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違和感のある営業マンから学んだ営業のポイント

僕は営業をする立場であり、営業される立場でもある。少し前、登録していない見知らぬ番号から電話がかかってきた。

話を聞いてみると、とある地域でホームページを作っている会社らしい。このたび新しいサービスを立ち上げ、事例として御社(おばたの会社)のホームページを作らせてほしいと言われた。通常数十万円する費用はいらないとのこと。

営業電話と分かっていながら、内容は興味深かったので話を聞いていた。ところが、話を進めるにつれ違和感を覚えるようになる。


話が長い

終始話が長い。結論から言ってくれれば良いのに、ダラダラ遠回しに話される。しかも「今お時間よろしいですか?」とも言われずに話されたもんだから、ちょっとずつ腹も立ってきた。

ジムでトレーニングを終え「さあ、帰るか」というタイミングでの電話だったこともあり、コンパクトに終えてほしかった。


担当者交代

長々と話をして挙句の果てには「このサービスの責任者がおりますので変わりますね」と担当者が変わる始末。散々説明したやないかいと思いながら、責任者から話を聞くことに。

悪い予感が当たり、前の担当者とほぼ同じ説明を聞かされたことで、少しずつイライラしはじめた。

当初「御社からは費用をいただきません」と言われていたため、てっきり無料でホームページを作れるものだと思っていた。

しかし、話を進めていくと「初期費用はいらないが、月額費用はかかる」とのこと。なんだ話が違うじゃないかよ。最初から月額費用はかかるって言えばいいのに、ギリギリまで隠すのはナンセンスすぎるよ。


突然のぶち切り

完全無料であれば協力しようと思っていたが、月額費用がかかるならやりませんと伝えた。すると「そうですか。このたびはありがとうございました」と言ってすぐに切れた。

おいおいおい。

都合が悪くなったらすぐに切るんかい。明らかに面倒くさい雰囲気を出すんじゃないよ。最後ぐらい和やかな空気で終わればいいのにと思った。


営業されて学んだこと

  • 初めての電話では端的に要件を伝え、アポ後にじっくり話す

  • 電話で長々と話さない

  • 料金がかかるなら先に伝える

  • 営業電話なら営業電話と伝えた方が潔い

  • 失注しても雑に終わらない

「人の振り見て我が振り直せ」という言葉があるように、営業されて嫌なことは営業時にはしないようにしたい。最初にやらかしたら次のチャンスはないから。

たとえその場では失注しても何か別の機会で相談されるかもしれない。終わりよければ全てよし。相手の時間や労力を搾取することなく、心地よいやりとりができる営業マンでありたい。


▼▼おばた・プロフィール▼▼


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