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253.失敗する権利を与える

相手が失敗したらつい叱ってしまう。

失敗への向き合い方をコーチングの観点からまとめる。


『こんな場合に必要』
・部下が目標を達成しない
・部下に仕事を任せることができない
・部下の中に答があるとは到底思えない
・部下がリスクある行動に向けて最初の一歩が踏み出せない


アメリカの親と日本の親

アメリカと日本では“失敗”に関する価値観が違う。


アメリカ

子供が小さい頃から何でも自分でやらせる。

成功するにはその前提として失敗が不可欠であると考える。

失敗をかけがえのない経験として捉える。


日本

子供を失敗させないようにする傾向が強い。

失敗=悪。



”失敗”をどう捉えるかによって挑戦する心も変わってくる。


アメリカ「失敗してからがスタート」

日本「失敗してしまった。もう終わりだ。どうしよう」


失敗する権利

人材育成という場面では「失敗する権利」が必要。


「失敗する権利」を与えることで、

相手の自発性を生み出すことに結びつく。


「失敗する権利」がないところでは

行動がどうしても「しなければならない」の連続になり、

自発性よりも義務感を助長してしまう。


自分はどのくらい部下に「失敗する権利」を与えているのか

一度立ち止まって考えてみよう。



まとめ

失敗は成功の前提と考え、寛容になる


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