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204.こんな会社が存在していいのか

めちゃくちゃ好きな会社を見つけた。

先日、戸田さんとお話させていただいた時に、「6月にインターンあるから来る?」とお誘いを受けて、ていねい通販さんのインターンに参加。インターン前日からメッセンジャーで社員さんが激アツなメッセージを送ってくださるという。「絶対良い会社やん!」とワクワクして参加したら、想像以上に良い会社だった。良い会社の定義はそれぞれだけど、僕の中では、最高の会社だった。この熱い気持ちを忘れないうちに、学びをnoteにまとめていきたい。

戸田さんとお話した時の記事

ていねい通販さんHP


■スケジュールと内容

スケジュールはこんな感じ。

1日ずっと楽しかった。


【今日のメインテーマ】

Instagramの投稿を考えるには、マーケティングの観点やお客様をどれだけ理解しているかが大事になる。実際、ていねい通販のInstagramを見てみると、温かいコメントばかりで、見てるこちらも温かい気持ちになる。インターンを体験して自分の課題も出てきたので、これからの成長のために書いておきたい。


■ファン作りが必要不可欠

これからの時代は企業も個人もファン作りが必要不可欠になる。人気企業を支えているのは全部のファンではなく、一部の熱狂的なファン。つまり、熱狂的なファンの数が多ければ、それだけ認知される可能性も上がる。そのあたりは以下の記事を参考に。

企業側の施策として、参加型投稿施策をしていくことがファン作りに繋がる。Instagramの投稿を見ると、参加型投稿ばかりで「私も参加してみたい」という気持ちになる。参加型投稿施策がなぜ大事なのかは以下で。

①人口減少によって市場が減少しているから
⇒人が少なくなっても同じように買ってもらえるように
②機能的価値が低下しているから
⇒簡単に高い技術に触れられるようになった。
情緒的価値を高めていかないといけない。
「これを購入した自分はどんな最高な状態になれる?」
③口コミの重要度が上がってきているから
⇒広告よりもSNSやリアルでの口コミを参考にして、消費などをしてる。

物で溢れていて、ほとんどの物は手に入る。物で満たされることが少なくなった。だからこそ、「心理的な繋がり」や「感情」にフォーカスする必要がある。若者は特に、Googleで調べるよりもInstagramやYouTubeで調べる人が増えた。その特性をうまく活かせる企業がこれから生き残る企業だと思う。


■ていねい通販という会社

ここまでが「なぜInstagramを使ってファンを作る必要があるのか、インターンを行う目的」の部分。そもそも『ていねい通販』という会社はどんな会社なんだろうか。

正社員40人・商品数30に対して、売上70億

シンプルにすごくない?従業員と商品数を増やせば大量生産だってできるし、売上を上げることも可能。しかし、社員も商品も少数精鋭で事業を展開。これが成り立つのは、リピート率が高いから。一度買うだけで終わらずに、その後何度も購入する人が多い。ちなみに、僕の家族もヘビーユーザー 笑。

化粧品、健康食品=消耗品。使ってなくなる⇒1人のお客様と長く付き合える。なくなる度にもう一度買ってもらえる可能性がある。接点が作れる。

事業内容はあくまで手段、ということをおっしゃていたのが印象的。この話を聞いて事業内容に対してめちゃくちゃ納得できた。

おまけ、誕生日プレゼント、アンケートを使って、お客様とコミュニケーションをとる。非効率かもしれないが1つ1つの関係性に熱量を持って取り組んでいる。シンプルにお客様が喜んでもらえるにはどうすればいいか、を徹底している。

商品以外の部分でもお金をかけているそう。自分が消費者側の場合、誕生日プレゼントや手紙が来たら売れしいし、「また買おう」って思えるもんね。手紙を何回もやりとりしているうちに、お客さんと文通仲間になることがしょっちゅう。お客さんと仲良くなって、ご飯に連れて行ってもらったこともあるらしい。すごすぎる。

「ありがとうが集まる通販会社」
さあ!目指そう!「食卓におかずが一品増える世界」

会社のコンセプトがステキ。「ありがとうが集まる会社」という部分では、お客さんからだけでなく、働く人同士でも「ありがとう」が自然と出てくるように意識されていた。社員さん同士も仲が良くて、「インターンやのに、こんなに雑談していいんかな?」って思うくらい。


■Instagram投稿のポイント

そして話はInstagramに戻る。

【ポイント】
①ターゲティングをすべし
②コンテクストを強めるべし
コンテクスト=文脈
ていねい通販が大事にしている世界観、商品のコンセプト
③インタラクティブが必須
双方向コミュニケーションがとれるように

Instagramを見る人が「あ、これ私のことだ!!」と思ってもらえるようにしないといけない。それだけでなく、会社のコンセプトや大切にしたい価値観を保ったまま。ここで大事なのが、「誰が見ても分かりやすい言葉で伝えること。」ついつい専門用語や、自分たちの当たり前を押し付けてしまいがちになるため注意が必要。

ペルソナを具体的に描くことで、どんな施策がいいのか、どんなアプローチ方法が適切なのかが見えてくる。僕はその部分がまだまだ甘かった。自分の当たり前を押し付けてたし、ただただ自分の熱い想いをぶつけようとしてた。ペルソナに向き合うことが今後の課題。


■おわりに

まだまだ書きたいことがあるけれど、noteでは一旦ここまでにしよう。前日に抱いた期待を遥かに超える、学びと楽しさでいっぱいのインターンだった。社員さんも素敵な方たちばかりで、参加した学生も思いやりに溢れた面白い人たちばかりだった。この空間で1日過ごせたことが1番の思い出。

戸田さんとお話した時点で戸田さん含め、ていねい通販さんのことが好きだったけれど、今日他の社員さんともお話をして、大好きになった。熱くて温かくて楽しくて。大人になってもまだまだ青春してる感じ。僕もこんな風に一緒に働く人との関わりを大事にして、今後の社会人生活を送りたい。

「人を重視して会社を選びたい」という学生には心からこの会社をオススメする。あの空気間に触れたら「好き!!!」ってなる 笑。興味がある方はホームページを覗いてほしい。それか、Twitterを運用されている方がほとんどなので、TwitterからDMを送ると返信してくださるはず。

この1回きりの関係ではなく、これからも繋がりを持っていきたいし、関わっていただきたいなと心から思う。それだけ良い会社。インターン終了後、参加した学生が熱いメッセージを送ってた。熱い人のところには、熱い人が集まるんだなあ。類は友を呼ぶ。最高の体験ができた1日でした。




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