419.みんな同じ

3月1日は一応就職活動の解禁日らしい。そもそも解禁日って何やねんという話ではあるけれど。各メディアや大人たちが「就活解禁だ!今年の就活生は大変だぞ!」と言っているから一大事であることは分かる。僕の感覚では3月1日は高校の卒業式の日、という感覚でしかないのに。懐かしいな。もう卒業してから4年も経つのか。


そうは言っても僕は就活生。就活生の1人として、就活解禁を味わいたくてオフラインのイベントに参加してきた。だだっ広い会場にいくつもの企業がブースを出して就活生が気になった企業の話を聞くやつ。会場が僕の家の近くだったことと、友達と直接会いたいということが重なって行くことにした。

こんなことを言うと怒られるかもしれないが、就活をするために参加したと言うよりも雰囲気を味わうためのお試しでイベントに行ってみた。


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みんな同じだ。。。


黒いスーツ、ヒール、同じようなベージュの羽織物(なんて表現していいか分からない。笑)をみんな着ている。同じ装いすぎて、みんな顔が同じに見える。

画像1


まさにこんな感じ。想像はしていたけど、あまりにもみんな同じだったため1人で興奮していた。「おお!こういうことか!」と。ちなみに僕はみんなと同じは嫌だなと思ったので、Tシャツにジャケットを羽織って行った。些細な抵抗かもしれないが、スーツで行くのは気が引けたからジャケットで行った。案の定、僕と同じ格好の人は誰もいなかったので気持ち良かったです。


そりゃ、こんな景色を見ると「スーツなんて反対。そもそも就活の制度自体が間違っている。」と声を荒立てる人が毎年いるのが頷ける。こんなスーツ人間が集合する空間なんてほぼないから。服装の指定がない場合はある意味、スーツは無難になることもあるから、どっちが良いか論争はまだまだ続くだろうなとは思う。


いつもはオンラインで選考や説明会に参加している。スーツも着ていない。これが僕のスタンダード。そんな状況の中、「the 就活」を体験してみた。個人的には体験してみて良かったと思う。

オンラインだとどうしても、自分だけが就活をしているような感覚に陥ってしまう。この世界には数人しかいないのではないかと。しかし、オフラインでたくさんの就活生を見て、「ああ、就活をしているのは自分だけじゃないんだ。みんな必死に生きているんだな」と思うことができた。

昔から続いていることには何らかの意味があって、今まで続けているのは何かしらのメリットがあるから。「オフラインなんて、スーツなんて、合同説明会なんて。」と食わず嫌いせずに体験してみると、意外に気付きがあるかもしれない。やっぱり体験にはすごく価値があるなと実感した。と言いながら、就活においてスーツは着たくない派の人間なんですけどね。


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