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灰汁詰めのナヴォー

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小説っぽいなにかがあります
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#ファンタジー

ようこそ、ユーシャルホテルへ!⑦

ようこそ、ユーシャルホテルへ!⑦

「イルジは背中がきれいだな。わっはすっべすべぇ」
「ありがとう。手入れはしているわ」
「とか言ってそばからニキビはっけん!潰しちゃっていい?」
「痛いからやめて!」
「冗談じゃよ!ほい、塗り終わりましたよ、と」

 ぺちっと、オーポーが私の肩甲骨のあたりを叩いた。流石に気さくすぎ何なんじゃないかと思ったが意外と嫌いな感じではなかった。浴塩のじりじりと背中の皮膚に刺激を与えている。

「今度は私が塗

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ようこそ、ユーシャルホテルへ!⑥

ようこそ、ユーシャルホテルへ!⑥

 ふと目の前が暗くなった、目の周りがとても冷たい物に覆われた。

「目ぇ閉じろ!クソガキ!」

 とても怖い声が耳のそばに響いた。嗄れて、とても低い声だった。もし岩が喋れたらこんな声だろうと思った。そんな声が出せる人、私は一人しか知らない。

「魔女のおばあさん……?」
「目ぇとじろッ!ぶっ殺すぞ!」

 脅されて、私に言う通りにして目を閉じた。燃え上がった家と両親が心配だが、魔女おばあさんが

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ようこそ、ユーシャルホテルへ⑤

ようこそ、ユーシャルホテルへ⑤

「はい!ご注文のパンと葡萄とクランベリージュースです!ごゆっくりどうぞォ!」

 パーン!クラーン!キッキャン!大きな声を立てて、女侍は皿とカップをテーブルに叩きつけ、さらに腰にベルトで締まっているナイフの鞘を手を添えた。凄みのある表情はこれ以上喧嘩すれば実力行使も厭わぬと語っている。ブロンプスと呼ばれたエルフは先に両手を挙げた。

「わかったわかった、”負け知らず”のザアイ嬢。ここは私が紳士らし

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ようこそ、ユーシャルホテルへ!④

ようこそ、ユーシャルホテルへ!④

前回

イルジ:邪眼持ちの魔女。平穏を求めてユーシャルホテルに訪れた。
オーポー:女ドワーフ。タフ。何の呪いかはまた不明。
ユーシャルホテル:宿泊施設。あらゆる魔的の力を無効化できる

「うーん……」

 一階の個室で、緑色がかかった金髪の男エルフが目を覚めた。日差しから察するにもう正午に近い。誰にも邪魔されず好きなだけ眠れる、これぞ真の休暇というものだ。

 サイドテーブルに手を伸ばし、スキット

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ようこそ、ユーシャルホテルへ!③

ようこそ、ユーシャルホテルへ!③

「おはようございます、イルジ様。杖はこちらにお預かりください」

 声が若い女給仕が出迎えてくれた。

「どうも」

 声がする方向に杖を差し出し、目を覆う布を取った。やはり距離感がおかしい。結局私は初心に戻り、鍛えた聴覚と嗅覚、そして杖を頼りに、食堂に辿り着けた。取り戻したばかりの視力は暴れ馬のようで、私の体力を奪て行く。私は心を強くし目眩に耐えた。これ以上に無様を晒すと、東部を轟かす恐るべき魔

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酒場「フライされたラクーン亭」にて

酒場「フライされたラクーン亭」にて

「あんた、ここはエルフ領と判っているか?」

 エルフが二人、テーブルに寄ってきた。フードの留め具に弓を提げる隼の紋章。弓王フィナッセの者か。

 他の客は見て見ぬふりすしている。まあそうなるわな。わしは内心嘆いて、酒に手を伸ばした。

「ワインだと?お前が飲みたいのはビールだろ?俺の体内で精製したのを飲ませてやるよ」

 エルフはジョッキを奪うと、そのままズボンを下ろし、粗末なモノを晒した。

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Hey kitty kitty(ウィッチャー二次創作小説)

Hey kitty kitty(ウィッチャー二次創作小説)

▲WARNING▲

この作品はアンドレイ・サブコフスキ氏の原作小説The Witcher、及びビデオゲームThe Witcherシリーズの二次創作です。時系列無視、キャラ崩壊、犯罪描写などが含まれています。「ゲラルトはそんなこと言わない」「世界観壊してんじゃねえ!」な方はブラウザバックすることをおすすめします。一応R-15にしときます。

▲WARNING▲


これまでのあらすじ:

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