見出し画像

6月14日 都民の方は都知事選には投票を

6月14日ですね。


昨日、新宿に行ってきました。
商談の帰り、都庁の前を通りました。夕暮れに三日月が浮かびその横に都庁がそびえる光景はまさに東京のランドマークとしての姿でした。

今、都知事選の話題で東京都は持ちきりになっています。
7/7の投票日に向け、現小池都知事が再選されるのか。それとも他の候補が旋風を巻き起こすのか。


言うまでもなく、私は都民です。
山梨にもう一拠点を移す準備を進めているとは言え、私にとっても弊社にとっても都政がどうなるかは重要な問題です。


わが国の国土が均衡に発展すべきと言うのは常々思うところですし、特に多摩地区に住む私にとっては、都心と往復する際のラッシュの不合理さは絶対に肯定できません。

ですが、都知事候補として、都を押し下げることによって地方と均衡な発展を謳うのは、なかなか難しい主張でしょう。

既に今までの先人たちの努力の積み重ねで何とか昼間人口1700万人でも耐えられるインフラ設計が実現できています。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/03/27/32.html

そのインフラを捨て去って地方に人を戻す政策を掲げたところで、都民の理解を得るのは難しいと思います。

今回の候補者の中でも都知事に立候補するにもかかわらず、地方に人を戻す事を政策に謳っている方がいます。

私としては理念はわかりますが、正直難しいだろうなと言うところです。

少しずつソフトランディングさせるように一極集中の状況を改善していくしかないのでしょう。

特にこの後、東京には富士山噴火、首都圏直下型地震、東海地震のリスクが叫ばれています。今、一極集中の是正は急務でしょう。


ところが、それらを解消するには、都知事の権限や職掌では限界があります。
国が強力なリーダーシップを発揮しなければならないことは確かです。
地方と東京のバランスを是正するのは、都知事がやることではなく、国がやるべきでしょうね。


文化庁はようやく京都に移転しましたが、それ以外の官庁はまだ東京に居続ける今、都がすべきなのは、都民の生活を守り、保証することのはず。

となると、後の候補者の主張に目新しいところがあるかですね。

私としては、AIエンジニアの方の主張に、これからの自治体の可能性をかけてみたい気持ちがあります。
ですが、おそらく大多数の方の理解は得られないでしょうね。特に年配者からは。


私ももう少し候補者の主張を熟読し、吟味してみようと思います。

言うまでもなく投票の棄権はあり得ません。これを読んだ方もぜひ投票は積極的にお願いします。

たとえ都知事候補が乱立し、収拾がつかなくなりつつある今だとしても。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。