小池輝 Akira Koike

アスリートからITエンジニアへ転身しました。アスリートのセカンドキャリアとしてのエンジ…

小池輝 Akira Koike

アスリートからITエンジニアへ転身しました。アスリートのセカンドキャリアとしてのエンジニアを中心に発信していきます。所属:A-cialDesign:AAT事業部

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自己紹介 -アスリートからITエンジニアに転身した理由-

こんにちは。 小池輝(こいけあきら)と申します。 この記事を読む9割くらいの人は「誰?」と思っていらっしゃると思うため、自己紹介をしていきます。 アスリートからITエンジニア…えっ?私は元走高跳選手で、現在はITエンジニアとしてシステム設計のフィールドに立って活動しています。 中学校から走高跳を始め、全日中・インターハイやU-18世界選手権など数々の大舞台で入賞してきました。大学生・社会人になっても競技を続け、日本選手権や国体・日本グランプリシリーズなど多くの全国大会に出場

    • 読書レポート #11 『生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害』

      この本を選んだ背景私はときに、何もせずのんびりしたいと思うことがある。 "何もせず"というのをもう少し具体的にいうと「誰からも何も強制されることなく、何もしないでボーっとすごしたい」ということである。 "何もしたくない"を深堀りすると「他人に悪く思われてないかを気にせずに済む生活がしたい」が出てきて、「他人と交流することなくひとりで生活が完結するようにしたい」となる。 巷ではFIRE(経済的独立)を希求する人々が出てきているようだが、FIREの先に対人関係を介することなく

      • 読書レポート #10 『サムスン式 仕事の流儀 5年で一流社員になる』

        この本を選んだ背景以前にボストンコンサルティンググループの本を読み、特定の企業のやり方が書かれた本を読んで感銘を受けた。 以前書いた記事はこちら そのため、"超大手企業のやり方"の本をまた読んでみたいと思うようになった。そんな中で本屋を巡ったところ、今回読むことになった「サムスン式 仕事の流儀」を発見した。 サムスンことサムスン電子は1969年に創業された総合電機メーカーで、現在は韓国で最も大きな企業である。韓国のGDPの2割を占めており、韓国にとって無くてはならない企業

        • 読書レポート #9 『幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』

          この本を選んだ背景この本を選んだ理由は、前作の「嫌われる勇気」の内容をより掘り下げて書かれた本であると聞いたからである。 前作でアドラー心理学のゴールとそこに至るまでの原理について解説されていたが、では具体的にどうしたら良いのかまでは詳しく言及されていなかった。説明によれば、原理のより詳しい説明と具体的な例が示されているとのことである。 説明を見て読みたい気持ちが高まったため、読んでいくことにした。 内容アドラー心理学は宗教なのか 登場人物の哲人は、アドラー心理学は

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        自己紹介 -アスリートからITエンジニアに転身した理由-

          読書レポート #8 『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』

          この本を選んだ背景この本を選んだ理由は、今後の人生の生き方を見直す指針として参考にしたかったからである。 人生を考察するツールとしていろいろな考え方を見つけた中で、アドラー心理学は特に面白そうだと思った。アドラー心理学は自己啓発の題材としていろいろな本でも取り上げられており、この本はその中でも中心的な本である。 この本を読んで学びを得ていきたいと思ったため、この本を読んでいくことにした。 内容すべての悩みは対人関係から アドラー心理学では、自分の性格は自分で変えるこ

          読書レポート #8 『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』

          読書レポート #7 『リーダブルコード より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』

          ----- この本を選んだ背景 -----エンジニアになって7年目となり、実務経験はある程度積んできたように思う。しかしながら、技術書の類をあまり読めていないのが現状であった。 エンジニアなりたてのときは研修や実務でわからないことがあったら都度Javaのテキストを開き、それでもわからないなら教育担当の上長をお呼びして教えていただいたことを覚えている。 そこで、今回は技術書の中でも汎用性が高く名著と名高い「リーダブルコード」を読み、実務に活きるコードの学びを得ようと思った。

          読書レポート #7 『リーダブルコード より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』

          読書レポート #6 『BCGの特訓 成長し続ける人材を生む徒弟制』

          本の選定理由読書レポートを過去5回にわたって書いてきたが、いわゆる"●●の会社のやり方"という本を読んでないことに気づいた。 このことから、"超大手企業のやり方"の本を読んでみたいと思うようになった。そんな中で本屋を巡ったところ、今回読むことになった「BCGの特訓 成長し続ける人材を生む徒弟制」を発見した。 BCGというのは「Boston Consulting Group」の略である。BCGは1963年にアメリカのボストンで創業された経営戦略コンサルティング会社である。現在

          読書レポート #6 『BCGの特訓 成長し続ける人材を生む徒弟制』

          読書レポート #5 『先延ばしは1冊のノートでなくなる』

          本の選定理由今年に入ってから理由がわからないが、いろいろなことを先延ばしにしがちになったことが理由である。 先延ばしにすることでタスクが詰まり、次なにをすべきかがわからなくなる状態が続いている。 これを解消すべく何か本を読みたいと考え、本屋でたまたま見つけたこの本を選定した。 この本の概要目標設定 -ぶっとんだ目標を立てる- これを解決するには、あなたの現状がどうなっているか簡単に説明する必要がある。あなたの現状をサッカーで例えるなら、ゴールを用意せずパス回しやドリブル

          読書レポート #5 『先延ばしは1冊のノートでなくなる』

          読書レポート #4 『シンプルで合理的な人生設計』

          本の選定理由端的にいうと、私が小池輝として生きれる一度きりの人生をこの後どう過ごすか考えるためのひとつの材料として活用したかったからである。 私は2023年7月時点で29歳であり、来年の1月末には30歳を迎える。 そして、一般的に大きなチャレンジをするのは30代がラストチャンスと言われている。30代で何か大きなことを成し遂げることで、今後の人生をより充実したものにできるように思う。 日本人男性の平均寿命はおよそ80歳とされているが、満足に身体を動かせて気持ちも充実させながら

          読書レポート #4 『シンプルで合理的な人生設計』

          読書レポート #3 『その後のとなりの億万長者』

          本の選定理由現代の資本主義社会に生きている限り、お金を意識しない日はないだろう。 自分が今行っている行動が自分の目標である「億万長者になる」に向けて正しい行動をしているか確かめたかったからである。 この本を読む前、億万長者に至る道は以下のように考えていた。 収入を増やし、支出を減らす。 投資はリスクが低いものを中心に行う。 このような考え方から、以下のような行動をしている。 NISAやiDeCoによる積立投資 ふるさと納税による節税 通信料や保険料などの固定費の

          読書レポート #3 『その後のとなりの億万長者』

          読書レポート #2 『稼ぐがすべて Bリーグこそ最強のビジネスモデルである』

          本の選定理由プロスポーツの今を知りたい 私はアスリートエンジニアとして、日々システム開発に携わっている。エンジニアとしての知見は業務の傍らアップデートしている一方、"アスリート"の部分について最近ほとんどアップデートできていないと思っていた。 競技者として一番を目指す方向性、すなわち選手としてスポーツと関わることは引退によって諦めたわけだが、ビジネス的観点でプロスポーツを捉えるという方向で今後も関わっていきたいと思っている。 その中で、現在のスポーツビジネスにおける工夫や

          読書レポート #2 『稼ぐがすべて Bリーグこそ最強のビジネスモデルである』

          読書レポート #1 『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』

          本の選定理由みずほ銀行システム統合における失敗(アンチパターン)とその防止策・みずほ銀行が持っていた特有の風習や制度などの背景を知ることで、今後システム統合案件に参画する際の意識を学びたいと思ったためである。 直近のシステム障害として影響・話題性が最も大きいものは、2021年2月から2022年2月の間に11回ものシステム障害を発生させたみずほ銀行の障害だと私は思う。 ITエンジニアとして、システム障害を引き起こすことは最も避けたい事態である。にもかかわらず、みずほ銀行は多

          読書レポート #1 『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』

          アスリートエンジニアになるためには?① -まずパソコンに慣れる-

          こんにちは、小池です。 今回は、アスリートエンジニアになるためにやることについて書いていきたいと思います。 パソコンに慣れると生きるのが楽しくなるスポーツを長くやってきている人に限らず、パソコンに慣れていないためにパソコンを使った仕事が苦手な人は多くいるように思います。 パソコンを用いて作業する場面は業界・業種問わず多くなってきており、どんな企業へ就職してもパソコンを用いて仕事を行うようになってきています。 「パソコンを使えるようになっている」というだけで就職活動に有利

          アスリートエンジニアになるためには?① -まずパソコンに慣れる-