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270の旅路 Day146

2017年10月27日
Masqoodの家→ATM→Masqoodの家


 今日でスリナガル滞在ラスト。太陽の光がまぶしく感じる。レーに向かうための準備をせっせと進める。ATMへ行ってお金をおろし、レーに行くタクシー代を確保。この区間はバスで行くのも考えたけれども、パキスタンとの境界線に近く、紛争地帯でもあるので、一日でさっさと行くことにした。次の国、UAEのドバイ、そしてイスラエル行きの飛行機も抑えた。やはり搭乗日付が近いチケットを買うと値段が張る。

 今日は家族の出入りが激しい。医者のお兄さんが来てくれて医療系のアプリを教えてくれたり、ハーシムが帰ってきたと思ったら、ハールーンと共に夜は友達の家に行くとかでいなくなってしまったり。テスト明けのお休みで色々と泊まりに行ってくるらしい。またも別れの時を逃してしまうような感じだ。でも、彼らにとってはそれがいいのかもしれない。

左がシャイーナ、右はそのお姉さん

 ネズミが出てくるハプニングが起きるなど、相変わらず一緒にいるとハプニングが起きるシャイーナは一番寂しく思っているようだ。「スマホ、小さいのでいいから買ってくれない?」と言ってきたのにはちょっとしつこかったけど笑

 夜、ガイドのBillが来た。9万5000ルピー(およそ20万円?)のレー圏内のガイドと交通費だそうだ。半分の4万ルピーは支払い済みだから5万5000ルピーを支払わないといけない。さすがに想定外すぎて「え、お金大丈夫か…?」と動揺してしまった。これをどうにかしようとするが心が騒いで大変だ。

「これはもしや最後の試験なのかもしれない」

 そう思って、僕はとにかく瞑想で心を落ち着かせて寝ることにした。

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