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116.上司を使い倒す50の極意

・上司との関係がイマイチ
・早く出世したい
・仕事ができる人間になりたい

上司との関係性に悩んでいる人は

この本を読むといい。


50の極意のうち、

自分に活かせそうなものを

ピックアップしていきたい。


上司の8つの機能

1.プロフェッショナル・マスター機能

ノウハウやスキル、知識や知恵を

伝授してくれる師匠。


成功したいなら、

すでに成功している人に

素直に学ぶこと。



2.サーチエンジン機能

不明点や疑問点などを尋ねれば、

さっと答えが出てくる便利な知恵袋。



3.ヒューマンアセスメント機能

部下の仕事の成果や能力を把握し、

部下の能力開発を支援する評価者。


上司に自分の強みと弱みを聞いてみる。

そこで出てきたものが評価ポイントであり、

それらを徹底的に仕事の場面に反映するよう意識する。



4.キャリアカウンセリング機能

将来の進路(キャリアデザイン)や

個人的な悩みの相談相手。



5.トラブルシューティング機能

トラブルを手際よく処理し、

クレーム相手に謝罪してくれる最後の砦。


「ミスをすれば上司に守ってもらえる」

やるべきことを最優先にすることが重要。



6.アプルーバル機能

 GO サインを出してくる最終承認の後ろ盾。


信頼を獲得することで、

自分で意思決定をする機会が増える。



7.ネットワーカー機能

社内外を問わず、

業務に必要な人脈を

紹介してくれるハブ的存在。


上司の人脈を引き継ぐことができれば、

上司から仕事が任されやすくなるし、

仕事自体の幅も広がる。




8.ピンチヒッター機能

いざという時や困った時などに、

仕事を手助けしてくれる協力者。


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殺し文句

「どうしたら、〇〇さんみたいになれますか?」


上司を遠回しに褒めて、スキルを盗む。

「盗む」という姿勢が大切。


真似から始める

真似することが、

自分を成長させる唯一の方法。


早く仕事を覚えたければ、

その分野で最もスキルの高い人を

徹底的に真似してみる。


鍛え甲斐のある部下

1.自分の意見や意思を明確に持っている部下

2.素直に何でもやってみようとする部下

3.ネガティブ思考ではなく、ポジティブ思考の部下

4.叱られてもめげない気持ちを持った部下

5.理屈ではなく、リアクションのいい部下


キャリアデザインの3つの輪

理想的なキャリア形成は、

「やりたいこと」「やれること」「やるべきこと」

の3つの輪の重なりの部分を大きくして、

さらに輪自体も広げていく。


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上司の上司

上司の上司も使い方次第では、

主体的で自由な働き方を

手に入れるためのキーマンになる。


先回りすべし

1.上司の思考を先回りする

日頃から上司の考え方のクセや

判断基準の軸をつかむように心がけておく。


「よくオレの考えがわかったな」と思わせる。


2.上司の行動を先回りする

上司の日常のスケジュールを

把握すると振り回されない。


週始めに上司のスケジュールを把握しておく。

把握することが、先回りに繋がる。


上司の思考と行動を先読みする癖がついてくると、

1つ上の視点を持つことが容易になる。


案は必ず3つ以上考える

1つ目の案

「まあ、普通はそう考えるだろうな」

という極めて真っ当な内容を提示する。


2つ目の案

「おっ、そう来たか」

と上司の予想を良い意味で

裏切るような本命の案を提示する。


3つ目の案

「面白いけど、さすがにそれはないな」

という突飛でユニークだけど、

やや現実味に欠けるなような内容のものを、

ややおまけ的に持っていく。


そして本命の2つ目の案を「ドヤ顔」で提案する。



「上司だったら、どう考えるかな?」

と上司目線で考えると、

上司とのやり取りも楽しくなる。


PREP法

Point(結論)
まず、何を言いたいのかを最初に結論から伝える

Reason(理由)
そして、その理由を説明し、

Example(具体例)
具体的なケースを挙げて、

Point(再度、結論)
再度、念を押すように結論で締める。


簡潔に、分かりやすく。


期待値調整

任された仕事の中身や結果について、

事前に上司と部下の間で、

期待するレベルを相互確認しておく。


結果の具体的なイメージさえ

上司と部下の間ですり合わせていれば、

「こんなじゃなかった」という誤解はなくなる。


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わかりやすい弱み

わかりやすい弱みを伝えておくと、

他の弱みが見えにくくなる。


自分の弱みは

評価されるための材料として

戦略的に使う。


使われ、使い倒す

上司を「使い倒す」には、

上司との関係性を構築するのが前提。


人は、論理により説得され
人は、感情により動かされる


論理と感情の両方があって初めて、

人は動いてくれる。


おわりに

「上司との関係性」

が仕事の質を左右するのは

間違いない。


仕事で成功を収めたいなら

上司との関係に力を入れよう。

読んでくださる方のプラスになるような記事を書くための活動費として使わせていただきます!