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AlbaLinkがやっていることとこの先

こんにちは、こんばんは。株式会社AlbaLinkの河田です。まだみぬ出会いに期待して今日もnoteを書いております。今回は、

  • 会社の成り立ちとこれまで

  • 今やっていること

  • この先どうなっていくのか

上記3つの観点からAlbaLinkという会社のことを書いてみたいと思います。

会社の成り立ちとこれまで

AlbaLinkは訳あり不動産の買取再販会社ですが、今の形ができたのは2019年。2011年から続く不動産賃貸仲介の会社を買収する形でスタートしました。買収とは言え対象会社は2019年当時ほとんど実態を伴わない1人会社だったので、免許を買ったイメージ。つまり人も事業も0からの創業です。自分にとっては3社目の会社創業でしたがそれまではいわゆる自営業の1人親方モデル。その親方事業を売却し、新しく人を雇い入れて始めたのがこのAlbaLinkです。

ちなみにそれまでの私は「アフィリエイト」を事業の主軸にして、守りの意味合いで賃貸経営を行っていました。そしてそのアフィリエイト事業を2019年2月28日に売却、同じくアフィリエイトやwebマーケティングが祖業であるLeoSophia社の内木場と飲んでいた2019年3月2日がAlbaLink社を始めるキッカケになります。以下、当時の会話。

新橋某所にて

内:河田さん、メディア売ってこのあとどうするんですか?
河:種銭は作れたし癖ありの不動産買ったり売ったりしながら考えるつもりですよ~
内:え、なんですかそれ。ビジネスモデル詳しく教えてほしいです
河:え、全然教えるけど。じゃぁまた後日ちゃんと。

~後日~
内:これは、絶対おもしろいからちゃんと組織作ってやりましょ!
河:いいけど、組織作りとかわからんけど大丈夫です?
内:一緒にやりましょ、お金半分ずつ入れて
河:おけです

という感じで、不動産売買のことなどほぼわからない4名でスタート、今思えばよくやっていました(誰も契約書作成すらしたことない状況)。「アフィリエイター×不動産投資家」の知識を活かして特殊領域の不動産を買っていけばきっと事業になる。そのビジネスモデル以外は何もない状況でした。

ちなみに創業メンバー4人は下記のとおり
河田(現代表)
内木場(共同創業、Leosophia社代表)
行田(買収前のルームセレクト社創業、現マーケ部署、前から河田の友達)
上総(内木場の幼馴染で元積水ハウス)

当初はあれこれ広告を出してみたり、知り合いの業者さん経由でとりあえず物件買ってみたり、高級賃貸の仲介も並行で走らせてみたり。画像のとおり40坪くらいのオフィスを余らせまくってスタートしました。

2019年5月

そんな中手探りで展開していった事業ですが、2020年期には売上10億を越えるなど売上数字だけで言えば急拡大を遂げました。2020年期は大型の再販物件があったという事情もありましたが、2021年も続けて9億近い売上、今期は12億前後くらいで着地しそうです。

途中だいぶ端折ってるんですが、一旦ここまでやれてる要因は「良い出会いと運」に尽きます。初めて作る組織で右も左もわからない、不動産の実務経験も皆無、SEOはやったことあっても広告運用はちんぷんかんぷん、そんな状態からでも色んな人に支えてもらってなんとかかんとか形は作ることができました。

本当へんなポジトークとかなく、自分1人でよしやるぞってスタートしてたら間違いなくやれてないです。絶妙なタイミングで物件情報が近づいてきてズッポリゴールなんてこともありましたし、人に関しても適切なタイミングで良い人に出会えていて、心底ツイてるなーと思います。

ただ、ここから先はまた次のフェーズにいくために一皮むけないといけないなと。そんな感じで今これを書いてます。

今やっていること

続いて今やっていること。これまでは培ってきたマーケティングの力とリファラル(縁故)採用で乗り切ってきましたが、「不」動産という商材の性質上、またtoCでの営業が多い側面から、同じことを続けていても成長速度は上げられません。

※事業内容そのものに関して別記事で書いているのでこちらをお読みください

対策として、次の5つの取り組みを進めています。

  • 事業拡大のための支店展開

  • マーケティング強化

  • 資金調達

  • 組織構築

  • IPO準備

事業拡大のための支店展開

1つ目の戦略として支店展開があります。起業当初はオンラインからの集客一本足打法でしたが、不動産の場合オンライン上に降りてくる案件の数はほんの一握りです。(体感0.1%以下)このご時世でも大半はオフラインで流通しており、人を経由して物件情報は飛び交います。
そうなるとその地に支店を構えるのは必然で、2022年2月の千葉支店を足掛かりにじわじわと支店を展開していく構想をしています。とはいえ支店を出せば良いというものではなく、しっかり本部を固めながらも最短距離をついていきたいです。当然ながら、各支店ではQ毎の目標を支店ごと、個人で固めてKPIを追いかけています。

マーケティング強化

続いてマーケティングの強化です。オンラインはオウンドメディアのSEO対策、広告周りのLPO、出稿面の調整など継続してやっていきますが、オフラインの地域マーケティングについても力を入れていきます。
具体的に何をやるかは伏せますが、支店展開することでそこに店舗があることが強みになる施策をガンガン試している最中です。

資金調達

支店展開やマーケの強化で案件数が増えてくれば必要になるのが資金です。買取したものを再度販売するというビジネスモデルになるので、買えば買うほど、大きな利益を出そうとすればするほど資金が必要になります。
もちろん、毎年出した利益を再投資するのが一番綺麗な形ではありますが、よっぽど異常値の利益を残さない限り(あるいは全部三為とか)成長率の限界は来てしまいます。実際にシミュレーションすると130%くらいの成長率を同じ資本で維持しようとすると3年くらいで破綻します。
なので、資金調達は必須。エクイティ、デット問わず調達に関しては日々アンテナを張ってやっています。

組織構築

続いて組織構築や人事制度の作成。30人の壁とはよく言ったもので、人数が増えれば増えるほど指示系統が増えて混乱が起きます。組織は原則構造型で固めていて、営業部、マーケ部、管理部とまだシンプルな形。変化が激しい中で決まりを作っていくのはなかなか難しいですが理想の形から逆算して方針や制度を作っているところです。
特に管理部、人事などの重要性は日に日に高くなっていて大企業って本当すごいなと毎日痛感しながらやってます、、、教育制度なんかも必要になるし、課題だらけ。

IPO準備

最後5つ目にIPO準備。2021年夏にショートレビューが入り監査契約。上場基準に即してもろもろの制度やルールを爆速で固めつつ予算策定し、それに沿って事業拡大できるようどうにか進めています。
不動産はPERもつきにくく、上がったタイミングでの資金的なメリットは大きくないことは理解してます。ただ長期的に見ればスピードをあげるために機能してくれる要素は大きいのと、株価を見ても業界内で異質の数字を出している企業は存在するのでそこを追いかけてやっていきます。

この先どうなっていくのか

ここまで会社の成り立ちと今取り組んでいることを書いてきました。ここからは「で、結局何を目指してんの?」という先の話しを書きます

  • 訳あり不動産というポジションで押しも押される位置を確立する

  • そのためのIPOであり支店展開

今目指している大枠のところで言うと、「訳あり不動産と言えばAlbalink」と自然と思い浮かぶような状態です。全国ところかまわず業者も個人も含めて、です。それを数字に落とし込んだ目標もある程度想定はしていますが、その状態を作るための手段として「IPO」「支店展開」を押し進めてます。

その先にどうするかというのも頭の中でぼんやり想定していることはありますが、まずはそのポジションを目指す。新規事業とかも一旦やらず、最短距離で目指す。時間軸で言うと5年~10年の長旅になると思いますが、全国的に支店を立ち上げてオンラインもオフラインも地に足をつけてやっていきます。

その状態で、「売主」「買主」「仲介」「関連する会社や士業」「株主」「一緒に働いているみんな」「会社」「社会」に対してプラスになっているのが理想。(ここら辺の考え方は価値観のところでも書けたら書きます)

まだまだ理想とのギャップが大きくやらないといけないことだらけですが、これから拡大していくその流れに乗りたい。むしろ流れを作りたいという方からのご連絡を是非お待ちしております。自分で言うの微妙すぎますが、会社は楽しいですし一緒に働いてるメンバーも楽しく切磋琢磨しながらやっていると思ってます。

最後に、ちょうど社員旅行から帰ってきて書いているので余韻に浸りつつ写真載せておきます(笑)

会社として大事にしていること」も併せてどうぞ

宮古島オーシャンリンクス

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