日記1

小窓の隙間から這い出でる光を浴びながら、この文をしたためている。
私は元公務員である。音楽の専門学校を卒業して何故か音楽の世界で身を立てられぬ故に、親の勧めで公務員に応募した。
幸か不幸か公務員になれたが、ここからが間違いだった。大きな都道府県の公務員になると、入庁して、学校の事務配属になったのだが、配属2日目にして、パートの事務員さんの上司にさせられ、誰も仕事を教えてくれない。
そうこうしているうちに、パートの事務員さんは
私に不満を募らせて「指示をくれない、仕事ができない」と私の上司に愚痴をこぼし出した。
私としては、配属二日目にして部下を持つのも意外だったが、自分の仕事で手一杯なのである。
なのに、上司からは「部下の面倒を見るように」と強く言い聞かされた。

私は日に日に体調が優れなくなった。生活保護制度の説明や先生たちへのお願い。色々な仕事が私を襲う。それに応えるため、必死で食らいつく。
いつしか、寝る時間さえ惜しんでいた。
朝が怖い。人が怖い。電車が怖い。
この頃から私は確実に「死」を意識し出した。
そして、ある日薬を大量に飲み（OD）をして自殺未遂を起こした。
それからは某大学病院の精神科に入院し、約半年の療養の後、部署を変えてもらい、仕事を再開。
しかし、そこの上司も医者の診断書を無視して過度に仕事を張りまくる。
上司はある日「病院で遊んでいるのでは？」などと言われ、私を攻撃した。
私は泣いていた。どんなに頑張っても認めてもらえず、出来て当たり前。出来なければクズ同然の扱い。
崩れるのは早かった。
22歳〜25歳まで公務員として働いたが、やはり身体を壊して最後は退職した。

25歳の途中から現在28歳まで就労支援でリハビリ生活を送っている。
しかし、今年の4月21日から就職だ。
私はやっていけるのか、不安でまた眠れない。
精神安定剤の頓服の量も増えている。

これから不安なので、出来れば毎日ここに日記を綴りたい。
よかったら、読んでみてください。
主に、心の動きを書くつもりです。
今辛い方がいて、同じことを感じて下さる方が1人でもいたら嬉しいです。

拙い文章ですいません。