ナマケ タロウ

日記や詩を投稿したいと思っています。 幻冬社より「おーい」詩集、ショートショート詩集を…

ナマケ タロウ

日記や詩を投稿したいと思っています。 幻冬社より「おーい」詩集、ショートショート詩集を出版してます。 イラストレーターさんや漫画家さんとコラボしたいという願望がありますので、声かけてくれると凄く嬉しいです。 あと、作詞もしたりします。

最近の記事

夏よこんにちは

友人が僕を呼ぶ 遠く離れた木々の上から 生まれてきた喜びをただ伝えてくれる 太陽は光に溢れて地面にもう一人の僕を創る 悲しみに似た僕なのに ちっとも悲しくない どうしてなの 音は大きくなるけど 何処までも続く青さは 逃げることのできない友人のようだね 君に手紙を書いたんだ 「拝啓、僕の友人へ 年に一度しか会わないから君を思い出すのが大変だ。でも、思い出すと君は誰よりも艶やかに美しくなる」 君は返事をくれるのだろうか いや、きっとくれない 何故って、昨年の君は今年の君よ

    • 視線

           一    帰宅途中の電車の中で、また冷たい視線を感じた。どんな視線かと問われても困るが、兎に角、妙に冷めた視線なのである。季節は寒風が吹き荒れる冬の真っ只中の十二月だと云うのに、その視線を感じると、冷汗が滝のように流れ、心臓がドキドキと早鐘を打つ。  周囲の人達が、私の顔を見て不審そうな表情をする。どんな表情なのだろう。恐らくは、蒼ざめた顔に違いない。  それらの視線及び症状が出だしたのは、先月の十一月からであった。なんの前触れもなく、ある日突然やってきた

      • 悲しみの連鎖

        何気ない生活をしてる 同じ空の下では悲しみが繰り返されている 住んでいる場所が違うだけなのに 何故、同じ生物同士が血を流すの 悲しみの涙が貴方たちには見えないの どうせ、同じ時を過ごすなら 互いに笑い合える時を過ごそうよ 誰も悪くない 欲望に支配されてるだけ 手と手を繋いで共に歩こうよ

        • 日記4

          どうも、花粉症が大の苦手ナマケ タロウです。 さて、今日の1日は朝から頭痛がしていました。 精神疾患を持ってから、よく起こることなのであまり気にしないようにしてます。 (と、言っても痛いものは痛いんですけどね笑) 今日は少し個人的に面白いと思った話をさせてもらおうかと思います。 私の母には、妹がいるのですが、この妹は一言で言えば天然なんですね。 その母の妹なんですが、昨年末より妹の旦那さんの奥さん=義母がいて、このおばあちゃんが90代後半なんです。しかも、昨年末に肺炎に罹り

          日記3

          今の世の中は何が本当かわからない。 恐らく、全てが本当で全てが嘘なのだろう。 ここで問われるのは、自分の感覚だ。 インターネットもテレビ番組も信用しない。 自分の感覚だけで生きているのが一番正しい。 昔と今とならどちらが良いかと問われると 私は分からないと答える。 だって、正解なんてないから。 現在も明日になれば過去になる。 そう考えると、過去とは誠に不思議である。 きっと、人間が知り得る情報など自然に比べると たかだか知れているのだろう。 道で見た野良猫の瞳は今日も

          日記2

          青空の中、風がきつい1日であった。 よかったら、日記1から読んでください。 今日の私は特にすることもなく、1日中読書に耽っていた。 三島由紀夫の「金閣寺」を今更ながら読み出した。 昼はレトルトのカレーを食べて、少し昼寝。 4月21日から再就職だが、鬱病が再発しないか不安で落ち着きがない。 煙草を辞めようと思いながら、呑んでいるのだから意志の弱さを感じる。 夕方、少しばかり詩など書いてみたがダメだな。 夜は麻婆飯を黙々と食べた。 親父が小泉今日子のコンサートに出かけていて、 「

          日記1

          小窓の隙間から這い出でる光を浴びながら、この文をしたためている。 私は元公務員である。音楽の専門学校を卒業して何故か音楽の世界で身を立てられぬ故に、親の勧めで公務員に応募した。 幸か不幸か公務員になれたが、ここからが間違いだった。大きな都道府県の公務員になると、入庁して、学校の事務配属になったのだが、配属2日目にして、パートの事務員さんの上司にさせられ、誰も仕事を教えてくれない。 そうこうしているうちに、パートの事務員さんは 私に不満を募らせて「指示をくれない、仕事ができない

          悩み

          強い強迫観念に苦しみ、人生や将来に対して大きな不安を抱く。 小説、詩などの文学的才能なし。 かと言って、コンピューターにも強くない。 これでは、世を生きるのは辛い。 サラリーマンとして働ける自信もないのである。 こうして、日記を書くだけで手一杯。 恐怖で「死」を考える。 でも、死ねる勇気もない。 ああ、何が楽しくて生きてるのか。 普通に生きたいだけなのに… 悩みは今日も深く深く心に沁みる。

          孤独と苦しみ

          闇夜の中に ひとしずく 音もしないで 堕ちていく 孤独という名の苦しみが 白い紙の上に 黒い一滴を 白は黒に 愛は憎しみに ゆっくりと染め上げていく ほら、苦しいの 孤独の糸 ほら、妖しいの 孤独の鎖 消えてなくなる 孤独 孤独は今夜も涙を誘う

          孤独と苦しみ

          挨拶の歌

          朝焼けの匂い漂う  隣のおばさんが「おはよう」と言う 挨拶ほど気持ち良いほどはない 太陽が空に輝いてる  隣のおばさんが「こんにちは」と言う こんなに可愛い挨拶があるだろか 星が瞬いている 隣のおばさんが「こんばんは」と言う 私の瞼と瞼が出逢う時間ね

          なぜ、人は働くのか

          人が働くには、色々な理由があると思います。 衣食住、欲求を満たすため、結婚、子供のため、家族のため、親に働けと言われたため、なんとなく社会に出るしかなかった。他にも理由があると思いますが、一番は食べるために働くと言うことが多い気がします。でも、本当に働くだけが人生なのでしょうか? 1989年の昭和から平成に移り変わる時、「24時間戦えますか」と言う言葉が流行語になりました。 しかし時代は流れ、心を病み、精神疾患を患う人々が多い世の中で、この言葉はまさに地獄の言葉と言えるでしょ

          なぜ、人は働くのか

          お疲れ様

          今日も一日お疲れ様です。 この言葉を私は世界中の人たちに贈りたい。 だって、生きるには働かなければならないし、お金を稼ぐ必要があるからだ。 そのために精神を病む人が多い現代。 下を向いて歩く人が多い現代。 仕事終わりや疲れた時には、空を見上げてほしい 美しい世界が広がっている。 疲れた時には、好きなことを思い出そう。 それこそが生きる秘訣なのかもしれない。 誰にもわかってもらえなくても、信じてもらえなくても、自分だけの譲れない物を見つけてほしい。 きっと、辛い時、悲しい時に

          社会は疲れる

          上司の顔色を伺うために生きるのが、社会ではないかと思う。家族のため、金のために会社で生きるしかないんだ。 でも、私は常々感じるのですが、会社のために、上司のために身体を痛めるのは間違っている。 自分のしたいことをトコトンするのが、人生なのではないか。 こんな綺麗事を語っても、誰も見向きもしないかもしれないが、あくまで私は社会のために、会社のために精神を削りたくない。だから、休みの日は自然を感じれる場所に行く。 そうすることで、自然に比べて人間はなんて小さな存在だと実感できる

          社会は疲れる

          歩くことで感じること

          毎日、歩くことを日課にしている。 それはとても新鮮で、美しい世界を見るため。 時に悲しい空が泣いていることもあるし、 私が悲しい時に笑っている空は憎くもあるけど 景色って本当にすごい。 小さな子供が公園で遊んでいるのが、目に入ると「私も昔はあんな感じだったのかな」ってふと懐かしく思う。 歩いていると、色んなことに気づく。 私の脳内の記憶に新しさと懐かしさがデータとして残される。 「生きてるんだな」って実感できる。 私は今日も歩く。ただ、平凡な日常を愛するために。

          歩くことで感じること

          正直者

          学生時代、先生に「嘘をついてはいけません。正直に生きなさい」と言われました。 でも、社会に出てみると、正直者は外に出されます。正しいと思ったことを口にすると、必ず蓋をされるようになります。悲しいものですね。 友人にも「お前、そんなに正直に生きてて楽しいか?」と言われました。 楽しいわけではないけれど、私は真実に蓋をしたくないんです。 「正直者は馬鹿を見る」なんて言いますが、それでも構いません。清らかな気持ちを持ちたいんです。 そんなお陰で、私は社会から会社からはみ出し者にされ

          外見と中身

          日本人は元来、見た目を重視する。 例えば、髪を染めてる奴はヤンキーだ。 タトゥーを入れている奴はヤクザだ。 入社試験などには黒髪で、男性なら髭を剃り、女性ならナチュラルな化粧をする。 そして、スーツである。 これが一般的だが、本当にそれだけで人間の本質が分かるのだろうか? 見た目が悪くても良い人はいるし。 見た目が良くても悪い人はいるんだ。 日本人は何かはき違えてるんじゃないか? これは日本という国が島国であるからと言う理由が最もな理由だろうけど、私は見た目で人を判断するのは