態度や時間の使い方と向き合うことを疎かにしてしまっているはず。
心のゆとりを持つと同時に、自分の生活のゆるみやたるみを改めて認識し、時間的余裕を持つことで少しだけ、自分と向き合う時間が必要なのです。
そうやって雑念や邪念、どうでもいいことに振り回されることや不要な感情や思考、自分でコントロールできない他人の評価や上司のご機嫌などを気にすることから解放され、もっと自分の人生に主体性をもつことができるのです。
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ミニマリズムを深める要素のひとつで、
《小さなことを丁寧にする》
というのがあります。
ミニマリズムとこの行為のどこが繋がってくるのでしょうか?
行為自体は先ほどお伝えしたとおり、日常を振り返ることができるのです。
ひとつひとつの何気ない行為に想いをしっかりと乗せ、
「その行為をやる意味や意義」
を考えることができる。
それとは別に、例えばお掃除ひとつにしても丁寧にやると時間がかかるものです。
掃除機をかけるだけでも、丁寧にしようと思えば時間がかかる。
掃除機が終わったあとにたまには雑巾がけをしてみましょう。
倍の時間と労力がかかります。
この行為に、実はミニマリズムに関する答えは出ません。
けど、やってみたらわかりますが時間をかけてひとつの物事をこなしていくことで内観する力が身に付き、思考が整ってきます。
継続していくと、答えが自然と見えてきます。
誰に言われたわけでも、ノルマがあるわけでも、特別なスキルが必要なわけでもありません。
ただ、丁寧に、ひとつずつ、目の前にある行動に心を乗せるのです。
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なぜか大人になるに連れて、すぐに答えを求めて、カテゴリーで固め、自分に合わないことは排除し、時間をかけて学ぶことをやめて、コツを探し出し、自分の頭で考えることや心で感じることをしなくなる。
いつの間にか人として大切なことを忘れ、日々忙しいという言葉に翻弄され、やりたいこともできずに、テクノロジーに踊らされて睡眠時間を削られ、欲しくもないものに影響されてなんとなく買って手に入れる。
そうやって時間が経った先にあるのは、
「何して過ごしてきのか」という後悔の念にかられることになるでしょう。
失われた時間は戻ってきません。
誰でも忙しい毎日ですが、だからこそ自分が注力すべてきこと、注力すべきことのためにあらゆる不要を手放して、あらゆることに余裕を持つようにするのです。
ひとつひとつの行動に意味や意義なんか、すぐにわかりません。
もしかしたらそれを求めてる時点で間違えているのかもしれないし、合っているのかもしれない。
でも、すぐに答えが出ないから継続して自分で求めてみないとわからないのです。
やってみないと気付かないのです。
試しに床を雑巾で拭き上げてみてください。
しかもたった一日でなく、一週間、一か月。
靴を毎日絶対に揃えてください。
気付いたらすぐやる。
おでかけ、帰ってきて、寝る前。
服を綺麗に畳んでしまってください。
毎日、毎日。
丁寧な暮らしに心を通わせるのです。
すると、見えてくることがあるでしょう。
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