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置かれた環境で1番になる努力をし続ける。採用サラリーマン猿太郎 #10

自分の将来を切り拓いていくために、大学生・社会人関係なく様々な人にインタビューをする企画。第10回目のゲストは、採用サラリーマン猿太郎(Twitter名)さんです。

小学生の頃におばあちゃんから掛けられた言葉をいまでも大事に努力を続けられているそう。仕事観やこれまでの努力についてお話を伺いました。

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おばあちゃんの言葉が心の支え

ーー最初に自己紹介をお願いします!

ある会社で採用担当をしております、採用サラリーマン猿太郎と申します。社名を出せないという関係がありまして、現在ではこのような名前で活動をしています。社会人5年目で、営業を3年やってそこから採用をやっているという経歴です。


ーー学生時代についても教えてください。

学生時代の自分を表すとすると3つありまして、1つ目は”お酒ばっかり飲んでいた”、2つ目は”英語の勉強をがんばった”、3つ目は”バーテンダーのアルバイトで色々なことを学んだ”という3つになります。詳しくは自分のnoteにまとめてあるので、是非読んでいただければと思います!


ーーnoteを拝見すると挫折があってもそこから這い上がって結果を残し続けられているように思います。原動力やご自身を支えているものは何がありますか?

おばあちゃんの言葉です。"置かれた環境で1番になる努力をする前に逃げ出すな"という言葉が、人生の様々な場面で頭に出てくるんですよね。英語でうまくいかない時も「がんばったら何とかいけるんじゃないか」と思えて、努力を続けられました。



会社を使って地元に貢献したい

ーー現在の会社を選ばれた理由を教えてください。

僕の実家が東北にあり、被災地なんですよね。高校の友達の多くは実家を継いで就職するという人が多くて。その子たちが「震災で販路を失って、今まで売っていた企業が潰れたりして大変だ」ということをよく言っていたのを聞いて、じゃあこの子たちを助けられるような、事業を通じて地方に貢献できる会社はないかなと思って色々な会社を見ていました。その中で内定をいただいた今の会社に入社したという背景があります。


ーー実際に働いてみてどうでしたか?

初期配属が地元で営業をすることになって、会社というツールを使って地元に貢献できたことが良かったです。最初はうまくいかないこともあったんですけど、営業をがんばったら昇進ができたし、営業をがんばることで地元に貢献できたという、結果として良かったことがたくさんありましたね。


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営業での経験が仕事に生きている

ーー現在採用担当として仕事をされている中で、これまでの営業経験が活きているなと感じることはありますか?

就活生に対して変に上から目線でいかなくなったのが良かったですね。人事の中でもやたら上から目線で来る人もいるじゃないですか。営業ではクライアントに対して上からいくことは絶対にないので。その経験があるので就活生に対しても、まずは信頼関係を築いた上で話をするようにしています。

営業時代にプレゼンや企業の社長さんに向けて勉強会をしたことも活きていますね。相手の立場に立って、どんな表現をすると伝わりやすいかを自然に考えられるようになったのも営業を経験したからです。

あとは比喩ができるかどうかが大事だなと思っていて。相手が分かりやすいテーマに沿ったたとえができると、相手に伝わりやすいので、物事を伝える際には比喩を大事にしています。


ーー早い段階でマネジメントも経験されていると伺いました。マネジメントをされていた中で気を付けていたことはありますか?

マネジメントにおいて意識していたことは2つあります。1つ目は、絶対に偉ぶらないこと。メンバーの誰からでもいじられるような存在になろうと思いました。2つ目は、僕に話しかける時に気を使わないような空気を作ること。メンバーが僕に対して硬くならないような空気作りを意識しました。

マネジメント職に就く人も普通の人間だということを刷り込ませたかったんですよね。そのために、自分からプライベートの話もするようにしていました。常に自分が下の立場にいることを心がけて話しやすい雰囲気にしたことが、他のチームよりも結果を残すことに繋がりましたね。



趣味のように働きたい

ーー人生全体で大事にされていることはありますか?

地方に携わりたいということを大事にしています。やはり東北で営業をした3年間がターニングポイントとなっていて、ただ住んでいただけで感じていた東北の魅力と”ビジネス”という視点を持って見た時の東北の魅力は違うものがあるんですよね。

今は採用に関わっていますが、自治体と地域の人のために仕事をする部署があってそこに異動することが決まっているので、地域のために自分ができるサポートをすることが直近の人生の目標ですね。


ーー地元愛がすごく伝わってきますね。ご自身にとっての働く目的を教えてください。

土日も仕事のことをストレスなく考えて働ける状態を目指しています。違う部署の方なんですが、「仕事は辛くもないし、本当にやりたいことだから」と言っている方がいて、そのレベルで自分も仕事ができるようになりたいなと思うようになりました。働くというよりは趣味のレベルになるようにしていきたいです。



東北に興味がある人はぜひご連絡を

ーー最後に読んでいる方に向けてメッセージをお願いします!

東北に興味があって東北で何かをやりたいと考えている人は、ぜひできる範囲のことから何かをやりましょう!連絡をお待ちしています!



おわりに

マネジメントについてお話されていたように、僕に対しても物腰柔らかく接してくださって、人柄の良さがにじみ出ていました。自分が仕事をすることによって誰かが喜んでくれるというのは最高ですね。地方だからこそできる働き方やアプローチ方法があるということが知れて楽しかったです。お時間をとっていただいてありがとうございました!



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