薬剤師のいつき博士の勉強記録

【"アレルギーの薬"について知りたいあなたへ】 薬剤師のいつき博士…

薬剤師のいつき博士の勉強記録

【"アレルギーの薬"について知りたいあなたへ】 薬剤師のいつき博士です。 小さな薬局の薬剤師じゃ。 アレルギーの勉強を日々行っているぞ。 アレルギーでお悩みの方はこちらまで 💊https://alleru.com/💊

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  • ALLERU アトピー性皮膚炎治療薬

    アトピー性皮膚炎に使用される治療薬についてまとめています。 使用している薬、興味のある薬があればご覧ください!

  • ALLERU 鼻炎治療薬

    鼻炎に使用される治療薬についてまとめています。 使用している薬、興味のある薬があればご覧ください!

  • ALLERU 喘息治療薬

    喘息に使用される治療薬についてまとめています。 使用している薬、興味のある薬があればご覧ください!

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    おすすめの市販薬や市販薬それぞれの注意点など勉強してまとめています。

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勉強記録を書く理由

初めまして。薬剤師のいつき博士です。 私は現在、アレルギー患者向け教育サイト 「ALLERU(アレル)」を運営しています。 幼少期にアトピーや喘息でつらい経験をしたことがきっかけで 「同じようにアレルギーで苦しむ患者さんを助けたい」と思い サイトの運営を始めました。 この記事では 私がALLERUの立ち上げに至った経緯や アレルギー情報を勉強し、発信し続ける理由をお話します。 私と同じように 「アレルギー患者さんを救いたい」という想いで 日々活動されている医師の方や

    • 【アトピー性皮膚炎】皮膚炎におすすめ漢方薬の紹介

      いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイト を運営しています。 昨今、アトピー性皮膚炎領域の 研究開発は目覚ましく たくさんの治療薬が登場しています。 一方で、現代の医療進歩においても 夜のかゆみに苦しんだり 薬の副作用に悩む方も多いです。 治療に行き詰まったとき 選択肢の一つとして 漢方薬が使用されることがあります。 今回は、治療の幅を広げるために 漢方薬の可能性を考えてみましょう! 0.漢方薬?生薬?0-1.漢方薬とは 日本の伝統医学である漢方医学理論に基

      • 【アレルギー性鼻炎】鼻炎におすすめ漢方薬の紹介

        いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイト を運営しています。 今年もまた天気予報で 花粉が話題となる季節が やってきましたね。 アレルギーの症状は 患者さんによって幅広く 日々コントロールが必要な方から 季節性に苦しむ方もいます。 現代の医療の進歩においても スッキリしない症状に苦しんだり 薬の副作用に悩む方も多いです。 そんな時の選択肢として 漢方薬が使用されることがあります。 今回は、治療の幅を広げるために 漢方薬の可能性を考えてみましょう! 0.漢方薬

        • 最適な喘息吸入器の選び方とおすすめまとめ

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイト を運営しております。 吸入薬は喘息治療において 欠かせない存在となっていますね。 治療の質を高めるために これまでにたくさんの吸入器が 開発されてきました。 今回は吸入器に注目して 解説してみたいと思います。 自分が使っている吸入器を 改めて確認しましょう! 0.喘息における吸入薬とは?そもそも喘息とは 空気の通り道である気道が 炎症を起こしてしまっている状態です。 炎症の腫れにより気道は狭くなり ゼーゼーヒューヒュ

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          【気管支喘息】ー薬剤師が3剤配合吸入薬を一覧で紐解く

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイト を運営しています。 喘息治療における吸入薬の活躍ぶりは ここで議論するまでもないくらい 日々実感されているのではないでしょうか。 吸入ステロイドが発売されてから 喘息の死亡者が 年間1万人から2千人以下に激減しています。 最近はアドヒアランスが重視され 現在、3剤配合吸入剤が注目されております。 先日の呼吸器学会の演題でも取り上げられ 製薬会社のPRも増えている現状です。 早速、勉強していきましょう! 0.そもそも喘

          【気管支喘息】ー薬剤師が3剤配合吸入薬を一覧で紐解く

          【薬剤師が解説】冬場の痒みに使える市販薬 飲み薬編

          いつき博士です。 アレルギー患者専門オンラインドラッグストア を運営しております。 冬場になって 『肌が乾燥してかゆい』 『寝ている間に布団に血が付いた』 そんな悩みを抱えている方もいるでしょう。 冬場に使用できる すぐ購入できる市販薬を中心に 紹介していこうと思います。 <市販の塗り薬編> 1.飲み薬飲み薬は塗り薬と比較して 塗る手間が省けるのも特徴としてあります。 抗ヒスタミン薬が主成分となり 今回紹介する飲み薬は 眠気を起こすこともあるため 運転や高所での作業

          【薬剤師が解説】冬場の痒みに使える市販薬 飲み薬編

          重症喘息の新星!テゼスパイア皮下注の可能性とは?

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイトを運営しております。 昨今、重症喘息の抗体医薬品が 発売ラッシュとなっています。 今回新たな治療薬として期待されている 炎症反応の起点「TSLP」を標的とする テゼスパイアについて勉強していきます。 テゼスパイア(TEZSPIRE)の名称由来は、 TSLPを阻害する「Tezepelumab」により 患者さんのもっと良くなりたいという 想いを呼び起こさせ (Inspire) 喘息で苦しむひとがいない未来を願う (Aspire

          重症喘息の新星!テゼスパイア皮下注の可能性とは?

          ハチミツは咳止めに効果があるのか?

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイト アレルギー患者専門オンラインドラッグストア を運営しております。 最近、風邪が流行っているなかで 咳止めがなくてみんな困っているようです。 喘息持ちは発作が止まらず大変です。 一方で、のど飴売り場でよくハチミツを見かけますが ハチミツとやらにどんな効果があるのでしょうか。。 今回はハチミツが咳止めに効果があるのでは? という文献を見つけたのでご紹介します。 1.そもそもハチミツって甘いだけ?甘味剤として大活躍のハチミツで

          ハチミツは咳止めに効果があるのか?

          【薬剤師が解説】冬場の痒みに最適な市販薬 塗り薬編

          いつき博士です。 アレルギー患者専門オンラインドラッグストア を運営しております。 冬場になって 『肌が乾燥してかゆい』 『寝ている間に布団に血が付いた』 そんな悩みを抱えている方もいるでしょう。 冬場に使用できる すぐ購入できる市販薬を中心に 紹介していこうと思います。 1.塗り薬塗り薬には 赤みや痒みを抑えるステロイドを含むものと ノンステロイドの塗り薬 保湿成分を含むものなどがあります。 塗り薬は飲み合わせも基本的に気にせず 妊娠授乳中でも安心して使用しやすい点

          【薬剤師が解説】冬場の痒みに最適な市販薬 塗り薬編

          【アトピー性皮膚炎】デュピクセントとアドドラーザ 最新の薬を比較

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイトを運営しております。 今回は近年話題となっている アトピー性皮膚炎の注射薬の試験結果の値を それぞれ見比べていこうと思います。 1.デュピクセントとアドドラーザとは?デュピクセントでは アトピー性皮膚炎の悪化に影響する IL-4,IL-13という サイトカインが細胞につく場所(受容体)に 先にくっついてそれぞれの働きを抑えます。 アドトラーザはIL-13に直接くっついて IL-13の働きを抑えるといったイメージです。 IL

          【アトピー性皮膚炎】デュピクセントとアドドラーザ 最新の薬を比較

          【薬剤師が解説】夏場のかゆみに最適な市販薬の選び方

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイト アレルギー患者専門オンラインドラッグストア を運営しております。 夏場になって 『また、あせもが出てしまった』 『汗をかいて皮膚が痒くなるな』 そんな悩みを抱えている方もいるでしょう。 その皮膚の症状 本当にあせもと決めつけて良いでしょうか。 今回は 夏場に使用できる市販薬を中心に アトピー性皮膚炎とあせもの 違いと見分け方についても勉強していきます。 1.それぞれの特徴1-1.アトピー性皮膚炎 一般的にはアレルギー反

          【薬剤師が解説】夏場のかゆみに最適な市販薬の選び方

          【薬剤師が解説】点鼻薬の形状によるアレルギー性鼻炎の治療への影響

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイトを運営しております。 2023年6月にアレルギー性鼻炎薬アラミストの ジェネリックが発売されました。 点鼻薬の形状が変わって 気になっている方もいるかもしれません。 ステロイド点鼻薬は デバイスの使いにくさや 使用感に違和感を感じることで 治療継続率の低下を招き 十分な効果を得られないこともあります。 今回はアレルギー性鼻炎で使用頻度の高い アラミストとナゾネックスで 異なるデバイスによる治療への影響を 調査した文献につい

          【薬剤師が解説】点鼻薬の形状によるアレルギー性鼻炎の治療への影響

          薬剤師が解説する食物アレルギー

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイトを運営しております。 ALLERUの情報サイトを運営していると 食物アレルギーで困っている お母様達が多いことがわかってきました。 薬の専門家から見た 食物アレルギーの気をつけるポイント をまとめました。 食物経口負荷試験や経口免疫療法については ご経験のある先生方が詳しいので 本サイトでは割愛します。 1.そもそも食物アレルギーとは?食物アレルギーとは 成長段階でタンパク質を分解する能力が低く ある特定の食物に対して 体

          薬剤師が解説する食物アレルギー

          【薬剤師が解説】外用剤の吸収の違いについて

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイトを運営しております。 何気なく使用している外用剤 いろんな場所に使用していませんか? 外用剤は塗る場所や状態 年齢などによって吸収率が変わってきます。 今回は経皮吸収性について 勉強していこうと思います。 1.部位による違い外用剤を使用した際に 吸収性は部位によって異なります。 まぶたの上や口の周りでは 角質層が薄い部位は 皮膚バリア機能が低下して 経皮吸収性が向上します。 皮膚からの水分蒸発量である 経表皮水分喪失量

          【薬剤師が解説】外用剤の吸収の違いについて

          【アトピー性皮膚炎】新薬のレブリキズマブは他の薬と何が違うの?

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイトを運営しております。 年々アトピー性皮膚炎の治療薬が増えて 治療の幅が増えてきていますね。 今回はまだ発売されていない 治療薬について勉強していきましょう。 1.レブリキズマブとIL-13の関係1-1.レブリキズマブとは レブリキズマブは イーライリリー株式会社で治験を実施している デュピリマブと同様の抗体医薬品です。 違うpointとして 可溶性IL-13に選択的に結合して IL-13Rα1/IL-4Rαヘテロ二量体複

          【アトピー性皮膚炎】新薬のレブリキズマブは他の薬と何が違うの?

          【薬剤師が解説】紫外線がアトピー性皮膚炎にもたらす影響

          いつき博士です。 アレルギー患者教育向けサイトを運営しております。 紫外線は 『アトピー性皮膚炎(以降アトピーと略)の悪化につながる』 『ステロイド外用剤塗布部は紫外線に触れさせるな』 といった意見を耳にしたことはありませんか。 実際はどうなのか 正しい情報をもとに勉強していきます。 1.アトピー性皮膚炎と紫外線結論から言うと 過度の太陽光(紫外線)の曝露は アトピーの悪化につながると言われています。 これは、紫外線により皮膚バリアが 低下する可能性があると報告されて

          【薬剤師が解説】紫外線がアトピー性皮膚炎にもたらす影響