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アダルトチルドレンは自分の「疲れ」や「気持ち」に気がつきづらい①

みんなさん、こんばんは^^
夜遅くに失礼します🌙

やることが沢山で疲れが出ている方が多いこの時期。「疲れ」をちゃんと心や体で感じられていますでしょうか?

アダルトチルドレンは
とにかく自分の「疲れ」に気づくことが難しいんです。
だから「自分の気持ち」にもとても鈍くなってしまう。

それは、機能不全の家庭の中で育つと、日々自分の自然な感情や望み悲しみ喜び、そういう人としての大切なものを封印しなければ
生きてはいけないので封印するようになります。

それでは、人間として生きていくのはとても難しくなってしまいますよね!

そうすると
著しく自分の体の感覚や、心の感情に鈍感になりそこの部分が麻痺してしまうんですね。

「我慢、我慢。」「頑張らなくちゃ!頑張らなくちゃ!」「怒られないようにしないと。」「何か言われるのかな?」

という

見捨てられ不安や、心が満たされていない事が原動力の(過)活動(〇〇していないといけない、〇〇しないといけないという不安や恐れからくる強迫観念のようなもの)や、幼少期に褒めてもらった経験がないので極端に高まった認めて欲しいという承認欲求など。

そついう風に元は発達していなかったであろう、そこまで発達しなてくても良かったであろう部分が冴え高まっていき

今はHSPなんてよく聞きますが、どんどん神経が過敏になって「人がどうして欲しいか」「この人が求めている事はこういうことだ」「この人はこういう気持ちでいるから、こうしないといけない」
そういう感覚がずば抜けて発達せざるを得なくなるので、メリットも勿論あるとは思うのですが

やっぱり瞬時に過敏に心が相手の気持ちや態度に反応してしまうと、それはそれで生きづらいですよね。疲れてしまいますし^^

私の考えなのですが、HSPというのはスピリチュアルや霊的な能力なんかでは全然無くて
そういう風になってしまう、先程書いたような過程や原因がちゃんとあると思っていて
むしろ、HSPというもので済ませ自分自身をごまかしていると
大切な自分をケアする機会に辿り着かないので少しもったいないと思っています♪

感じやすい、傷つきやすいのではなくて
そのようにならざるを得無くてなってしまう環境にいた。人が極端に自立というか強くなってしまう原因も、こういうことだと思います。

依存よもり、自立の方が怖いことだ。という考えもどこかで目にしたのですが、なるほどなぁとしみじみ思いました。

そのことで良かった部分も、もしかしたらデメリットに感じる部分のが大半なのかもしれませんが(笑)
一概には「悲しくて辛かっただけの経験」ではないのかもしれません^^

例えば。接客業や営業のお仕事などでは
機能不全で無い家庭で育った普通の生きる感覚の人よりも、感覚が敏感で瞬時に人の気持ちに気づく能力が
機能不全家庭で育ち勝手に備わってしまったアダルトチルドレンの方が
人の気持ちが手に取るように分かるので、結構役に立った経験がありました。

まあ、普通の暖かい家庭で育つに越したことはない無いんでしょうけれど!そこはもう仕方が無い(笑)

高級クラブで働いていた時の本当に初めての日。
キャストやお客さんたちの動きを観察していたんですね。

そうすると……ああ、この仕事は顔とか体で売れる商売ではないんだなとすぐ分かったんです。(ナンバーに入るキャストのお顔と体型に問題があるように見えた、とかではありません。みんな美しいです)
いかに''人間''でいられるか、いかに''普通''の感覚を持つことが出来るのか、なのかなと。

そこからは、新聞を読みネットニュースをチェックし自分の言動にも気を配り、お客さんの心をはかり接客し
褒められ怒られ試しての繰り返し

入店し1週間ちょっとでNo.1になってしまったのですが(維持するのは努力が必要)
当時はまだ若かったですからね、それはそれはとがっておりまして。

簡単すぎるからもうこの店に用は無い!そんな感じでしょうか、そこは高級クラブでピアニストの方やシェフ、バーテンダーの方もいたりと落ち着いた雰囲気で、接客は厳しく決まりがありキャスト同士の攻防?や派閥もあったりとハードな環境だったのですが
最初に身を置く場所は厳しい方がいいかな、ピアノ良いじゃん!と軽く考えていた19歳の私は、怖いものなど何もありませんでした!

そんな短期間でNo.1になってしまうなど
No.1だった怖いお姉さまと派閥の意地悪は激しくなっていくのですが^^こわいですね〜(笑)

そういうのも気にしませんでした。なんせ、自分最強!!という時代のときでしたから、恥ずかしいですね^^

案外あるあるなんですよね。
プライドというか、お客さんと接するにあたり自分の信念を持って働いているキャストが多いお店だと派閥なんてものは無くいがみ合いも少なかったので、本当にお店によると思います。

その後も、お客さんをひとりのエネルギーとして(元々お金にかなり執着が無さすぎる程の謎の人間だったというのもあり、お客さんをお金として見ていなかったです。どうして夜の仕事を始めたのかというと、色々な人と話す経験が私には必要だと感じたから。)見ていき、備わってしまった過敏な神経をひとりでに駆使し(素のままの営業)

他のお店でもNo.1になってしまうのですが、そうなってしまうとこれがまた違う苦労や感情がありました。
後に1番になれば、お金が捨てるほどあればすごいし、偉い、幸せ。満足。そういうものでは無い現実を知り大切なことに気づきます

そんな調子に乗りまくっていた全盛期?の私の鼻っ柱をボキッ!とへし折りけちょんけちょんに言ってくださった、厳しさと優しさを兼ね備えた人を視る目が神がかっているあるボーイさんのおかげで、今の私がある訳で

その時に言ってくださった言葉をよく今も思い出しては、感謝しています。

では!「疲れ」に戻りますが、そういう訳でアダルトチルドレンは体が疲れたりしてもすごく気が付きずらいのですね。

私は動けなくなってから、あぁ…疲れていたんだな……とやっと気づくことが今まで本当に多かったです。倒れてからでしか、気づけないんです。

それが今は、ちゃんと「疲れ」というものを
体で心で感じることが出来、自分から「休む」という行動をとれるようにまでなったきっかけがあって……

敏感になっていた、この人は〇〇して欲しいだろう、という他者優先が強い感覚は
自分軸で生きるようにしている現在は、基本的に鈍感にしているので生きやすいです^^


それは次の記事につづきます♪

長いのに、お読み頂き本当にありがとうございます😊✨

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