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テレビ日記『100分deパンデミック論』&ドラマ日記『#居酒屋新幹線』

古今東西の「名著」の魅力を、25分番組×4回の1ヶ月100分で、楽しく深く解説するNHKの教養番組『100分de名著』。そのスペシャル版として、1月3日に放送された「100分deパンデミック論」が、現在「NHKプラス」で配信中です(2月12日まで)。

MCはレギュラー放送と同じく、伊集院光さんと安部みちこアナ。ゲストは、作家の高橋源一郎さん・経済思想家の斎藤幸平さん・政治学者の栗原康さん・英文学者の小川公代さん。斉藤さんは、昨年のレギュラー放送で、マルクス「資本論」の講師を務めていました。

今回のパンデミックが炙り出した現実と未来への展望を、4人のゲストが取り上げる名著を紹介しながら語り合うというもので、これがなかなか面白く。斎藤さんは、最近流行りの「SDGs」の欺瞞性に言及していて、さすがだなと。

それぞれの紹介本は以下の通り。ジジェグ「パンデミック」(斎藤さん)、
「大杉栄評論集」(栗原さん)、ウルフ「ダロウェイ夫人」(小川さん)
、サラマーゴ「白の闇」(高橋さん)。

続いては、ドラマ『#居酒屋新幹線』。最終回の舞台は青森県八戸で、ゲストは坂井真紀さん。主人公の進(眞島秀和さん)を連れまわし、ちょっと誘惑!?する女性役。東北弁の元気キャラで、最後は蕪島のウミネコ(カモメ)って、朝ドラ『おかえりモネ』を彷彿。

登場したお酒は、「陸奥男山」の超辛純米。ツマミ系は、イカの塩辛・たこの白子(刺身)・ホタテの串焼きに、虎鯖の棒すしでした。グルメ系ドラマとして中々楽しかったので、シーズン2が待たれます。



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