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『カメラを止めるな』が話題になるわけ

今話題になっている、『カメラを止めるな』を観た。3日後まで満席、夕方に一上映だけでお昼に行ったら立ち見でした。スゴい人気っぷり。単館映画が、ココまで口コミやSNSで広まるのは、こういう時代ならではだなあと思う。

早速だが、たしかに既に色んな人が評価しているように、
・制作費が圧倒的に安過ぎる300万
(何ならテレビ番組より安い)
・無名のキャストを使っている
という点は良いと思うし、
・予告見ないで
っていう意見には納得。

でも、正直私はノーコメント。どう意味かっていうと、コメントできない!!
ストーリーがそもそもあまり無い映画だから、語りようが無い。映画ファン、特に映像関係者や映像ファンが騒ぐのはすっごく納得。共感の意味で。
作品に映画愛もスゴイ感じたし、とにかくチームの良さも感じた。でも、伝わることや詰め込んだものはそれくらいで、訴えるメッセージやそのコンテンツ量が圧倒的に少なくて、とにかく観てもコメントできなかった。
映画を見たのに語れないのはちょっと寂しい。

やっぱりB級映画だなあと思う。
飽きないし、笑えるし、ちょっぴり泣けて、とっても良い映画なんだけど、その辺の映画よりよっぽどスゴイんだけど、新海誠や細田守みたいに化けはしないかなあ。構成も有りがちだしなあ。
で、肝心な流行る理由だけど、これは何が当たるかわからない今の時代だからこそ!っていうのが全てだと思う。
ハッキリ言ってしまうと、
「この映画、単館でしか観れないし、王道じゃ無いのに良いって言ってる私良い」って言うミーハーと、映像が大好き!ラブ!共感!って人が声を上げたから、広まったと思う。
そんな感じかなあ。ちなみに私の今年一は、いや、ここ数年一は『万引き家族』。
もう2ヶ月前くらいに観て、万引き家族についても書きたいんだけど、それはまた今度。

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