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第七十五回 Vo 将 |将さんの言葉紡ぎ「将さんの言葉繋ぎ・CYAN」


将です。

もう2021年の春がやって参りました。

ということは、僕らの日本武道館ワンマン「TOKYO GALAXY」

そして

東日本大震災から10年が経過したということですね。

バンドが17年目を迎えていますが、そのことよりも

この10年というものは深い深い意味が個人的にあったように思います。

それは世の中の情勢もありますが

人生の1番の恩人であった母方の祖母の命日が

3月9日。

2011年のことであったことが大きいのだと思います。


喪失は人生のディテールをかたどる


自分は二つの忘れられない別れがあります。

16歳の時に親友を事故で亡くしたこと。

(FANTASYという曲のリソースになっています)

祖母を亡くしたこと。


前者はさっきまで綺麗な顔で眠っていた親友が

小さな、ちいさな骨となって

それを骨壺にいれる経験を遺族のかたのはからいで

させていただくことによって

「人間はこんなに簡単にいなくなるのだ」

という当然のことを教えてくれたこと。

だから夢や願望に正直に

不格好な自分でもバンド、音楽を志して良いのだと

背中を押してくれたこと。

これが自分の人生を決めた原体験となる

はじめての喪失でした。


後者はもう立派な大人になったつもりでいましたが

受けた影響は計り知れないです。

祖母は自死だったのですが

直前に電話をくれ、

「お前は優しい子だった」と声をかけてくれた事が

今の自分の軸になっていると思います。

弱い人間に寄り添い

強い、強欲な人間と戦い

手に入れたものを皆で分け合う。

そんな原始時代のリーダーのような

そんな人間として生きていくと

腹を括った時から10年が経ちました。

その結果こうして、

拙い文章をあなたに読んでもらえているのですから

良い歩みができているのだと思います。


何が言いたいのかというと

未曾有の危機や

ネガティヴな言葉が飛び交う今ですが

何かをあなたが諦めたり

失ったりしていたとしても

それはあなたの人生を美しくかたどってくれる

「点」

なのだと思います。

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