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「エンディングノート」のすすめ、と、「妊娠糖尿病」のお話

こんにちは。

note久しぶりです。

今朝、2歳の子どもを保育園に送り出したあと、コンビニでノートを買い、『エンディングノート』を書いてみました。

『エンディングノート』的なものは、何度か書いたことがあります。以前は便箋に書いていました。

(何度も死のうと思ったわけではありません。「きちんと生きたい」と思ったからです。)

はじめにお伝えしておきますが、

私は現在28歳で、近々天国に行ってしまう予定もない者です。

それと、『遺言書』と『エンディングノート』は、似ているようで違うもののようで。簡単に言えば、前者は「法的効力のあるもの」後者は「法的効力のないもの」だそうです。

財産分与等で、法的効力が必要な方の場合はきちんと『遺言書』にしておいたほうがいいでしょうね。

私の場合、残されるものはせいぜい「生命保険金」と微々たる「銀行預貯金」程度ですから、残された家族がスムーズにそれらを受け取れるように、情報を整理しておこう。と思い、ひとまずは『エンディングノート』というかたちで書いてみたわけです。


なぜまた今回『書こう!』と思ったかというと、

私ごとですが近々第2子出産予定でして、予定日はというと9月25日(18日後)なんですけど、3日前の定期検診ではすでに子宮口が3センチ開いてるとのことで。なるほど、近々ね。と思っているわけです。

日本でこの時代、「出産」で母親が亡くなってしまうケースは本当に少なくなりましたが、「0ではない」のが事実です。

それと、第2子が産まれるから旦那の生命保険料上乗せしまして(私も上乗せ予定だったのですが、ワケあって保険のお断りを受けてしまい…お産後また改めようという次第であります…)

その旦那の保険の申込みの際、営業マンとの雑談で「『エンディングノート』大事ですよね」って話になりまして、思い出したようにこの度また書いてみたわけです。私も看護師として「終末期看護」の研修でエンディングノートに触れる機会がありまして、その大切さは知っていました。研修でもらったサンプルの『エンディングノート』は両親にプレゼントしたのですが、反応はいまいちでしたね。残念です。でも、両親は50代で、一般的には「まだ自分には早い」「縁起が悪い」と考える方が多いのもまた事実で、課題だと感じています。

だから、「一緒に話し合いながら私がノートに書き留める」という手段にでないといけないと考えています。

書き方はネットで調べられますし、

両親にあげたような、『the エンディングノート』っていうようなしっかりしたかたちのものを購入して書いてもいいでしょう。私みたいに普通のノートに自分で項目を書いて…っていうのでも全然アリだと思っています。

私の場合、お産が近く、

とにかく、「早く」、「今」、「書きたい!」と思ったので、コンビニで普通のノートを買ったのです。

『思い立ったらすぐ行動!』ですよ!

『エンディングノート』って、1度書けばOK!ってわけじゃなくて、何度でも見直しして書き直しする必要があるんです。ぜひ、何度でも書いてください。

そして、ご夫婦で、書いてください。ご両親に書いてもらってください。


「誰のためか」って『残された大切な人のため』なんです。

看護師として三次救急の大きな病院で働いていた頃、何度もお見送りの仕事をさせてもらっていました。急な患者さんの「死」に家族は動揺を隠せません。ほとんどの家族が泣いていますが、ただ一人「長男さん」や「長女さん」だけは泣いている暇がありません。とにかく、忙しいんです。葬儀屋の手配、親戚への連絡、葬儀準備、その後の財産分与、遺品整理などなど…やるべきことは山積みです。

どこになにがあるか、そもそも銀行通帳はいくつあってどこにあって、相続しなくてはならないものがあるのかないのかすらわかりません。

日頃からそんな話がきちんとできている家庭も少ないわけで、ほとんどの人がそんな縁起の悪い話を好まないことが多いので、だいたいそうやって、残された人たちがテンテコ舞いになるケースが多いのです。

そんなこんなをよく見てきたわけで、

やっぱり「縁起が悪い」とか言ってらんなくて、若くたっていつ「死ぬ」か分からないわけで、

『きちんと生きたい』から「死」を意識して生きていく必要があるんだと強く強くそう思っています。結婚をして子どもをさすがり、その思いがさらに強くなりましたよ。

手間だと思わず、「あとで」と思わず、「歳をとったら」と思わず、今すぐ書くべきです。

このあと、交通事故で死ぬかもしれません。これは大袈裟ではないので、ぜひ真剣に向き合ってほしいと思います。若い人も同じですので、ぜひぜひ。


そして、

(長くなりますがお付き合いください)

私が生命保険申込みをお断りされてしまった理由の一つとして考えられるのが私が現在「妊娠中」であるということ(死んでしまうリスク、病気になるリスクが非妊娠者と比較して「高い」ということです)

それから、今「妊娠糖尿病」であるということ。だと考えられます。

第1子の時も「妊娠糖尿病」で、今回もです。1度なると、妊娠のたびになるそうです。

それで今どんな生活をしているかというと、

毎日6回(毎度食事前と食後2時間後)血糖測定(指先をアルコール綿で消毒してから、パチン!と針を刺して血を出し、機械でもって血中の糖分の量を測るあれです)をし、

1日1600キロカロリーの食事制限をしています。第1子のときは、夕食前に毎度1単位のインスリン注射もしていました。妊娠しててポンポコリンのお腹にブスッと針を指して薬液を注入する、あれです。

身も心も「チクン」てしますよ。

「妊娠糖尿病」って、お産をしてしまえば基本的に「完治」なんです。妊娠中だけなるから、「妊娠糖尿病」っていいます。妊娠中、胎盤から、インスリン(食事をしたあと血糖値を下げるためのホルモン)と拮抗するホルモンが出るために、血糖値が下がりにくくなり、高血糖な状態が続いてなってしまう病気です。これは、「血糖負荷試験」っていう検査で診断がつきます。原因としては、遺伝的体質や、生活習慣が考えられます。

そして、将来的にも、いわゆる普通の糖尿病、正確には「2型糖尿病」といいますが、これになる確率がめちゃくちゃ高くなるそうで、食事の摂り方は『私の生涯の課題』となっているわけです。

今回の妊娠では1回目の反省をうけ、それなりに食事に気をつけていたので1日6回の血糖測定だけで済んでいます。(インスリン注射はしていません。)

どうに気をつけるかというと、

・1日の総摂取カロリー(1600キロカロリー程度)

・1回の食事の摂取カロリー(500キロカロリー前後)

・食事のとりかた(食物繊維→タンパク質→炭水化物の順で摂取して、かつ、2:1:1の割合。正確には、5大栄養素それぞれ何単位(何カロリー)ずつ摂取すべきかという表をもとにカロリー計算します。栄養士さんの個別指導をうけます。調理の仕方も気をつけます。糖分や脂質、塩分の多い調理方法ではダメです。油で炒める→お湯で煮る、蒸す。ご飯も少なめ。麺やパンなどの小麦粉を使う食べ物は極力避ける、ドレッシングも注意、煮物も砂糖とか使うので注意。)

要するに、なかなか色々神経使うんです。

第1子妊娠中から、内分泌科の先生にお世話になっていたのですが、出産2ヶ月後の採血検査で、「私はもともと体質的にインスリンの立ち上がりが悪い」ということが分かりました。

つまり、他の人がご飯を食べたらすぐにインスリンが出るところ、私の場合は少し遅れてインスリンが出てくるのだとかで、「インスリンの効きが遅い…」というイメージです。

実は、私の父とその父にあたる祖父はどちらも「2型糖尿病」で、

父の場合、仕事のストレスで「甘いもの」を「夜中」に「過食」することが原因でなってしまい、

祖父の場合、「お酒」が好きで好きで、死ぬ間際まで「お酒」って言っていた人なんですが、そんなわけでなりました。

遺伝的要素もあるようですが、私も看護師として夜勤をしていた頃、不規則な生活、バランスのとれていない食事(私も甘いものは好きで、食事は、菓子パンだけだったり、おやつだけだったり、朝ごはん抜きだったり、なんなら夜中にラーメンだったり…)そんなことが影響したのでしょう…。

第1子妊娠初期も夜勤してましたし、食事もそんな感じでした。

そんなわけで「妊娠糖尿病」になったわけですが、生活を改める良い機会になりました。

最初は、制限ばかりで辛かったのですが、

「本能のままに食べてしまう生活を変えられて良かったじゃないか」という旦那の一言で、そうか、そうよね。と思えたわけです。


保険の申込みをお断りされてしまったのは痛い経験でしたが…

産後改めて、

万一の時残される大切な家族のために備えたいと思います。



「今」を大切に、きちんと生活する習慣がつかないと後々大変ですよ。ってお話。

「エンディングノート」のすすめ

「妊娠糖尿病」

のお話でした。


ではまた。




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