1人で東京に行って気付いた“人”の価値
現在、時刻は16時58分。帰りの新幹線でこのnoteを書いている。なんで帰りの車内でnoteを書いているかと言うと、1人で東京へ行くのがあまりにも寂しかったから。
いやいや、大人になって何を言っとんねん。(昔からフォローしてくださる方には知られているが)前まで関東に住んでたやろがい、と言われるかもしれない。
しかし、もうこればかりは仕方がないことだから諦めた。
今回の東京遠征の目的は仕事でご一緒している方やお世話になった方々と会うこと。宿泊はせず、朝イチの新幹線に乗って用事を済ませてきた。
勘の良い方はもうお気づきかもしれない。せっかく東京へ行ったのに、すぐに帰るのかと。
15時半には予定が終了。遊ぼうと思えば全然遊べたし、東京に住む友達と夜ご飯に行くこともできた。しかしながら、僕が選んだのはすぐに帰宅することだった。
「これから帰るよ」と彼女にLINEしたら「なんて健全なんだ」と突っ込まれたりもして。だって仕方ないじゃないか。1人で行っているんだから。
渋谷に行ったので、宮下パークや渋谷横丁、スクランブル交差点を見てきた。でも、1人では十分に楽しめる気がしなかった。
スクランブル交差点の写真なんて、観光に来ている外国人と並んで撮ったものである。「シブヤといえばココだよネ!youも写真撮る?」みたいな感じでお互いに目くばせしながら写真を撮った。
見慣れている景色だし、撮る理由なんてないのに、暇すぎて外国人と並んで撮ってしまった。
1人だとすることがないという事実を突きつけられる。
109は遠目から眺めるだけで十分。実際に行くのと遠目から見るのとではエネルギーの使い方が違うのよ。
打ち合わせの間、することがない僕はふらふらと周辺を散歩していた。何かnoteのネタになりそうなものはないかと徘徊。
名称は何も分からないが、聖堂っぽい建物と草が生えている建物を発見した。
何か具体的な行動を起こすことなく、品川駅に到着。お腹が空いたためキヨスクで食料を調達することに。
駅構内で売っている美味しそうなお菓子はたくさんあったが、結局キヨスクでおにぎりと男梅を買った。
仕事以外で何が楽しかったか?と聞かれると、駅構内にあった本屋さんかもしれない。なんとなく流行っている本を流し読みして、気になる本はネットでも探して購入までした。
東京まで行って「本屋が一番楽しい」と言うのも僕らしくていいなと。
あっという間に帰ってきて思うのは「誰と行くかが大事」だということ。
さらに僕は旅行がそこまで好きではないタイプであるため、誰と行くかが旅行の楽しさを決める要因となってしまう。
どこへ行くかより誰と行くか。言葉通り、人の価値を痛感した東京出張だった。
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