見出し画像

採用に関する疑問に答えます!vol.3 〜入社時のオンボーディングについて 後編〜

みなさんこんにちは!
アカツキ福岡の採用担当を務めている野田です。

今回はCXのオンボーディングCX Start Dash!!(以下、CSD)について、2023年4月に入社してCSDを受けたばかりの富田さんにお話をお聞きしました!

そもそもCSDとは...?については前編をご覧ください!


まず自己紹介をお願いします。

福岡生まれ、福岡育ちで最近までは太宰府市にいました。大学を卒業してから1年間は全くゲームとは関係ない接客のお仕事をしていて、社会人2年目になるタイミングでアカツキ福岡に入りました。

趣味は小説を読むのが好きで、最近は通勤時間を利用して読んでいます。つい最近知人から勧めてもらった本を読み終えたんですけど、すごく面白かったです。読後感が気持ちよくて、もっとこれから小説を読む時間を増やしたいなと思っています。

ありがとうございます。
なぜCXなのか?なぜアカツキ福岡なのか?入社のきっかけを教えてください。

転職活動ではクリエイター職を探していました。ただ未経験での転職は難しく、難航していました。そこで転職エージェントさんがアカツキ福岡のCXの求人を紹介してくださいました。面白そうだなと思ったのでとりあえず応募してみるかと応募したのがきっかけでした。

実際にアカツキ福岡に入社したいと思ったのは一次面接を終えた後でした。雰囲気や会社の考え方、1候補者への寄り添い方がすごく素敵だなと思ったんですよね。やっぱり働くなら自分が素敵だって思える人たちの中で働けた方が絶対にいい!と思ったのでアカツキ福岡に入りたいと思いました。

またなぜCXなのか?については、そもそもなんでクリエイティブの仕事に関わりたかったのかに立ち返ることになるのですが、人の心を動かす仕事がしたかったんですよね。でも人の心を動かすのって、クリエイターじゃなくてもできるし、CXは人の心を動かすことに近い立場にいるなという気づきがありました。クリエイティブという職業にこだわるのではなく、人の心を動かすことが、私にとって大事だと気づいたんですよね。自分の中でもそう納得できたので、CXとして頑張っていきたいと思うようになりました。

ありがとうございます。人の心を動かしていきたいって素敵ですね。
早速CSDのお話に入っていきたいのですが、入社して不安もあった中CSDを受ける前と受けた後の印象の変化ってあったりしましたか?

最初は「何やるんだろうな…?」と思っていました。CSD内で用意されているワークもこれをやったらどう実務に関わってくるんだろう?課題図書を読むっていうワークもあるのか…自分で本を読むという研修を想像したことがないから驚きだ!みたいな。設定されている意図も説明してもらったけれど、深くは理解できていない状態でした。

でも実際にCSDを受けてみての印象は「いや、CXとすごく関係しているわ!なるほどね!このワークには、こういう意図が設定されていたか!」って、自分で納得できるようになりました。やる前はCSDでどんな力がつくのかなと思っていたのですが、振り返ってみたら、私の力になることが沢山詰まっていました。

具体的にはどのように力になったと感じていますか?

土台ができたなって感じですね。研修って実務に直接通じるスキルを学ぶものだと思っていたんですけど、実用的なスキルをちゃんと使えるようになるための土台を作る研修だったんだなって思います。

ありがとうございます。
一番印象に残っているコンテンツを教えてもらっていいですか?

一番印象的だったのはCXに関する記事を一つ作成したことですね。

(富田さんが作成した実際の記事は以下をご覧ください)

説明を受けている段階で自分にできるという想像が全くつかなかったのがインタビュー記事の作成でした。私に記事なんて書けるのかな?!という感じでした。でも実際にやってみたら私は記事を編集したり、文言を磨いたりするのが好きなんだなというのを認識できたことと、楽しかったなっていうのとで、達成感がすごく強かったなというのがありますね。

記事作成で一番学んだことってなんですか?

文章作成をする時にWhyを考えることができるようになりました。インタビューから記事を完成させるまでの過程で、CSDのオーナーを受け持っている岡村さんと上嶋さんに何回も確認してもらいました。その中で意外だったのが、指摘をもらっている箇所の多くが、文章の流れとかではなく、一つひとつの単語だったりするんですよ。

この単語を入れると読者の印象が変わるとか、漢字よりもひらがな表記の方がこういう印象を届けられるとか、どんなに小さなことでも目的や理由があって、一つ一つ丁寧に教えてくださいました。

文章を考える時に「なぜ?」をこんなに考えたのは初めてでしたし、妥協せずに最後まで考え抜いて向き合う過程は正直大変でした。

でも、絶対力になると信じられたし、実際に乗り越えたからこそ力になったと感じています。CXには、お客さまからのお問合せに対する応対文やアプリ内のお知らせの文章を作成するという仕事があります。

その時に「この一言で、この一文で、相手はどんな風に感情が変わるのだろうか」を考えながら書けるようになるための練習になったと感じています。

ありがとうございます。CSDを受けて沢山のことを吸収されていますね。
富田さんがCSDを受けて成長しているなと感じたところがあれば教えてください。

内省力については、CSDを受ける中で「内省力の高さがえっちゃんの強みだね」とたくさん褒めていただけるんですが、自分では認識していなかったんです。

ですが、たくさん褒めていただけることで「ここは私の強みなんだな」と気づくことができ、「強みだから伸ばしていいんだ。伸ばしていきたいな」と思えるようになりました。

また、Whyを考える力については、元々意識して考える方ではあったのですが、CSDの研修を受けたことで、さらに意識的に考えるようになりましたし、力もグンッと上がったなと感じています。

内省力やWhyを考える力が成長したと感じるのは、どのコンテンツが影響していると思いますか?

特にこのコンテンツというよりも、CSDトレーナーの上嶋さんがしてくださる毎日の1on1が大きく影響したと思います。毎回「今日はどうだった?」という問いかけから始まるんですけど、ポロッと言った何気ない感想に対しても「えっちゃんがそう感じたのってなんでなんだろう?」と、事実だけでなく感じたことや背景など、内面の深掘りをすごく丁寧にしてくださるんです。

その度に「考えたことなかった!でも、あらためて考えてみるとたぶんこういうことだと思います」というやりとりをしていて、それが内省力を高めることやWhyを考える力を磨くことにつながっていったんだと思います。


富田さんが日々成長を感じられて私も嬉しいです。
前編のインタビューで、CSDのゴールは「CXを語れる」、「自分がCXとしてなりたい姿を描けている」とうかがったのですが、富田さんは今後目指していきたい方向をCSDを通して少しでも描けるようになりましたか?

CXは「好き」になる後押しができる存在だと思っていて、成し遂げたいことは「このIPを好きになってよかった」って思ってもらうのが一つ。

理由は「好き」の力はすごく大きく、あらゆるものの原動力になるので、それを自分が作っていけることが嬉しいからです。また「好きになってよかった」というのは好きを持続している状態を作り出せていると思っていて、それを実現することにも喜びを感じます。

どうなりたいですか?に対しては「エンタメの一部であるCXになる」というのを置きました。人の心が動くことってすごいことだと思います。漫画を読んでもドラマを見てもお腹はいっぱいにならないのにこんなに長くエンタメが人類の歴史の中で続いてきたのは心を動かすことができ、またそれを人々が欲しているからだと思っています。

CXは直接的にエンタメを提供するわけではないのですが、エンタメを摂取したときのようにお問い合わせからエンタメを提供できれば、心が豊かになる瞬間が増えると思っています。それが私はすごく好きなのでエンタメの一部になりたいなって思います。その気持ちが明確になったし、それがCXと繋がるんだなと気づけました。

ありがとうございます。そういったCXになっていく姿を私も一緒に走りながら応援したいと思います。ここまでお話聞かせてもらいましたが、最後に応募を迷っている人に一言いただいてもよろしいですか

興味があったら応募するだけ応募してみてほしいです!私自身、正直、応募した当初はCXへの解像度はそこまで高くありませんでした。

それでもゲーム業界やCXという職種が気になるという気持ち一心で応募のボタンを押したからこそ、今素敵な人たちに囲まれているし、色んな勉強をさせてもらえていると思っています。

面接も入社後も丁寧に不安を受けて止めてもらって実際に解消することができたので不安に怯えずに応募のボタンを押して欲しいなって思います。



▼ CXメンバーによるアドベントカレンダー公開中です!