介護転職エージェント、いらない理由
こんにちわ。アルゴです。
今年はじめ、介護職の人間関係に関する書籍を出しました。
この本では転職・異動を繰り返した私が良い職場を見つけるために気をつけたことを書いています。よかったら見てみてくださいね。
今回は転職エージェント(転職サイト)についてです。
転職エージェントにもいろいろありますね。
一般業界では
『イ●ディード』『ジョ●メドレー』『求人●ックス』など、
誰もが名前の聴いたことがある有名なものがあります。
介護業界においては、
『レヴァ●ル介護』『●イゴジョブ』『介護●ーカー』
などですね。
私ごとですが、今年になって引っ越しをしまして・・・
↑の本でも書いているのですが、今まで休業日にパートをしていたのですが、家からかなり遠くなってしまって、それでも辞めずになんとかいたのです。
ただ、今の地元で新しい職場を・・・と考え、ここ数ヶ月、転職サイトを初めて利用してみました。
ただ、結論としては、登録する必要がなかった…と感じています。
以下、理由を述べていきます。
(あくまで私の経験上の感想です。気持ちよく使っている方はそれで良いと思います)
理由① 個人情報を登録することで、不必要な勧誘がバンバンくる。
Googleで 『🔍 ●●市 介護 転職 』 などと検索すると、
まず出てくるのが●●市の介護求人の情報・・・・
・・・・・・
ではなくて、
スポンサーの転職エージェントのサイト
だったりします。
というか、そればかりでまともな情報は直接検索できません。前々からTwitterで愚痴ってますが、Google検索もひどくなったものです。
そこで転職エージェントをクリックすると、たしかに求めていた●●市の介護の情報がバーーッと一覧で出てきます。
ただ、時折、登録をしないと検索ができないような状態になる時もあると思います。
アンケートに答える感覚で、ポチポチと
・保有資格はなにか?
・いつくらいの転職を考えているか?
・年齢は?
などなど
アンケートと思いきや、これは『 会 員 登 録 』なのです。
最後にメールアドレスとか電話番号を入力しないと情報が見られないようになっていて、その先の情報を得たいがために、個人情報を入力・・・とか。
そうしたらもう戻れません。
会員登録したつもりはないといっても、アンケートのようなフォームで個人情報を登録したら会員登録になってしまうのです。
これ、法律ギリギリのところですよね・・・。
そして登録した直後に、電話がかかってきたり、山のようにスカウトメールと呼ばれるものがきます。
正直、ウザいです。
けっこう前のことなので覚えていませんが、最初にかかってきた電話で職歴やら仕事で大切にしていることなど根掘り葉掘り聴かれ、ゆうに30分くらいは時間がとられた気がします。
さらに、登録した日と翌日から詐欺まがいの迷惑電話がかかってくることがありました。
偶然かもしれませんが、個人情報が漏れているのでは・・・・?と疑ってしまいました。
理由② そこでしか得られない情報がない・・・・・むしろ選択の幅が狭まる
よく『非公開求人』って言葉聞きますよね。
会員登録しないと見られないレアな求人ってやつです。
結論、 そんなものはありませんでした(笑
登録しないと得られない情報なんて意味ないのです。
ビジネスモデルとしておかしいのです。
会員登録したユーザーは無料で転職サポートを受けられますが、転職が成功すると、エージェントは企業(介護施設)から報酬をもらってます。
たくさん報酬が必要なエージェントが、わざわざ情報を狭めたり隠す必要がないのです。
だいたい、良いなと思った法人は、ホームページを見るとたいてい求人情報が載ってます。
たまに古い情報でもう募集してなかったなんて場合もありますが、人手不足の介護業界ですから、電話して「足りてます」と断られる事、あまりないんじゃないでしょうか?
私の場合は、オープニングでイチから作っていくのが好きで、過去に2回経験しています。
<参照記事>
オープニングは大変でもありますが、個人事業主・イラスト描きの私のように、クリエイティブな仕事をしたい人はむいています。
ただ、都合良く近場のオープニング施設を見つけるのって大変なんですよね。まだ、施設が建設中だったり無いのだから、ホームページができていない場合もあるし、Google検索がポンコツなのでひっかからない場合も多いし。
だからこそ、転職サイトを利用してみようと思ったのですよ。
でも、『転職のプロ』で情報をもっているかと思いきや、1件も該当するケースを伝えてこないんですよ。
LINEと電話でどんな案件を持ってきたかと思いきや、自分の条件にあわないものばかりを10件ほど。
例えば、条件を通勤5km圏内としたのに15km先のものを送ってきたりw。そもそもオープニングじゃなく開業7年くらい経っていたりw
こっちは無料で使っているんで文句言えないですし、むこうも転職報酬に繋げないと駄目だから何くそと思って、数撃ちゃあたる戦法やっているんでしょう。
でも、お互い時間の無駄なんですよね。
あてはまる情報が無いなら無いで、良いじゃないですか。
結局、運転中に見つけた建設中の法人のホームページを自分で調べてたどり着いたり、市町村の情報で新設特養が分かったり・・・
問い合わせ候補は全部自分で見つけました(笑
そういう情報、プロである転職エージェントさんは得られなかったんですかね??
ビジネスモデルから考えてみると、転職エージェントさんの顧客は企業側なんですよね。
私の担当だったエージェントさんも、いろいろな施設としょっちゅうやりとりをしてつながっているみたいですが、逆にいうと、
エージェントがつながっているところしか紹介してもらえない
・・・という事になってしまいます。
そこが良い施設かどうかはさておき、エージェントとしては転職仲介が成功すれば良いわけですからね。
オープニング施設希望の私に、全く関係ない案件を電話やメールでごり押ししてきた理由も理解できます。
ただ、求職者側からすると、エージェントサイトに登録することで、かえって選択の幅が狭まってしまいます。
Google検索はポンコツですが、転職エージェントにわざわざ登録するメリットが全くなく時間の無駄だったので、結局、自力で見つけるのが良さそうです。
何気にハローワークはおすすめ
私が今も務めているパート先はとても働きやすい最高の環境なのですが、ハローワークで見つけたものです。
私が3年前に正社員を辞めて失業保険をもらいながら個人事業の開業準備もしていたのですが、失業保険給付をもらうためにはハローワークで職探しをしなければなりません。
結局、ハローワーク経由で応募はせず、失業保険給付期間が過ぎた後に自分で問い合わせたのですが、ハローワークのインターネットシステムは検索もしやすく、ヘンなスポンサーやコネ癒着もないので、安心して使うことができました。
ちなみに、ハローワーク通いでなくても、ハローワークのインターネットのシステムは利用できます。
ハローワークの紹介状が必要となって、基本はそこから紹介してもらうのがスジですが、直接、「インターネットで求人をみて」と問い合わせたら、とくに紹介状は必要なく応募できました。
話はもどって結論、転職エージェントに登録するのはメリットがなく、デメリットのほうが多い・・・
という事をお伝えいたします。
それではまた。