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#エッセイ
#アララ日誌 で再開します
こんばんは。
アララより、ちょっとしたお報せがございます。
普段であれば、帰りの電車やバスのなか、喫茶店や図書館、ライブハウスや酒場でアララの記事を読んでいるけれど、今日に限ってはなんとなく、家でこのページを開いた貴方へ。
我々アララは、「生活とポップカルチャー」について書こうと集まった団体です。日記でもないし批評でもない、面白いエンタメの話を友人と話すようなスタイルを目指して活動しています。
【#0】アララ、始めました
某W大学近くの某喫茶店で二人の男が話し込んでいた。
その様子を目撃した店員Tはまだその喫茶店でバイトを始めて二週間しか経っていなかったが、彼らのテーブルの灰皿を取り替えるという仕事をこなしているだけで、すでにその二人の顔と名前、友人付き合いから所属していたサークルの活動、さらには就職活動の細かい状況まで知っていた。そして何より、俯きながらタバコを永遠に吸い続ける二人が、目先の飲み会と目処のつかな